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文学部唯野教授



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【この小説が収録されている参考書籍】
文学部唯野教授
文学部唯野教授 (岩波現代文庫―文芸)

文学部唯野教授の評価: 4.35/5点 レビュー 60件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.35pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全60件 21~40 2/3ページ
No.40:
(5pt)

大学教授達の俗物性と文学批評理論の高尚さのギャップが凄まじく、絶賛するのみ

浅学非才な私如きのレビューだから、最低の印象批評にすらなっていないと思う。素人の読書感想文と思ってもらえば良い。カリカチュアされた大学教授達の俗物性と、至極分かり易く書かれているが文学批評理論の高尚さのギャップが凄まじく、20世紀に書かれたとは思えぬほど今読んでも破壊力がある。やはり筒井康隆は天才と言うよりないだろう。恐らく筒井康隆自身が受けた批評が如何に論理性の欠如したものであるか辛辣に批判しているものと思われ、ほとんど実名に近い形でやり込めている箇所も見られるが、当人が読んでもグウの音も出ないのではあるまいか。こんな狂人に近い天才作家はアンタッチャブルであり、実際筒井康隆はそういう扱いを受けて来ているように思う。
 いやホントに自分でこんな感想文を書いててレベルの低さが恥ずかしくなって来る。この本を書いた筒井康隆は凄い。ただただ絶賛しておこう。
文学部唯野教授Amazon書評・レビュー:文学部唯野教授より
4000020153
No.39:
(5pt)

27年も前に書かれた小説とは思えないほど生々しく、痛快な物語

早治大学文学部の唯野教授は今日も今日とて文学批評史の講義で忙しい。そんな教授は、朋友・牧口助教授が、フランスに公費留学しているはずなのに、いつのまにやら東京に舞い戻っていて自宅に隠れていることを知ってしまう。大学にばれたら大ごとだと唯野教授は必死にこの事実を隠そうとするのだが、唯野教授自身、実は小説を執筆していることを大学に内緒にしている。その小説が芥兀賞の候補になってしまったからさぁ大変。受賞などしようものなら、他教員たちのやっかみの対象になること必至だ…。

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 学内での危うい立場をなんとか取り繕うと東奔西走する唯野教授のドタバタ劇を一方の柱に、そして教授が講義する文学批評理論の変遷史(印象批評→新批評→ロシア・フォルマリズム→現象学→解釈学→受容理論→記号論→構造主義→ポスト構造主義)がもう一方の柱となった痛快無比、抱腹絶倒の小説です。

 学内に展開する笑劇は、教員間の妬み嫉み、足の引っ張り合い、現ナマの応酬など、生々しくもそら恐ろしい展開を見せます。執筆当時(1990年)はまだなかったインターネットのハイパーリンク風の脚注が付されていて、「雑務助手」だの「専任助手」だの「学部長選挙」だのといった学内用語が次々と解説されていきます。その内容たるや、大学教員のキャリアがその研究能力ではなく学内の政治力学によって大いに左右されるという赤裸々かつ身もふたもない事実の連続です。かなりの部分、現実に起きている学内ポリティクスの数々を下敷きにしているようで、それを思うと笑いも凍り付きます。
 唯野教授自身、清廉潔白な御仁ではありませんが、彼がキャンパス内の人づきあいに右往左往する姿は滑稽を通り越して哀れな感じがします。

 一方、唯野教授の講義内容は(おそらく)かなり本格的で、私はそのすべてを十分に咀嚼消化できたとは到底言えません。言語学の知識が多少はあるので、記号論から構造主義に至るあたりはかろうじて理解できたとは思うものの、フッサール現象学からハイデガー解釈学へ至る道のりは私には大変な急勾配で、読み進めるのは青息吐息。でも仮にこうした文学批評の手練手管を自家薬籠中の物にできたとして、そんな風に文学を読み進めて楽しいのかな、という疑問が渦巻くばかりです。
 こんなこと書くと、「自分が面白かった、面白くなかっただけの印象批評に執着している」(40頁)と揶揄されてしまうかもしれませんが。
 ただ少なくともこれだけは言えます。私は『文学部唯野教授』を大いに楽しんだ、と。
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◆廣野 由美子『』(中公新書)
:唯野教授が講義する文学批評理論を『』にあてはめて見ていく大変知的興奮に満ちた書です。ロシア・フォルマリズムの「異化」やポスト構造主義の「脱構築」、また「受容理論」はこの書では「読者反応批評」の名で紹介されています。
文学部唯野教授Amazon書評・レビュー:文学部唯野教授より
4000020153
No.38:
(5pt)

大学と文学、そして哲学をめぐる冒険

この本は主人公である唯野教授の日常と、唯野教授による批評理論入門講義で成り立っています。この本は大学教授の世界の驚くべき舞台裏を描く小説であると共に、批評理論のわかりやすい入門書でもあります。
この小説で描かれる大学の裏事情は、とにかく汚いものです。そして唯野教授の同僚や知人たちも、鼻持ちならない人物ばかりです。小説の展開を盛り上げるために誇張して描かれていると思われるところは多々ありますが、こうした出来事や人物は日本各地の大学に実在しているのだろうなと思いました。
唯野教授にとっては地獄のような日常とは対照的に、唯野教授が作中で行う文学講義はとてもわかりやすくて爽快です。唯野教授の講義内容は以下の通りです。

第一講…印象批評
第二講…新批評
第三講…ロシア・フォルマリズム
第四講…現象学
第五講…解釈学
第六講…受容理論
第七講…記号論
第八講…構造主義
第九講…ポスト構造主義

ご覧の通り、文学入門としてのみならず哲学入門としても参考になる内容でした。特に構造主義の説明がわかりやすかったです。
文学部唯野教授Amazon書評・レビュー:文学部唯野教授より
4000020153
No.37:
(5pt)

物語で現代文学を講義してくれるメタフィクション

小説としても、現代文学講義としても
とても面白かったです。

現代文学を俯瞰的に、コンパクトに講義してくれているので
記号論、構造主義、ポスト構造主義など
知りたいけど、とっつきにくかった文学論に興味が持てました。

もちろん、個々の解説は紙面の関係だったりで
十分な説明ではないですが、ノリが軽い主人公の大学教授が
本書で語ってくれるくらいの親しみやすさのほうが、
堅苦しくなくて、頭に入ってきます。

この手の手法でベストセラーになったメタ小説としては
哲学講義をしてくれる「ソフィーの世界」などがありました。

物語としての面白さと、分かりやすいコンパクトな講義という
2つを両立させる必要があるため、著者の力量が求められます。

若手だと、読者の信用を得にくいし
ベテランの作家だと、今度は評論家から反発されるし
どちらにせよ作家にとってはこの手の作品はリスク覚悟で
執筆されたのかと思われます。

物語部分と講義部分がちゃんと分かれているのも
良かったです。

文春文庫から「文学部唯野教授のサブ・テキスト」が出てるので
そちらも読んでみようと思います。
文学部唯野教授Amazon書評・レビュー:文学部唯野教授より
4000020153
No.36:
(5pt)

面白くかつ深い!筒井康隆作品の真骨頂

文芸批評、現代思想について印象批評からポスト構造主義、脱構築までコミカルかつパロディぽく、しかし実はかなりシビアに書かれている。その筆はかなり辛辣に批判的に、唯野教授の口を借りながら述べられていく。と同時に絶妙のタイミングで大学を舞台とするドタバタ劇が挿入されている。人間の集中力は概ね90分しか持続できないところを巧みに補い、読み手を飽きさせない。まさに筒井康隆の醍醐味がここに詰まっている。
文学部唯野教授Amazon書評・レビュー:文学部唯野教授より
4000020153
No.35:
(1pt)

低俗

難解で想像できない分野に対しては人は茶化したり、短絡的な解釈をしてしまうことは経験があると思いますが
この本はまさにそれで批評理論に興味があるなら読む価値はない。
エロ本だの処女とヤっただのそういうのを面白いと感じるならどうぞ。
文学部唯野教授Amazon書評・レビュー:文学部唯野教授より
4000020153
No.34:
(5pt)

小説は事実より奇なり

唯野教授のコミカルで少し下品なお話と“教授”らしい大学での真面目な講義の2つのストーリーが展開される作品。目次を見る限りは講義がメインのように思えるが、どちらかというと講義の間にドタバタ喜劇がある感じだ。あっ、逆かも。ドタバタ喜劇の合間に講義があるのかも。

私は理系なので文系の講義は体験したことがない。でも、こんな劇のように面白おかしく話をしてもらえるのなら受講していて飽きないだろうなと思う。本格的に文学や批評をしている人には物足りないのかもしれないが、素人の私にとっては何かを分かって気にさせてくれた講義だった。これからの読書をさらに良いものにできそうだ。

あっ、あくまでもこれは感想だからね。批評じゃないよ。そんな畏れ多いことできないし。
文学部唯野教授Amazon書評・レビュー:文学部唯野教授より
4000020153
No.33:
(5pt)

文学と大学という二重の権威をぶった斬る痛快小説

本書は、早治大学文学部教授唯野仁が、文芸批評理論の講義をする合間に、大学内政治に絡んでドタバタギャグを演ずるというものである。
文芸批評理論の講義だけで半分のページが使われていて、読者は文芸批評理論を学び、自分の読み方の再検討を迫られる。また、著者筒井康隆による文芸批評理理論への反論も読める。
大学内政治の部分においては、大学という権威を茶化し、読者は、大学教授の俗物性を知ることができる。
一つの小説において、読者は2つあるいは3つの要素を楽しめるのである。非常にお得である。
文芸批評理論は、サマリーくらいは知っておくと、小説を分析的かつ体系的に読み、より楽しむことができるだろう。なぜおもしろいのか、つまらないのかを、過去の思想家たちの成果を使って分析できるようになるからだ。
大学内政治については、息苦しい感じられた。大学教授は、各分野においてはちょっとしたものなのだが、ポストが極端に少ないので、「裸の王様」なのである。
文学部唯野教授Amazon書評・レビュー:文学部唯野教授より
4000020153
No.32:
(5pt)

今あらためて読んでみるといい作品じゃないでしょうか: 芥川賞騒動への考察

この作品は,大学という権威と文学者との間での葛藤が面白おかしく書かれています。 当時購入した際,その痛快さに心を打たれました。 そして自らへの戒めとしています。 今現在(2015年7月),芥川賞受賞者に対する様々なコメントがありますが「純文学」と「そうでない文学」との境目ってあるのかなぁと思っています。 改めてこの小説を手に取り,上記のことを考えさせられました。 大学でなくとも権威,―厳密には知ったかぶり権威&俺様権威―,って滑稽で,でも怖いですね。 只野氏ですら権威には勝てなかったのだから。
文学部唯野教授Amazon書評・レビュー:文学部唯野教授より
4000020153
No.31:
(3pt)

この次は工学部平野教授を読みました。

大学での講義の内容が浅学非才の私にはわかりませんでした。 そこが一寸ストレスになります。 全体にはコミカルなストーリーです。
文学部唯野教授Amazon書評・レビュー:文学部唯野教授より
4000020153
No.30:
(5pt)

教授って・・・

「大学の教授は気楽そうでいいな~」という僕の思いを粉砕した一冊。 いや教授は気楽だけどそこに至る過程は・・・いや教授になってもまだまだ・・・大学はある種の聖域だと思いきや・・・こう書くと、とんでもなく悲惨な話と思われるだろうが、そんなことは無い。 爆笑すること間違いなし!
文学部唯野教授Amazon書評・レビュー:文学部唯野教授より
4000020153
No.29:
(5pt)

小説でこんなに笑ったことは

電車の中で読んでいて何度恥ずかしい思いをしたことか。 テンポ良く進んでいくストーリーは飽きることが無く、一気に読み終えたくなる衝動を抑えるのが大変なほど。 筒井先生の傑作の1つだと思う。
文学部唯野教授Amazon書評・レビュー:文学部唯野教授より
4000020153
No.28:
(5pt)

愉快でお下劣、でも素晴らしい❗

本の状態は安い割には良かった。 内容はタイトルが硬いのに大変読みやすく、文学初心者必読書である。 ある意味お惚けだが、これがなかったら私のような学生には退屈な文学書で、とても読み通せなかっであろう。 こんな愉しくてお下劣な文学解説書は初めてで、作者の並々ならぬ力量が感じられる。
文学部唯野教授Amazon書評・レビュー:文学部唯野教授より
4000020153
No.27:
(4pt)

唯野教授の弁舌がたまらない

主人公の唯野教授が誰かと会話をする。 頭の中で思考する。 それらの表現が絶妙な語り口で描かれている。 筒井康隆さんの文章力には脱帽である。 ただ、講義内容がかなり難解で(語り口は相変わらずおもしろいが)そこがちょっと。 星が4つなのはそこの所。
文学部唯野教授Amazon書評・レビュー:文学部唯野教授より
4000020153
No.26:
(2pt)

どこがおもしろいのか,わからない

おしろかった 「工学部ヒラノ教授」 から参照されていたので読んでみたが,どこがおもしろいのやら,さっぱりわからない. ヘンなだけだ. だから,1/3 くらいでやめてしまった. 20 年前とはちがって,いまでは大学のヒミツが暴露されてしまっているからなのかもしれない. もしそうだとしたらもはや価値がなくなったということであり,「現代文庫」 なんかにいれるような本ではないだろう.
文学部唯野教授Amazon書評・レビュー:文学部唯野教授より
4000020153
No.25:
(5pt)

1980年代後半の時代

小説は時代を映す鏡のようなものかもしれませんが、再読して懐かしい時代の風俗が蘇ってきました。たしかに、架空の大学の出来事ですが、虚と実がないまぜになっているところが、この作品を魅力的にしている気がします。いまもって売れているのは、日本の大学のアカデミズムの内実が、変わっていないことの証左でしょうか。テリー・イーグルトンの『文学理論』と併読すると、文学理論の流れが一望で来て、批評の入門書として長く読み継がれてきたようです。しかし、私も英文科出身ですが、大学の英文科の教師からこれを読みなさいと推薦されたことは無く、意外と英文科の先生たちは、冷遇してきたのかもしれません。そこもまた興味がそそられるところです。
文学部唯野教授Amazon書評・レビュー:文学部唯野教授より
4000020153
No.24:
(5pt)

文学の中で展開される文学批評史

適当に読み始めましたが、とても面白かった本でした。
主人公の唯野教授(文学批評が専門)は研究の傍ら、
陰で小説も書いている。
そのことが他の大学教員(学内政治が好きで、マスコミを低俗だと語るくせに、
マスコミで取り上げられたいと願っている人びと)
にばれないようにしている中で起こる数々の事件。
このようなストーリーと並行して、唯野教授による文学批評史の講義
も披露されます。この記述に感嘆しました。

文学の研究者がどのようなことをやっているか殆ど知らない私には、
現象学、構造主義、ポスト構造主義、ロシア・フォルマリズムなどが、
文学の立場からはこのように見えるのかもしれない、と勉強に
なりました。

この本を読むと、哲学系の教養に耳慣れしておく
ことができると思います。
文学部唯野教授Amazon書評・レビュー:文学部唯野教授より
4000020153
No.23:
(5pt)

究極の不愉快人物退治法

日根野が出てくるたび恐ろしく不愉快な気持ちになります。「こんな男が誰からも殴られないですむところこそ大学なのであり、この男のこうした幼児性を肥大させ保護し続けてきたのもまた大学であったのだ。」というくだりなど、「まさにその通り」と首肯ころです。このような教授に卒業論文を提出しなくてはいけない学生が気の毒です。ディフォメされた数々の大学教授を見て、「まさかここまで酷くはないだろう」とも思うが著者に「全国どこの大学でも共通の・・・」と何度も言われては「そういえばうちの大学でも・・・」と思い当たることがあるような。ともかくくだらない「学内政治」ですがこのくだらないものを溜め込まずに作品に昇華してしまった著者の手腕には脱帽です。
文学部唯野教授Amazon書評・レビュー:文学部唯野教授より
4000020153
No.22:
(5pt)

まさに痛快!

これぞ筒井康隆! 大学の内部をここぞとばかりに暴き出し、最高のドタバタ劇を見せてくれるが、講義で描かれる唯野教授の文学批評論はしっかりとした土台があり、大学の講義のひとつとしても十分に読み応えがある。 筒井による「文学批評」「文壇」への、筒井流エンターテインメントを交えた批判であり、それがひとつの作品として面白く仕上がっているというのが、筒井康隆が筒井康隆であるゆえんである。 文学批評に詳しくない人でも十分楽しめる内容になっている点もよい。
文学部唯野教授Amazon書評・レビュー:文学部唯野教授より
4000020153
No.21:
(4pt)

「批評家って人たちは最初から作家に負けてる」

昔からの筒井フリーク以外の方に筒井の名を知らしめたと聞く作品。一読すると文学批評論が載っていて、堅い文学作品に見えたのであろうか。内容は、大学の内情及び文学批評論をカリチャライズして描いたいつもの筒井らしい作品である。

一応、唯野と言う文学部の教授を主人公にした大学教職員間の醜悪な縦関係・昇進争いの暴露や唯野の口を通して語られる文学批評論がメインなのだが、これは筒井の普段の立場からの逆襲と言える。実名がすぐに分かる匿名とは思えない匿名を交えて、印象批評からポスト構造主義までの文学批評論がワザと饒舌かつ格調高く語られるが、筒井がそれらの批評論を全く信じていない事が良く分かる仕組みになっている。私の目には「虚構」と言う文字がヤケに大きく映った。実際、唯野の口を通して、こう語っているのである。

   「批評家って人たちは最初から作家に負けてる」

作中の文壇ジャーナリズム批判も同工異曲である。権威に対する筒井の反発心が良く出ている。そして、これを唯野の周囲の大学の人間に関する哄笑談として描いている所に筒井の本領がある。「文学的日常精神」を基本としているとの設定が可笑しい。また、大学内部の組織や昇進機構や批評論に対する詳しい注釈が付いているが、これは目新しい試みである(特に前者)。日本の小説では、大企業や大学病院の内幕を暴いたものは幾つかあるが、大学機構そのものを描いたものは殆ど無いのではないか。私が思い付つく限りでは、趣きは異なるが、漱石「三四郎」が当時の帝国大学の雰囲気を漂わせている位である。

大学文学部や文学批評論や文壇ジャーナリズムをカリチャライズし、大学機構の紹介小説と言う新しい分野を開拓し、作家としての自負を誇示した筒井らしい作品。
文学部唯野教授Amazon書評・レビュー:文学部唯野教授より
4000020153

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