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文学部唯野教授
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文学部唯野教授の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.35pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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本書に描かれているような教員は現実にはもう存在せず、過去の遺物と言えます。 そればかりか、大学教員に対する差別を助長する、ハラスメントそのものになってしまっており、残念です。 現在の文学部の教員は、学生との対話を重視していますし、研究と教育の双方に対してもっと誠実です。 文学理論に関しても、本書のもとになったイーグルトンの『文学とは何か』はコンパクトな岩波文庫で読めます。 おかしな偏見をなくすためにも、本書の処置を考える時期にあると思います。 | ||||
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内容は2つです。 一つは、大学教授たちのパロディで、大学教授たちの俗物ぶり、愚劣さ、強欲ぶり、セコさ、猟官活動のいやらしさ、地位をめぐっての権力争いを茶化しています。 2つ目は、唯野供養樹の講義「文芸比評論」講義に名を借りた近代から現代までの思想・哲学と文学に与えた影響について駆け足でポイントを解説しています。 全部で八講義あり、現象学・解釈学・受容理論・記号論・構造主義・ポスト構造主義・印象批評・ニュークリティシズム・ロシアフォルマリズムです。 帯に短し、タスキに長しです。 小説としても、思想哲学ガイドとしても、中途半端でツマラナイ内容でした。 | ||||
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難解で想像できない分野に対しては人は茶化したり、短絡的な解釈をしてしまうことは経験があると思いますが この本はまさにそれで批評理論に興味があるなら読む価値はない。 エロ本だの処女とヤっただのそういうのを面白いと感じるならどうぞ。 | ||||
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おしろかった 「工学部ヒラノ教授」 から参照されていたので読んでみたが,どこがおもしろいのやら,さっぱりわからない. ヘンなだけだ. だから,1/3 くらいでやめてしまった. 20 年前とはちがって,いまでは大学のヒミツが暴露されてしまっているからなのかもしれない. もしそうだとしたらもはや価値がなくなったということであり,「現代文庫」 なんかにいれるような本ではないだろう. | ||||
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文学理論を教授である主人公の大学講義という形で挿入しただけの本。 メタ小説、前衛的手法だとの評判があるらしいが、実際のところはパロディにも達しない、ストーリーに文学理論はめ込みの単純な構成で、両者の間のつながりは特に見出せない。 筋自体は単なるドタバタもの。 なんと言っても主人公のみならず登場人物全ての語り口が歯切れ悪く、気持ち悪いのだけが後味悪くも印象に残った。 | ||||
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