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ソープ・ヘイズルの事件簿



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【この小説が収録されている参考書籍】
ソープ・ヘイズルの事件簿 (論創海外ミステリ)

ソープ・ヘイズルの事件簿の評価: 4.50/5点 レビュー 2件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.50pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(4pt)

鉄道をテーマにバラエティーに富んだ作品集

1912年の作品で、15編を収録。
ソープ・ヘイズル物が9編で、ノン・シリーズ物が6編だが、それらすべてが鉄道をテーマにしている。

内容も、不可能犯罪・誘拐・強盗・スパイ・労働組合のストなどバラエティーに富んでいる。

古き良き時代のイギリスのミステリーが好みの方におススメです。
ソープ・ヘイズルの事件簿 (論創海外ミステリ)Amazon書評・レビュー:ソープ・ヘイズルの事件簿 (論創海外ミステリ)より
4846012360
No.1:
(5pt)

鉄道ミステリの歴史的傑作

収録作品
ピーター・クレーンの葉巻
ロンドン・アンド・ミッドノーザン鉄道の惨劇
側廊列車の事件
サー・ギルバート・マレルの絵
いかにして銀行は救われたか
ドイツ公文書箱事件
主教の約束
先行機関車の危機
盗まれたネックレース
臨港列車の謎
急行列車を救え
鉄道員の恋人
時間との戦い
ストの顛末
策略の成功

エラリー・クイーンにより『クイーンの定員』に最初の重要な鉄道ミステリとして選出された傑作短編集(1912年刊行 原題Thrilling Stories of the Railway)。
菜食主義と食後の奇妙な体操を健康のモットーとする愛書家にして鉄道マニア、ソープ・ヘイズルを主人公とした短編9編とノンシリーズの短編6編を収める。
エレガントとさえ言える英国的稚気とエスプリに満ち、20世紀初頭の英国鉄道事情(ドイルやクロフツの諸作からも読み取れるように,この頃が英国における鉄道の最盛期であったようだ)が鮮やかに描写されている。
素晴らしい消失トリックを用いた「サー・ギルバート・マレルの絵」は不可能犯罪物の古典的名作として重要。
ソープ・ヘイズルの事件簿 (論創海外ミステリ)Amazon書評・レビュー:ソープ・ヘイズルの事件簿 (論創海外ミステリ)より
4846012360

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