怪人フー・マンチュー
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中国人のフーマンチューはこれ以上ないくらいにミステリアスに描いて、そのくせ、彼の「奴隷」にされていたカラマニはアラブ系の設定にして最高級の美少女。このコントラストが安っぽいステレオタイプ。フーマンチューの手下が、なんと「インド強盗団」(原書を確認していないが、たぶん、英語ではThugと表現される長年にわたって実在した旅行者を強殺する盗賊)。フーマンチューの特異技は、生物の毒を使ったり、いろいろな菌を培養したりと、まさに生粋のバイオテロリスト。シヴァ神の神命も登場。 悪の大天才フーマンチューの最終目的は、白人帝国への報復と打倒。これは100年も前の小説だけど、当時イギリスなどで大ヒットしたのもうなずけます。決して正面から大砲をぶちかまして戦わない、いつの間にか敵の中心地に浸透して、隠密の暗殺をくりひろげる。これ、21世紀のいま読んでも面白い。フーマンチューは想像の産物だけども、現実の中にも永遠に生きながらえている。 | ||||
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人種差別的な視点が満載で、フー・マンチューが悪なのは白人に敵対するから、悪人であることを示す容姿上の特徴は黄色い肌、フー・マンチューの部下でワトソン役とのロマンスがあるヒロインは白い肌、と肌の色で差別する描写が繰り返し出てきます。 ストーリーも早いといえば早い、見せ場が多いと思えば多いかもしれませんが、雑で行き当たりばったりに思えます。 興味本位で読むなら構いませんが、たまに読むなら面白い本を。。。と思って探している人にはお勧めしません。 | ||||
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20世紀のはじめでは、まだまだ中国人はミステリアスだったのか、超能力こそ使わないが代わりに化学で人を操る。 | ||||
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サックス・ローマー作の本作。 意外なほどの知名度にも関わらず、原作本の正式翻訳は今回が初めて。今まで短編集に所収されたり、大学のサークルが発行した同人誌でのみ日本語版が存在したが翻訳権を取得した団体からの出版社から発行されるのは本邦初。数々の映画・漫画・小説に「それらしき人物」が登場しているため日本国内でも知名度は非常に高い。ジャイアントロボのBF団の原案も実は…ただ、惜しむらくは「ハヤカワ」から、ということか?いい本はいいんだけど、悪い本は悪いから。出しただけ良し。 作者以外が作品に手を入れることはいかなる理由でも「在らざるべき」ことでしょ? | ||||
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