■スポンサードリンク
鷲は飛び立った
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
鷲は飛び立ったの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.43pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「鷲は舞い降りた」で死んだはずのシュタイナが実は生きていて、シュタイナを救出のため奮闘するデブリン達の活躍を描いた作品。 「鷲は舞い降りた」で一度は決着の付いたストーリーを再びほじくりかえすという点は賛否両論あって当然だろう。 その点を受け入れられるのなら十分に楽しめる作品といえる。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「名作『鷲は舞い降りた』待望の続篇」と既に書かれているが、正しくそうであり、『鷲は舞い降りた』を読まずして読むべきではない作品である。 『脱出航路』には既に言及したことがあるが、ヒギンズには『狐たちの夜』という名作がある。彼の作品を大きく分けるならば、「第二次世界大戦もの」と「主としてIRAが登場する孤独なテロリストもの」がある。どちらも彼ならでの持ちが味があるのだが、特に前者は傑作が多い。 さて『鷲は飛び立った』に関して述べれば、『鷲は舞い降りた』が超一流の冒険小説であるのに対して、いわばファン(シュタイナー中佐、デブリンの)向けのサービスの様な作品である。前作の小説世界が琴線に触れた者にとっては、十分に楽しめる作品であり、いくつかあるクライマックスシーンなどは、たまらない魅力を感じられるはずである。しかし、前作に比べるとプロットの構成が単純であり、大味である観は否めないのが残念である。私個人としては、有名な作品の続編に関しては基本的に否定的なのであるが、本作の場合、「苦笑いしながら許してしまいたくなる」とでもいうような出来であろうか。 尚、『鷲は舞い降りた』において映画のことを書いたが、DVD化されていることを最近知った。『鷲は舞いおりた』というタイトルであり、なぜこういう紛らわしいことをメーカーがするのか疑問に思うが、この映画版は必見の名作であることを付け加えておく。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!