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鷲は飛び立った
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鷲は飛び立ったの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.43pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全14件 1~14 1/1ページ
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30年前の初見時は、かの名作「鷲は舞い降りた」の続編と期待して何だこりゃ??って印象でしたが、今読むと普通にヒギンズ作品として楽しめますね。続編というよりは後日談的作品です。 「舞い降りた」の魅力は、メインプロットのみならず味のある脇役の描写にボリュームを割いていたところにあったのですが、今回はいつものヒギンズサイズの作品なので、その辺は期待してはいけない。 ヒギンズの他作品の登場人物がたくさん出てくるのも嬉しいところです。他歴史上の大物含めて登場人物が多すぎるので、最後の方がごちゃごちゃした感じになっているのはご愛敬ですが。 全体として、単品としてもいつものヒギンズ節で面白いし、ファンなら十分楽しめるかと思います。 | ||||
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「鷲は舞い降りた」が好きな人は必見! | ||||
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傑作「鷲は舞い降りた」の著者が、これほどひどい続編を書くのか、と衝撃を受ける代物。理由が極めて薄弱かつ不可能な奪還計画と、終盤に明らかになるあり得ない暗殺計画。デブリンの現地調達に今回も全く同様の悪党兄弟が絡み、また若い娘と良い感じになり、またまた隔絶した技量のパイロットがいて・・・前作をそのままなぞる手抜きが随所に見られる。前作で輝いていた柏葉付き騎士十字章受賞者シュタイナが、無能な脇役に回るのもひどい。創作は年齢による旬があると言うが、ヒギンズの劣化が進んだ頃に稼ぐために書かれたものか。傑作の続編が売れるの間違いないし。 | ||||
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アマゾンからオススメに含まれてました。さすがAI、客の好みを良く分かっている。この本も含めジャック・ヒギンズの作品はほぼ読んだと思いますが、やはり最高傑作は”舞い降りた"の方でしょう。"飛び立った"の主人公は中佐ではないし。まだお読みではない方は"舞い降りた"を先に読むことをオススメします! | ||||
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かの名作「鷲は舞い降りた」の続編。前作のあの魅力的な登場人物で、もう一度小説を書きたい、という作者の気持ちはわからないでもない。 いささか掟やぶりで前作の設定を反故にしての続編は、賛否両論あって当然かも。 読み終わった後の感想・・・うん、これ正統派の続編、というより作者自身による二次創作。そういうものだと思って読めば、楽しく読める。 冒険小説と言うよりはキャラクター小説かなあ?デヴリンが「ヒギンズ」に語った、最後のさりげない一言には、戦後の彼らについていろいろ想像たくましくできますね。 | ||||
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でも、おれは楽しく読ませてもらったよ。実在の人物を基軸に新たに後日談の物語を綴るのは、前作のファンに対する思いやりと受け取りたい。 前作の土俵で本作を語るなかれ。 | ||||
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私は満足した。。。。前作が素晴らしかったので購入、読まずにはおられなかった、最高にヒットした作品には必ず、続編がある、そういうものです | ||||
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過去にヒギンズが上梓した「ルチアノの幸運」の基本骨格を用いて、登場人物だけを入れ替えたような作品。 他にもハリー・パタースン名義でハヤカワ文庫から出ている「ウィンザー公略奪」あたりに通じる要素もちらほら。 どうしちゃったんでしょう、ヒギンズさん。 | ||||
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「鷲は舞い降りた」で死んだはずのシュタイナが実は生きていて、シュタイナを救出のため奮闘するデブリン達の活躍を描いた作品。 「鷲は舞い降りた」で一度は決着の付いたストーリーを再びほじくりかえすという点は賛否両論あって当然だろう。 その点を受け入れられるのなら十分に楽しめる作品といえる。 | ||||
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できることならば星などつけたくもない。 「お気に入りの登場人物が死んでしまうのが我慢できなかった」と言うだけの動機で書いたとしか思えない大愚作。 この三流以下のファン・フィクションまがいと辻褄を合わせるために、かの大傑作「鷲は舞い降りた」に改変を加えるなど、ヒギンズの老醜はここに極まったと言わざるを得ない。 長編の構成は手馴れたものなので、本作単独で読むならば特に破綻はない。別名義も含めた過去のヒギンズ作品と酷似したプロットや仕掛けを多用している部分が非常に鼻につくが。 それでも構わない、ヒギンズが書いた小説ならばどんな内容でも読んでおきたい、と言う悪食のファン以外にはお勧めしたくない。 | ||||
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前作のサスペンスがそのまま継続すると期待してこの作品は読まないでください。私自身も、出版直後には、期待が大きく、逆にかなり失望する結果に陥った経験があります。このたびもう一度、ページをめくってみたところ、それなりにうまくできているなという感想を持ちました。むしろ、”鷲は舞い降りた”番外編として、このヒギンズの世界のclicheを楽しんでいただきたいと思います。そういう意味では、物語の発端から、devlinの冒頭と最後での登場、そして新たな中心人物としての、ドイツのSDのシェーレンベルク将軍、そしていつもながらのイギリス社会のmisfitとしての一連の対独協力者たち。ただこの作品のエピローグにも示唆されている、この続編の作品はまだかかれていませんね。 | ||||
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導入部分から無理がある、100年間閲覧禁止の機密書類が偶然持ち出されるくだりから「そりゃあないだろ」と思ってしまい作者の筆力の衰えは隠せない。 続編は書くべきではなかった。 | ||||
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名作「鷹は舞い降りた」のその後の物語であり、続編としては、一定の水準を維持していると思います。 ストーリーは複雑でなく、前作にはもちろん及びませんが、前作が面白かったと思った人なら、読んで損はないと思います。 | ||||
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「名作『鷲は舞い降りた』待望の続篇」と既に書かれているが、正しくそうであり、『鷲は舞い降りた』を読まずして読むべきではない作品である。 『脱出航路』には既に言及したことがあるが、ヒギンズには『狐たちの夜』という名作がある。彼の作品を大きく分けるならば、「第二次世界大戦もの」と「主としてIRAが登場する孤独なテロリストもの」がある。どちらも彼ならでの持ちが味があるのだが、特に前者は傑作が多い。 さて『鷲は飛び立った』に関して述べれば、『鷲は舞い降りた』が超一流の冒険小説であるのに対して、いわばファン(シュタイナー中佐、デブリンの)向けのサービスの様な作品である。前作の小説世界が琴線に触れた者にとっては、十分に楽しめる作品であり、いくつかあるクライマックスシーンなどは、たまらない魅力を感じられるはずである。しかし、前作に比べるとプロットの構成が単純であり、大味である観は否めないのが残念である。私個人としては、有名な作品の続編に関しては基本的に否定的なのであるが、本作の場合、「苦笑いしながら許してしまいたくなる」とでもいうような出来であろうか。 尚、『鷲は舞い降りた』において映画のことを書いたが、DVD化されていることを最近知った。『鷲は舞いおりた』というタイトルであり、なぜこういう紛らわしいことをメーカーがするのか疑問に思うが、この映画版は必見の名作であることを付け加えておく。 | ||||
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