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造物主の掟



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【この小説が収録されている参考書籍】
造物主の掟 (1985年) (創元推理文庫)

造物主の掟の評価: 4.13/5点 レビュー 16件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.12pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(2pt)

集中力が途切れそうな、やたら歩の鈍い進展にイライラ

●あの有名なJ・P・ホーガンの小説である。期待して購読。小説としての物語性の前に、文章全体に
ついて一言。まず文字密度の高いページが続く。しかもアマゾンのジャングルか砂漠を歩いているか
の様。枝葉一枚一枚、砂の一粒ずつの描写でなかなか前に進まない。センテンスもやたら長くて、日
本人には諄(くど)く感じる。いい加減集中力が切れそう。欧米人や偏差値の高い読者には、この様
な緻密な描写が好まれるのだろう・・・と推察。
 その他、登場人物が多すぎる。何度も読み返したりメモを取ったりで時間ばかり過行く始末。それ
から創元SF文庫の文字は小さくて読みにくく、フォントも綺麗じゃない。

 そういう訳でギブアップする前に、取りあえず途中までの内容でレビューします。登場人物に軍人
や科学者が殆ど顔を見せない。おまけに主人公は往年の超能力者ユリ・ゲラー氏を彷彿とさせる心霊
術師である。ハードSFどころかオカルト風ファンタジー小説。
 100ページあたりからSFっぽくなる。科学の最先端の産物である進化・増殖する機械生命体であっ
ても、信仰に縛られた価値体系・思考体系が中世ヨーロッパ風でアナクロニズムな読後感を覚えます。
突っ込みどころは沢山あるが、面白い雰囲気はあります。最後まで読了したらまたレビューします。
(ここまでは取り合えず★2です)
ー2021年8月24日 追記ー
 とうとう途中でギブアップだった。終盤は唯々グズグズ続く国同士の勢力争いや権謀術数、腹の探
り合い。わざわざ土星の衛星まで来て読者に読ませるような内容ではない。欠伸をかみ殺すのに一苦
労。残すところ80ページあたりで投了する。
 帯の惹句に「星を継ぐもの」を超える・・・云々とあったが、一体どこが?まるで月とスッポンで
はないか。広大な宇宙空間のイメージもダイナミックなセンスオブワンダーも壮大なロマンもなかっ
た。著作の中で最も面白くない一冊でした。(★1つ)
造物主の掟 (1985年) (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:造物主の掟 (1985年) (創元推理文庫)より
B000J6SBQA
No.1:
(2pt)

ホーガンは種が無いかな

跡継ぎ、以外はっとさせられる作品に出会えない。
アシモフなどとは、やはり核が違うね。
造物主の掟 (1985年) (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:造物主の掟 (1985年) (創元推理文庫)より
B000J6SBQA

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