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天才画の女
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天才画の女の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.72pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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清張先生ファン以外にはおすすめできない作品です。 きっと先生,大人気で忙しかったのです。 …… アタシは清張先生の大ファンですから楽しめましたが…。 | ||||
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清張さんらしく、確かに読ませることは読ませるのです。ただ、不思議なのは中心となる画家の女性とそれを発見した実業家、そしてそれにからんだ画商の側から書かれていた物語の展開が、途中からその画商とは商売敵の別の画商の眼を通して描かれるようになるのです。何故なのでしょう? 結果としてかなりその画商の推測から来る調査と基に物語が進んでいきますので、その女性画家の存在が消えてしまい、代わりに様々な人物が登場しますが、いずれも少々強引な話の展開とならざるを得なくなっているようです。すなわち、展開が「描写」ではなく「説明」になってしまっているのです。実際の人物が眼の前で動くのではなく、捜索者となる画商の頭の中での推測による説明となってしまっています。あげくの果てには自分が務める画廊の社長と疑い、殺害されそうになるという結末はどうにも無理があります。前半に較べ後半はどうにもあっけない展開であわててつじつまを合わせたような印象を持つのは自分だけでしょうか? | ||||
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途中まではハラハラドキドキ。 が、最後がいまいち。 もう少しドロドロした結末の方がよかったのに。 でも面白かったです。 | ||||
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「人はパンのみにて生くるにあらず」とは聖書の言葉だが、ではなんで生きるのだろうか? それは好奇心に違いない。 光彩堂のオーナー中久保は、上顧客の寺村が気に入った無名画家を全面的にバックアップして売り出そうとする。 中久保がその無名画家降田良子にあった印象は、「無愛想」だった。 一流の画廊の主人が訪ねてきたのに、絵をほしいといっているのに、その無名画家はさほど喜ぶことはないのだった。 ということで、ぼくはこの無名画家の謎を中久保が明らかにしていくのかと思っていたら、新たな展開を見せ、その競合店である叢芸洞の支配人小池がその無名作家の謎を解いていくのだ。 動機は好奇心だ。 競合店が力を入れている無名作家だからといって、ここまで探ることもないだろうと思うのだが、それがちっと不自然でない。 松本清張の文章力なのかも知れないが、読んでいくウチに、「人間で好奇心が生命力の源なんだ」と思いつつ、最後まで読んでしまった。 結末は、新たなおもしろみ?(展開??)がある。 最近は松本清張と三島由紀夫を読もうと思っていたのだが、当分は松本清張ばかり読んでいくような気持ちにさせる本だ。 | ||||
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「人はパンのみにて生くるにあらず」とは聖書の言葉だが、ではなんで生きるのだろうか? それは好奇心に違いない。 光彩堂のオーナー中久保は、上顧客の寺村が気に入った無名画家を全面的にバックアップして売り出そうとする。 中久保がその無名画家降田良子にあった印象は、「無愛想」だった。 一流の画廊の主人が訪ねてきたのに、絵をほしいといっているのに、その無名画家はさほど喜ぶことはないのだった。 ということで、ぼくはこの無名画家の謎を中久保が明らかにしていくのかと思っていたら、新たな展開を見せ、その競合店である叢芸洞の支配人小池がその無名作家の謎を解いていくのだ。 動機は好奇心だ。 競合店が力を入れている無名作家だからといって、ここまで探ることもないだろうと思うのだが、それがちっと不自然でない。 松本清張の文章力なのかも知れないが、読んでいくウチに、「人間で好奇心が生命力の源なんだ」と思いつつ、最後まで読んでしまった。 結末は、新たなおもしろみ?(展開??)がある。 最近は松本清張と三島由紀夫を読もうと思っていたのだが、当分は松本清張ばかり読んでいくような気持ちにさせる本だ。 | ||||
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