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水の肌
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水の肌の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.68pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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書籍表題の作品、ならびに「府中(三億円)事件」の“真相”を保険会社の調査員が追ったという体の著作「小説 三億円事件」を含め、5 つの短編が収載されています。 題名に「小説 ~」のつく清張作品といえば、てっきり「真相に肉薄したと自身は考えるが、諸事情によりどうしてもノンフィクションとして世に出せない」というものだと思っていたのですが、少なくともこれは違うようです。 事件数日後に謎の服毒死を遂げた、当時現役白バイ隊員の息子である少年 S を明らかにモデルとした人物を犯人 G の一人としながらも、少年 S とは年齢帯も家族構成もまるで変更しています。「所詮、創作モノ=小説ダカラー」といえばエクスキューズとして成り立つというものではありません。人物以外の固有名詞に変更はないのに、実在の人物をモデルとしながら、そのへんをまるで変更する意図がさっぱりわかりません。 物語の最後も著者「(あー、嫌になってきたから終わろかな……)」みたいな感じでいきなり収束させています。 少年 S が環境もまるで違う青年に変更された時点で真実に近いもク○もありませんが、よそのレビューに書いた通り、私は S は犯人 G の一人では*ない*と考えています。理由はそこに記しています。ちなみに、実際の TF の刑事の多くは、公訴時効まで S が犯人 G の一人(実行犯)だと考えていました。事実、声のデカい平塚八兵衛が定年で警察を去ったあと、S とその周辺の洗い直しが最も徹底的におこなわれています(八兵衛は単独犯説に異様にこだわったため、八兵衛の存在下では、S は容疑者から自動的にはずれています)。 | ||||
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短・中編が5編。 いずれも松本清張らしい作品だが、彼にはもっと読み応えのある短編もある。それに比べるとどうもキレの悪い作品と言わざるを得ない。 それでも『小説 3億円事件』は興味深く楽しめた。 | ||||
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清張先生の作品は素晴らしいものが多いが、すべてが素晴らしいということでもない。これは凡作のほうかなと思います。 | ||||
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全体的に大変面白く、それぞれの短編を一気に読みました。ただ残念なのは最後の短編。「ここで終わる?」と思いました。ちょっと無理があるかなと個人的には思います。 | ||||
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