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屈折回路
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【この小説が収録されている参考書籍】
屈折回路の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.43pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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昭和30年代に日本で実際に起きたポリオを題材にした作品で、 このご時世なので、参考にしようと選び、 ポイントにアンダーラインを引きながら読もうと、文庫本を購入しました。 同じ見開きの、第四章の最後が右ページ、第五章の冒頭が左ページで、 この二つは同時に目に入らない方がいいので、 ページをめくって初めて第五章が目に入るレイアウトもいいのかな、と感じました。 | ||||
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この御時世なので、「屈折回路」を読みたいと思い、 また「象の白い脚」と「砂の審廷」も同冊になっていて一緒に読めるので この本を購入しました。 日本で昭和35年、1960年に実際に大流行したポリオを題材にしたもので、 「私」が抱いた疑問を調査して歩くのですが、 北海道から始まった点も実際をモデルにしており、リアリティがあります。 登場するサブキャラが、実は後半のキーパーソンだったりして、 展開に意外性がありました。 最後の「第五章」は、驚くべき急展開でした。 | ||||
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思っていたよりとてもきれいでした。本は書き込みとかなければ読めればいいと私はおもってます。一冊でいくつかの作品を読めました。 | ||||
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大変面白かった。個人読書履歴。 一般文学通算39作品目の読書完。1973/10/15 | ||||
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小さな街で発生したポリオ流行と、その原因を探っていた主人公のいとこである香取の自殺の謎を追っていくという話なのだが、単純そうに思えるこの書き出しからは想像もできないような謎が次々に広がっていき、どんどん話の引き込まれてしまう。 松本清張の作品を数多く読んでいるが、小さな出来事をきっかけに、そこから広がる大きな謎を解き明かしていくという、まさに清張らしい作品のひとつがこの「屈折回廊」だと思う。 小さな街の単なる伝染病の流行か?と思わせながら、その裏には第二次大戦中の細菌部隊の存在も感じさせながら、九州と北海道を結ぶ線をたどりながら展開していく謎解きストーリー。そしてそれだけではなく、主人公と香取の妻、そして香取の妻を見つめる第三の男の行動もまた、単なる謎解きに終わらない松本清張らしい展開で、最後まで一気に読み進んでしまった。 | ||||
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小さな街で発生したポリオ流行と、その原因を探っていた主人公のいとこである香取の自殺の謎を追っていくという話なのだが、単純そうに思えるこの書き出しからは想像もできないような謎が次々に広がっていき、どんどん話の引き込まれてしまう。 松本清張の作品を数多く読んでいるが、小さな出来事をきっかけに、そこから広がる大きな謎を解き明かしていくという、まさに清張らしい作品のひとつがこの「屈折回廊」だと思う。 小さな街の単なる伝染病の流行か?と思わせながら、その裏には第二次大戦中の細菌部隊の存在も感じさせながら、九州と北海道を結ぶ線をたどりながら展開していく謎解きストーリー。そしてそれだけではなく、主人公と香取の妻、そして香取の妻を見つめる第三の男の行動もまた、単なる謎解きに終わらない松本清張らしい展開で、最後まで一気に読み進んでしまった。 | ||||
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