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アンドロイドは電気羊の夢を見るか?
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【この小説が収録されている参考書籍】
アンドロイドは電気羊の夢を見るか?の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.19pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全254件 141~160 8/13ページ
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| 核戦争後、死の灰の降るサンフランシスコが主な舞台。マーサー教なる共感宗教を糧に弱々しく生きる、地球に残った人々。火星から脱走してきたアンドロイドは、人間と殆ど見分けが付きません。「魔笛」パパゲーナ役もこなすアンドロイドも。残った動物を異常なまでに愛玩する人間に対し、クモの足を一本ずつ切っていくアンドロイド。製造元の目論見にも拘らず、共感に差が出ます。 高価な動物ペットの替わりに、簡単には区別がつかない電気動物を飼う人々も。自分の気分を操作できる装置、エンターテイメントを流し続けるTV/ラジオ。生気の無い、行き詰った社会の中で、脱走アンドロイドを始末する警察官。"意識"を持ちながらも約4年しか"生きられない"アンドロイド。灰色の近未来の中で、主人公と共に、何やっているんだろう?と考えさせられます。一気に読ませる名作です。 | ||||
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| SNS。 ツイッター。 防犯カメラ。 GPS。 監視社会日本。 クレーム。 言論統制。 きな臭い現代。 なんか、この本、今の日本を描いているみたいです。 | ||||
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| 面白かった!映画ブレードランナーもすばらしい映画なので、期待値が高く心配でしたが、原作もすばらしい。 私にとって残念だったのは、映画をすでに観ていたこと。 やっぱり、映画(映像)に引っ張られた部分は大きい。 原作を最初に読んでいたら、映画のような創造をイメージできただろうか?映画と大きく違う点は、原作では、主人公(デッカード)は既婚者ですが、映画では妻はでてこず、独身っぽい。 あと、結末が映画とは違います。 その点は是非、原作を読んでみてください。 また、原作をコンパクトに、アクションもあり、独自の解釈で映像化したリドリースコット監督に賛辞を贈りたい。 | ||||
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| SF・純文・エンタメの三分野にまたがる古典と言っていいでしょう。読み終えた人にだけタイトルの意味が分かるというのがまた粋ですね。翻訳もまた素晴らしい、ヘタな日本人作家よりも読みやすい。作者の意見をざっくばらんに言ってしまうと、「人間とロボの境界は他者に対する感情移入があるか否か」です。つまり鉄の塊でも他者のために涙が流せればそれは人間で、人から生まれても平気で他者を傷つけるような奴はロボットだ、と。他者と言ってもそれは人間・生物に限らず、ロボットや無生物も含みます。その証拠に、長年使った鞄や靴に愛着もわけば、小説のキャラクターのために涙を流すことだってあります。「ロボットや電脳PCを愛するな」と言うのは「小説を読んで感動するな」と言うぐらい理不尽なことではないでしょうか。「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」僕がタイトルを付けるなら「鬼畜野郎は小説で涙を流すのか?」かな。もちろん反語です。 | ||||
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| フィリップ・K・ディックのSF小説はそのほとんどがSFのふりをした純文学に他ならない。 人間と人間でないものの違いを疑う。現実世界と現実ではない世界の違いを疑う。 本作の主人公はさえない中年男で生きている動物を買うためにしかたなくアンドロイドを倒す仕事にとりかかるがその仕事すら疑う。 これは良いことなのか悪いことなのか。人間のエゴによって作り出されたアンドロイドを脱走したからといって殺すことが正しいのか。 デッカードはひたすら悩み苦しむ。機械のような人間がいて、人間のようなアンドロイドがいる。本当に人間らしいのはどちらか。 自分自身、本当はアンドロイドなのではないかと検査する。人間らしさ、というアイデンティティはかくも脆い。 後半、マーサ教のインチキは暴かれ、人々が心のよりどころにしてきたものが次々破壊されていく。 苦悩の果てにデッカードがたどり着いた結論は、人間でも人間でないものでも、人間らしさを保つことこそなにより大切、ということ。 発行から40年ほど経っても色あせることのない普遍的なテーマだ。ハヤカワSF売り上げランキングにおいてはディック作品がたくさん並んでいる。 どこか日本の人情話に通じるストーリー性があるから日本人にも人気があって読み継がれているのだ。 ディックの根底に流れるものは、人間への愛と、理不尽な災いへの怒りだ。 SFを読まない人、読書習慣すらない人にも薦めたい。読み終えたあとの心の清涼感は酒やドラッグよりもずっと心地よい。 | ||||
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| 「ブレードランナー メモリアルエディション」発売を機に再読しました。 本当に昔に読んだきりだったので、記憶も曖昧でしたが、 ブレードランナーを初めて観た時に、 「ずいぶん原作とちがうなぁ」という印象だったことを覚えています。 それを確認すべく再読したのですが、 今度は「以外と忠実だったんだなぁ」という印象でした。 ディックのキャラと同じくらい自分の記憶に自信が持てません(笑)。 アンドロイドとバウンティハンターの闘いという大筋はもちろん、 世界観やデッカードのハードボイルド的人物造形、アンドロイドのペルソナなど、 おおむねそのまま映画化されていたんですね。 イジドアやレイチェルのような重要人物も設定を変えて生かされてますし。 違うのはレプリカントというバロウズの造語や日本趣味が加えられ、 マーサ教や偽警察官やムードオルガンのエピソードなどが省略されたこと。 またタイトルにもなっている動物ロボットが出てこないことなどでしょうか。 そして、なににもまして、ルトガー・ハウアーのアドリブだという、 レプリカントが死ぬ時の美しい独白。 このあたりの印象が強すぎて「ちがう」という気がしたんですかね。 いずれにせよ60年代末、フラワーチルドレンの全盛期に、 こんなぶっ飛んだ小説を書いていたディックは化け物です。 やっぱり「高い城の男」も再読しよう。 | ||||
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| 2015年10月21日、映画「バックトゥザフューチャー2」で描かれた「30年後の日」がやってきたと話題になりました。 1980年代に想像していた近未来が、どれだけ実現され、何が実現しなかったのか? これらを検証する番組が組まれるなど、ちょっといつもと違う10月21日を楽しんだ2015年の秋でした。 そういえば「鉄腕アトム」の誕生日(2003年4月7日)も話題を集めていた記憶がありますので、どうやら私たちは、SFに描かれた「近未来」を検証することが好きなのだろうと思います。 本書はSFの古典的名作として有名ですが、私は、そこはかとない違和感を感じながら読みました。 それは、もしかすると1968年に想像していた「未来」の時代に生きる私たちから見て、どれも実現していないことばかりなのが違和感として残ったのかもしれません。 今、映画「2001年宇宙の旅」を観ても、同じような違和感を覚えます。 21世紀に入って約20年が過ぎたというのに、人類は火星どころか月にさえ移住できていなかったり、人間と見分けがつかないアンドロイドを「感情移入度テスト」で識別することもありません。 とはいえ、アンドロイドたちと主人公との交流や葛藤を通して「人間とは何か?」「他者との共感」「『生きる』ことの意味」など、人間としての生き方や価値観を描いた小説として読むと、たいへん魅力のある名著に見えてきます。 「感情移入度テスト」で判別する以外に、人間とアンドロイドを区別することができないというのも不気味な話ですが、 「生贄」「弱き者」の象徴として聖書などに登場する羊を、ある意味主人公の心の拠り所として登場させるなど、本書にはそこかしこに「隠喩」や「暗示」が仕込まれているように思います。 物語の結末は、ちょっと希望を持たせてくれる終わり方でよかったと思います。 映画「ブレードランナー」で描かれた物語にくらべると、複雑でドロドロした取っつきにくい小説のようにも感じますが、地球とは別のパラレルワールドの世界のお話として楽しむのも、ひとつの読み方なのではないかと感じました。 | ||||
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| タイトルが非常に有名な本ですね。「アルジャーノンに花束を」と同様、邦題翻訳のセンスを感じます。 本編、最初はチンプンカンプンでしたが、次第に引き込まれていきました。一読したところでわかりやすい感動は得られないですが、何度も読み返すことでわかってくることが多いと感じました。一回読んで内容にガッカリしてしまった人は数年後再読すると全然違うかもしれません。 個人的には蜘蛛のシーン、4本でも歩けるはずという言葉はとても印象深かったです。アンドロイドが不要だと切り落とした4本、非効率的で非合理的な4本が、きっと人を人たらしめているんですね。この本を象徴するシーンだと思いました。他の箇所も読み込んでいきたいです。 | ||||
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| 今世界で最高のsfアニメ、sf漫画、sf映画、と言われいる作品はハイラインやアシモフ等の影響下にいる。 その中でもディックの影響力は強烈なものだ高い城の男で彼のイマジネーションやアイデアの独創性にsf界は騒然としただろう、アンドロイドは電気羊の夢を見るか?はディックの真骨頂とも捉えられる作品 | ||||
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| いまさらネタバレが無駄になる小説でありますが、いやーいいもんですな。 | ||||
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| 昔は良く文庫でよみましが、やはりディックはデジタルでもいいです! | ||||
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| この本に出てくるアンドロイドのような人もいるのでは? と思いました。 | ||||
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| 私は翻訳ものが嫌いです。なぜなら、あまり上手な日本語と呼べるものが少ないからです。しかしこの作品の朝倉氏の文章は、ほんとうにとても美しい。とても読みやすかったです。 ここのレビューを拝読した限り、私はほかの方々ほど読み込めていないなと感じています。『ブレードランナー』も観ていません。 しかし、リックとジョンという2人の主人公の視点によって描かれる、それぞれがアンドロイドとの接触し、2人それぞれがアンドロイドから受ける心理的変化は、とても興味深く読み応えがありました。 読後感が良くないというレビューがいくつかありましたが、私にはそれがわかりません。喪失感もありません。レビューを読んで驚きました。 逆に、このものがたりが終わったあと、この先リックはそれまでと違った形でアンドロイドと接して生きていくんだろうなと思いました。転職するかもしれません。ジョンについては確かに一度得たものを失ったという点で喪失感があるかもしれませんが、元に戻るだけのことです。「特別者(スペシャル)」の知性がどの程度なのかは予測できませんが、忘れるのも早いのではないでしょうか。 ともかく、リックに関しては、このものがたりを通して新しい光、自分を見出した、希望の持てるエンディングだと解釈しています。 何年かあとにまた読み返したい作品です。 | ||||
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| PSYCHO-PASSというアニメで紹介されていたので、手に取りました。 PSYCHO-PASSの世界で、生身の動物が希少になっているところなどは、この小説の影響かもしれません。 「アンドロイドは電気羊の夢を見るか」は、核兵器で地球は衰退の一途をたどり、多くの人がアンドロイドを従えて地球を去っていった、そんな未来が舞台です。 主人公のリックは、逃亡して地球にやってきたアンドロイドを処理するハンターをしています。 アンドロイドたちとの関わりを通して、リックは彼らをモノとみなして処理することに疑問を持ちます。 彼はさんざん苦悩して、人間には間違ったことでもやりつづけなければいけないことがある、と悟りました。 ……というお話です。 このお話を読んで、主人公のリックは憎めないダメ男だと思いました。 既婚者でありながら、他の女に恋をして、失恋し、やけっぱちになってさらに別の女に手を出す男です。妻のことは愛してはいるようですが、リックの彼女にたいしての愛情は、息子が母親にたいして向けるそれに近い感じがしました。 実にダメな男です。 ですが、自分のありように悩んで、最終的には少しだけ成長する、彼の優しさや純粋さが愛らしいと思いました。 | ||||
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| 名前だけは超超有名な小説。 映画「ブレードランナー」の原作らしいが、映画そのものは忘れてしまったがこれは面白い。ぐいぐい読めてしまった。核戦争後に地球に残された人々の退廃的な雰囲気がよい。 自分は人間だと思い込んでいるアンドロイド。その苦悩を見て、ひょっとして自分もそうなのではないか、とさえも疑ってしまうアンドロイドハンターの主人公。客観的に見分けをつけるには「壊す」か「性格テストを実施する」しかない。アンドロイドと人間(含む生物)の境界線がだんだん曖昧になっている近未来が舞台である。1960年代で、そんな「ありそう」な未来を暗示する作品。一読の価値はある。 | ||||
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| 主人公は、火星に移住した人間を殺して地球に逃げてきたアンドロイドを処分することを仕事にしている警官ないしは賞金稼ぎで、6人ものアンドロイドを相手にした大変難儀な1日が物語になっています。 久しぶりのSFということもあったのか、物語に入り込むのに少し手間取りましたが、中盤以降は快調に読み進めました。 人間と最新のアンドロイド(その名もネクサス6!!)を外見で区別するのは不可能で、生き物に対する感情の大きさと抱く早さの微妙な差を、専用の計器を使って計測する以外に無いとあり、これが小説の主題の一つになっています。人間は、他の生命体を見たりそれに関する話を聞くと、例えば”かわいい”とか”かわいそう”という感情がまず立ち上がりますが、それをアンドロイドが完璧に真似できるプログラムは少なくともまだ無いということなのですね。その感情こそが人間を人間たらしめているのだと著者は言いたいのでしょう。確かに、人間がそれなしでは生きられない社会を永く維持し続けるには、他人や生命体に対する”思いやり”が必須だろうと思いました。 | ||||
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| 面白い!そこらのラノベより読み易い気がしました。文字で描く世界に無限の可能性を感じる作品でした。昔読んだ時よりも印象が違っていて楽しく読ませてもらいました。 | ||||
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| SFの古典であり名著です。SFに興味がある人なら避けて通ってはいけないと思う。映画「ブレードランナー」の原作となっているが、映画とは別の作品だと思った方がいいです。本書と映画の世界観は似て非なるものだと私は感じました。 日本語訳はこなれていて読みやすかったです。今となっては、「電気羊」とか「映話」といった単語が古臭く感じるかもしれません。まあ、そこは古典なので、むしろ、そのような単語を使う時代に執筆された未来のお話を楽しむということで、別の驚きを楽しむきっかけになるかもしれません。 | ||||
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| タイトルにある哲学的な問いかけですが、明確な解答はありません。 答えはありませんが味わいがあります。 世界観や雰囲気を存分に味わって下さい。 | ||||
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| 若い時に読むチャンスはあった筈だが、読まなかったのはつくづく残念 | ||||
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