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老人と海
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老人と海の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.13pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全187件 141~160 8/10ページ
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初のヘミングウェイ。 たったひとり、名も知らない貧しい漁師の生き様を描いた作品でした。 家族、恋愛、友情などをテーマとした多くの本と比べれば、この本は「きれい」なものがなく、全体的に血なまぐさい印象です。それでも、一人の人間として己を信じて闘う老人の姿は「きれい」と同等の価値があるものだと感じました。 コンピュータのない時代、頼るものは、空と風と自分の経験。はたして、今このような生き方をする漁師や職業人がいるのかと思ってしましました。 | ||||
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夏休みに読みたかった1冊、アメリカの「戦後派」文豪ヘミングウェイ晩年の名作。 ストーリーは、ただ小舟に浮かぶ孤独な老人がカジキや青鮫とストイックに戦う姿をひたすら描写しているというだけなのに、短編小説として絶妙なボリュームで、飽きることなく読める。 むしろ、それだけに余計なものがない、男性的なタッチで生きること、戦うことに対してまっすぐに訴えかけてくる爽快感や大胆さが人を動かすのでしょう。そして、そんな中にも、老人の少年への優しさが描かれている繊細さがなおさらこの小説の力強さを引き立てている。 ベルナール・ファイの表現を借りると、「ヨーロッパは時間の原理のうえに成り立っているのに対し、アメリカは空間の原理のうえに成り立っている」という。 この小説は、このハードボイルドさとストレートな表現力から、アメリカ流でもヨーロッパ流でもない、そんな歴史的背景から想像されるイメージとはまた少し違った独特の印象を与えらた。 | ||||
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あらすじを読んで「獲物は釣れて、しかもサメに食われて無くなる」ことまで書くのか、と思いました。 けれど、この小説では「オチが読めていること」は大した問題ではありませんでした。 食物を愛し、憎み、尊敬するサンチャゴの姿勢、決して諦めずに大魚へ戦いを挑む生き様そのものが筋だからです。 サンチャゴが、老いてなお自分の誇りのために(なのかも、あやふやになるほどに) 愛する海を食べて生きながらえる姿は、どこかカニバリズムのようにも感じられました。 釣り上げたカジキを船横にくくって、陸へ戻る際 「俺がカジキを運んでいるのか?カジキが俺を運んでいるのか?」と 疲れ果てた頭で考えるサンチャゴ、このシーンがとても好きです。 獲物を捉える瞬間、人生の全てがそこに集約される。 最後、獲物をサメに食べられてしまうのは、サンチャゴの何かが損なわれた暗喩なんだろうか? だとしたら、失われたものとは何なのか、と思う。 サンチャゴは誇りも希望も捨てずに果敢に戦ったけれど、 ずっと、マノーリン(サンチャゴの弟子)が居てくれれば、と思っていた。 その、ちらっとした弱さなんだろうか。それが命取りになった?このへんの解釈はまだ考え中です。 人によって色んな解釈、色んな視点で読める作品だと思います。 アレクサンドル・ペトルフのアニメーション「老人と海」を先に見たのですが 海の照り返しや透明感、サンチャゴ(漁師である老人)の年老いた節々の動き、 全ての奥行きがその場にあるようで(でも、夢の国のように美しい) 作品のなかで人物や風景が生きている、と感じました。 そんな、印象的な映像が先入観であるなか読んだ「老人と海」でしたが、 小説で繰り広げられた死闘もそのままに、情景が忠実で感動します。 小説を読んだことのある方は、是非このアニメーションも見て欲しいです。 | ||||
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勝利は儚い。一瞬で手をすり抜ける。しかし最善を尽くしたという誇りは、永遠に人間を支える。 未来は儚い。一瞬で過去になる。それでも人間は、未来に希望を抱き続ける。 なるほど生きることは罪深いことかも知れない。勝利は誰かの敗北なのだ。誇りは誰かの屈辱なのだ。 お互いに決して共有できない痛みがあるのだ。だが寄り添うことはできる。 老人が魚に、海に、少年に寄り添ったように。少年が老人に寄り添ったように。 ヘミングウェイの死に、軽々しく言葉は吐けない。その痛みに寄り添えるほど、私は長く、深く生きていない。 ただ、文中の老人の言葉に、ヘミングウェイの本質を、理想を見る。 「けれど、人間は負けるように造られてはいないんだ」 「そりゃ、人間は殺されるかもしれない、けれど負けはしないんだぞ」 苦境にある時にこそ、受け止めたい言葉だ。 | ||||
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名著は名著ですが、内容はいまひとつ薄い感じがします。 それがなぜなのかを補うように解きほぐしてくれるのが、巻末の福田先生の解説です。日本人の読者にとっては、この解説をまず読むために本書はあるだろうと僕は思っています。 ライオンの夢で幕を閉じる本編のストーリーは僕も好きです。けれど屈折や沈殿が足りないですよね。 と、感じてしまうのはなぜなのだろうか、という、我ながらいまひとつ腑に落ちない、食い足りない気持ちを満たしてくれたのが福田先生の解説です。ここだけでも繰り返し読んでいます。 | ||||
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ヘミングウェイの作品では、「誰が為に鐘が鳴る」を読んでから、老人と海を読みました。 題材が異なる性か、かなり違う傾向だと思いました。 海と老人の格闘という視点で、深みのある作品だと思いました。 最初と最後に老人と少年の交流があります。 間は、老人と海との戦いがあります。 特に、海と鮫との戦いがすざまじい。 最後に、老人と少年の交流で終わります。 原書も一度は読んでみたいと思いました。 | ||||
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この作品の筋は実に単純だ。老漁師が一人でカジキを釣り上げるが 帰港の間に魚をサメに食べられてしまう。それだけだ。 「単純」な話と「簡単」な話は似ていて非なるものだ。この作品が その良い例だと思う。 この話は漁師の「敗北」を描いているのか、「勝利」を描いているのか。それすらはっきりと断言できない。それほど 難しい話なのである。 カジキを持って帰れなかったという筋だけを見ると「敗北」の話だ。但し 老人はカジキを釣り上げた点を見ると これは紛れも無く「勝利」と言える。特に 老人は 既に漁師としての盛りを過ぎたと言われていた環境を考えると「大勝利」であると言ってよいと思う。 但し、と思う。 但し この話は やはり「敗北」の話なのではないか。そう読む方が 味わいにぐっとコクが出てくるような気がしてならない。 「敗北」には ある種の甘美さがつきまとう。負けっぷりの良さ という言葉もあるが 僕らは どこか敗北の中に美を見る部分があると思う。「老人と海」という シンプルな話が美しく煌くとしたら その漁師の敗北の美学ではないだろうか。 繰り返すが この話は単純で 難しい話なのだ。色々な読み方が出来る。そんな本は余り多くない。 | ||||
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ヘミングウェイの作品を読むのは、若き日に書かれた短編集以来二作目だが、本作は幾分ハリウッド的な、大衆受けを打算しての作品ではないかと思いました。 プロットが解り易く、枚数も短いので、いささかアメリカ人受けしそうな作品です。 とはいいつつ、≪氷山の理論≫を用いたヘミングウェイらしさも、もちろん失われてはいません。 「しかし、おれは考えずに入れない。だっておれに残されたことといえば、それだけだからな。それと野球だ。」 「おれにはよくわからない、罪を信じているかどうかもはっきりしないんだ。たぶん罪なんだろう、魚を殺すってことは。たとえ自分が食うためであり、多くの人に食わせるためにやったとしても、罪は罪なんだろうな。 でも、そうなれば、なんだって罪だ。罪なんてこと、考えちゃいけない。」 と、船に乗りながら自問自答を繰り返す繊細な老人サンチャゴは、まさにヘミングウェイの投影であるに違いありません。 巨大なカジキマグロを仕留めながらも、サメに肉をついばまれて、持ち帰った時には骨になってしまうという結末も、いわれもない虚無感を表現していて、逆説的に人間存在の罪に対するアイロニーを残していると思いました。 ただ、若き日のヘミングウェイの作品よりも、エネルギーが衰えているように感じてしまったことも事実です。 | ||||
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特に好きな作品で、日本語翻訳版(本書)と英語版原書とを何度も読み比べてみた。 結果として、日本語翻訳版の方が、心の中に、その神髄を真摯に訴えてくる様にも感じる。 英語版原書の英語は、表現にかなり口語的な部分があるが、翻訳はその部分も含めて、巧みになされている。 老人とかじきまぐろとの死闘が繰り広げられるが、その臨場感に汗まで噴き出す思いだ。 そして、意外かつ哀愁に満ちてはいるものの、こんな結末であっても、爽やかだ。 私はこの作品を、中学生の時に一度読んだ。 しかしその時は、老人をこの死闘に駆り立てるものが何か?という事を読み取れなかった。 その後、色々な事に挑戦してきた今になって、じっくりと読んでみると、無性にこの作品が愛おしい。 執念とは、こういうものなのだ。 重要なのは、結果ではなく課程と強い想いだ。 老人の闘志は、次第に友情に変化したのではなく、当初から友情だったのかも知れない。 そうでなければ、老人は、この様な強い執念を維持出来ただろうか? 執念を「情念」と言い換える事も出来る。 人生の節目節目で読み返したい作品だ。 | ||||
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あまりにも有名な作家だが、手に取ったのはこれが初めてだった。 薄手の文庫本だが、内容は非常に濃密である。 と言ってもストーリーはすべて裏表紙に示してある。 年老いた漁師が巨大なカジキマグロを釣り上げた後にサメに襲われる、というものだ。 しかし、その描写がすさまじい。これぞサバイバルだ。 年老いてはいても、老人は最後まで漁師であり男だった。 肉体と精神を極限まで酷使してなお、その尊厳を守りぬいた男の姿には後光すら感じられる。 ストーリー展開を楽しんだり人間の内面を掘り下げるタイプの小説ではないのだろうが、 肉体を使い込み、反復することによって生まれているスペクタクルを味わえることうけ合いだ。 | ||||
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ヘミングウェイの作品はいわゆるハードボイルドスタイルで書かれたものなので女性的な文学を主流とする日本には受け入れにくいものかもしれませんがやはり読むべき一冊だと思います。 老人と少年の強いつながり、老人の自意識が本当に客観的かつ簡潔に描写されているのですがよく伝わってきます。老人の内面を行動で表していて本当に淡白です。まさにヘミングウェイといった感じがします。 結末の皮肉も彼の厭世的な晩年の心境を反映しているようで良かったです。 訳者の福田氏が書かれた『老人と海の背景』にはアメリカの小説がなぜ通俗的であるかなど興味深いことがたくさん書いてあって勉強になりました。 | ||||
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よくも悪くも、非常に男くさい本。 翻訳家の柴田元幸氏は、ヘミングウェイを「思考がマッチョ」と述べたが、私も思わずうなずいた。 老人は海に一人漕ぎ出して、自己と海、魚に語り続ける。 そこに人の自然の関係、孤高の美を見出すというのも確かにあるだろう。 男のロマンと言えば聞こえはいいが、エゴイズム的なダンディズムぽさは拭えない。 内容は☆3つ、文学史上の一冊としての価値でプラス☆1。 手放しに褒めるのも微妙どころだが、かといって心をとらえるものがあるのも確か。 短いし分かりやすい文章なので、とりあえずは一読。 余談だが、ヘミングウェイ、もともと戦争中に電信の通信兵をしていたという経歴がある。 簡潔で分かりやすい文章は、短い語句で伝達事項をまとめなければならなかった、仕事上の経歴が関わっているとかいないとか。 というわけで、英語版で読むのもおすすめ。 | ||||
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短い作品である事も手伝って、ヘミングウェイでは一番読まれている作品であろう。孤高の老漁師とカジキマグロとの戦い(最早漁とは言えない)を通じて、目的を持って全力で生きる事の尊さを描くと共に、作者得意の理想と肉体の問題を扱った作品。 戦いの描写の他、海と空を美しく描く筆致は素晴らしい。釣ったカジキマグロを砂浜に挙げた時、カジキマグロがサメに喰いちぎられていた事が分かる。老人はショックで倒れこみ創造主の名を呼ぶが、この辺に作品の寓話的意味が潜んでいるのだろう。私は後で知ったが、喰いちぎられたカジキマグロを引きずって砂浜を歩く老人の姿は、聖書のあるシーンを模したものらしい。 寓話的物語の中で生きて行く事の尊厳を高らかに謳った傑作。 | ||||
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高校生のときに『武器よさらば』を読んでから、ヘミングウェイの、その人間の本性を 激しい息遣いの中に描く描写に惹かれています。 『老人と海』はその圧倒的な表現力を特化させたヘミングウェイの文筆そのものの 権化ともいうべき作品でしょう。 少年とのやりとり、孤独と孤高と誇りとを併せ持つ老人の戦い、どれをとっても 圧巻の一言です。 シェークスピア作品でおなじみの福田氏のかたい感じの、空間的なリズムのある訳も非常に あっていて、すばらしいと思いました。 老人の生の息遣いの迫力に圧倒され、また、情景が鮮明に浮かび上がり、 一気に読んでしまいます。 | ||||
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簡単にいっちゃうと自然の掟「食物連鎖」の話なんだけど。 老人という弱者を主人公に「弱肉強食」を描いてる。 いや、なんていうか…圧巻。読み終えて…。 「生命」って凄いな、と。 それを生み出した「自然」は、やはり偉大だな。 大魚との死闘の果て、老人が思いをはせた 「運とは…」「友、敵とは…」「罪とは…」 独白のカズカズが、深海の様に、含蓄ふかく。 ズシリと読み応えがあった。 PS●晩飯のオカズ…感謝してから、口に運ぶようになった。 絶望の老人に、少年は言い放つ「運なんてなんだい」 若者はこうあるべきだ、と俺も同感。 | ||||
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この老人にとって、このメカジキとは何だろう。 老いてもなお続ける漁とは何なのだろう。 そして私たちにとってのメカジキとは、漁とは? 本書121ページに現れる言葉は圧巻。 「魚をとるってことは、おれを生かしてくれることだが、 同時におれを殺しもするんだ」 戦わなければ生きているとは感じられない。勝たなければ生きる事はできないのだから。 勝った後に訪れるもの、何かを成し遂げた後に訪れるもの、それは無である。 徐々に醜く、容赦なく、削り取られてゆく「自分」 一度高い山に登ったからには、同じだけ低い場所へ降りなければならないのだろうか。 これほど強く訴えかけてくる文章を他に知らない。 これほど強く「戦って、勝って、生きて、死にたい」と思わせてくれる文章を知らない。 サンチャゴの帰還するベッドの傍らに、 彼から受け継ぐ事を待っている少年がいてくれることは 我々にとっても大きな救いである。 | ||||
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本書は、広大な海でおよそ常人では耐え難いような孤独を乗り越え、無事生還する老人の物語である。話のあらすじは次のとおりである。 老漁師のサンチャゴは85日にわたる不漁にもめげず、1人小さな舟に乗り込み漁に出た。そこで、久しぶりに大物のカジキマグロが網にかかった。引きが強く一度に引き揚げるのは困難だと判断した老人は、相手が弱るまでの長期戦を覚悟した。やっとのことで獲物を捕らえたのは、網にかかってから数日後のことである。その帰途で老人は彼の魚を狙った鮫に幾度となく遭遇し、銛やナイフ、その他ありとあらゆるものを駆使し敵を撃退していく。だが、陸へ無事に到着した頃には獲物はほとんど食い荒らされ、骨が残るのみであった。 本書で主人公は究極な孤独に置かれている。老い、一人、陸からは誰も助けの来る望みのない沖合い、巨大な獲物、鮫からの襲撃。しかし、これらの困難に対面しても最後まで老人は生還し、獲物を持ち帰ることにこだわりつづけた。老人は途方もない孤独を経験し、主人公を慕ってくれた少年を幾度も思いつつも、決して悲観的になるわけではなかった。作中ではこうした設定により、困難に果敢に立ち向かう老人の姿が一層際立たっている。 数ある無人島生活や漂流生活を題材にした小説の中でも、これほど救いようもない状況において雄雄しい姿で難局に立ち向かう主人公を描いたものはほんの一握りである。本書の読後には普段我々が経験する困難はさほどのものでもなく思えてくる。 | ||||
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何度読み返しても飽きが来ない。たぶん、作品の短さや、文章の簡潔さ、絞り込まれた登場人物によるのだろう。主人公である老人以外はまったくの脇役と言っても差し支えない。老人の生き様を徹底的に掘り下げた結果、全く贅肉のない傑作が生まれたのだろう。 | ||||
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老人の一人での孤独なたたかいの中で自分と対話するこころの動きが上手に表現されていてすごいなぁと思った。 何度も何度も「あの子がいてくれたら」とくじけそうになりながら最後にはやりとげる老人。 読んで元気をもらいました。 大魚を釣り上げた後のサメとの攻防には、ついつい頑張ってほしいと応援してました。 短い話で淡々とストーリーが進んでいくが、奥が深そうだと感じた。 若い頃の読んで久しぶりに読むと全然違うとよく聞くので私もしばらくたったらもう一度読んでみようと思う。 | ||||
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この作品では、老漁師サンチャゴが巨大な獲物カジキマグロと長い間戦い、最後には勝利する事を通じて、人間が自分の信念を曲げずに、最後まで立ち向かう男性の精神力の強さが描かれている。 | ||||
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