■スポンサードリンク


砂の器



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

砂の器の評価: 4.05/5点 レビュー 172件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.05pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全131件 101~120 6/7ページ
No.31:
(5pt)

名画の品格を高める魅力的な編集、造本。

いいものはいい。
ただし、映画そのものが傑作なのは言うまでもないので、
《DVDブック》としての魅力に特化して言うと、

1、映画作製時期をイメージさせる解説、写真。
2、撮影を担当した川又昴のインタビュー。
3、川本三郎の委曲を尽くしたエッセイ。
4、重厚で品格のあるブックデザイン。

…ということになろうか。
特に、邦画の魅力に精通し、名著『ミステリと東京』の著者でもある
川本氏の文章は、本書の価値をかなり高めている。

映画について言えば、
ロードショウ時から何度も映画館で観た上、数年前には、
デジタルリマスタリング上演で久々に観て感銘を新たにしたし、
今さらとも思ったが、やはりいいものいい。
脚本、配役の妙はもちろんだが、今となってみると、
秋田、島根、石川、伊勢などの地方の景観美を、
ドラマと一体化して収めたことが、ほんとうに貴重。

松本清張をして原作よりいいと言わしめた名画の、
文字通り永久保存版にふさわしい一冊。
松本清張傑作映画ベスト10 1 砂の器 (小学館DVD BOOK)Amazon書評・レビュー:松本清張傑作映画ベスト10 1 砂の器 (小学館DVD BOOK)より
4094804013
No.30:
(4pt)

映画のほうが名作かも

映画があまりにもいい出来だったので、原作をこの年になるまで読んでいなかった。トリスバーも知っているし(さすがに行ったことはないですが)、新幹線のない夜行列車も乗ったこともあるので、まあお若い方々よりリアリティを感じながら読めました。映画で感じた荘厳な音楽の世界は全く感じず、結構淡々とした推理小説として読んでしまいました。ハンセン病の社会的差別の糾弾的なアジテーションも感じず、この辺も淡々と当時は差別を受けて大変やったのだ・・的な雰囲気のまま、ひたすら今西刑事さんの追跡を追っていく。トリック・ストーリーの展開に関しては、犯人の動機は理解できます。戸籍のドサクサも納得、ただ納得いかないのは、ちょっと偶然性がごり押しでは??と今西刑事の妹のアパートに容疑者が転居してきたりちょっとやりすぎでは??それと超音波の殺人マシーンは昭和35年では革新過ぎてなんかSFの世界のような気がした読者もいただろうと思ってしまう。たがほぼ50年を経過した今の世でもこの理論は成立しているのでしょうか??
映画に比べて原作はちょっと突っ込んでみたくなる点はあります。ただ地方に出て足で調査してしていくあたりの記述は読ませます。確かに第1人者だと思ってしまいます。
やはり一度は読んでおくべき小説には違いないですね。
砂の器〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:砂の器〈上〉 (新潮文庫)より
4101109249
No.29:
(4pt)

映画の方が面白いかも…

砂の器は、もし映画(加藤剛主演版)がなければ、
それはそれで完成度のある作品なんでしょうが
時代に埋没していたでしょう。
映画版(加藤剛主演版)があって
テレビ版があって
それぞれがオリジナルとは異なる部分が多くあり
そこではじめてオリジナルを読んでみたいという
そんな問題意識が興るのです。
オリジナルにあるのは、らい病への偏見です。
そして、犯人と父親がさすらった長く辛い旅は
映画版を見てからオリジナルにあたったほうがイメージしやすくてよいのかと思います。
テレビ版の「宿命」という解釈は、
時代の埋没を避けるために仕方がなかったのかも知れませんが
私は、無理があったように思います。
砂の器 (カッパ・ノベルス 11-9)Amazon書評・レビュー:砂の器 (カッパ・ノベルス 11-9)より
4334030092
No.28:
(4pt)

映画の方が面白いかも…

砂の器は、もし映画(加藤剛主演版)がなければ、
それはそれで完成度のある作品なんでしょうが
時代に埋没していたでしょう。
映画版(加藤剛主演版)があって
テレビ版があって
それぞれがオリジナルとは異なる部分が多くあり
そこではじめてオリジナルを読んでみたいという
そんな問題意識が興るのです。

オリジナルにあるのは、らい病への偏見です。
そして、犯人と父親がさすらった長く辛い旅は
映画版を見てからオリジナルにあたったほうがイメージしやすくてよいのかと思います。

テレビ版の「宿命」という解釈は、
時代の埋没を避けるために仕方がなかったのかも知れませんが
私は、無理があったように思います。
砂の器―長編推理小説 (1961年) (カッパ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:砂の器―長編推理小説 (1961年) (カッパ・ノベルス)より
B000JAMDRO
No.27:
(5pt)

超オススメ!

私はこの作品を最初に昔の映画で見ました。緒方拳や丹波哲郎が出ているすごーーーいふるい映画です。最近この作品でドラマ化されたので、それを見た人が多いと思いますが、是非機会があれば、その映画のほうも見て欲しいですね。この作品は、とても奥が深いです。読みましょう。絶対楽しめます。でも悲しいストーリーです。映画では寺尾聡のお父さんが(犯人の病気の父親役)がいい味出してます。
砂の器〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:砂の器〈上〉 (新潮文庫)より
4101109249
No.26:
(5pt)

宿命という悲しみ

 この本の根底にあるのは、病気に対する偏見と誤解です。
この偏見と誤解は やっと最近になって大きな社会問題
として取り上げられています。
 幼いとき、父親が病気を患ってしまい、父と子は放浪
の旅に出ます。
 宿命とはなんでしょうか。人生は変えられないもので
しょうか。
 主人公の悲しみが伝わってくる すばらしい作品です。
 
砂の器〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:砂の器〈上〉 (新潮文庫)より
4101109249
No.25:
(5pt)

負けたくない

近づく足音
迫る暗い過去
遠ざかる幸せ
孤独、不安、劣等感、忘れかけていた記憶が蘇る。
社会という名の偏見が、無垢な人間を追い詰める。
負けたくない、との切実な思いが・・・
社会によって追い詰められた人間の
孤独と不安の物語。
私は、あなたから逃げているのではありません。
社会から逃げているのです。
砂の器〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:砂の器〈上〉 (新潮文庫)より
4101109249
No.24:
(4pt)

運命の残酷さを描いた秀作

作者の代表作で映画化もされた。他のレビュアーの方の書評を見るとTV化もされたようだが、私は観ていない。本作は2人の男の運命を2つの交響曲が交錯しているように描いた人間ドラマ。題名は、男が描く夢が砂上の楼閣である事を意味している。
裕福な育ちではあるが、ふとした事から弱みを握られ窮地に陥る男。忌わしい過去を持ちながら、不断の努力によって栄光の座を目前にした男。自分の弱みを消し去るために殺人を繰り返す犯人。不屈のデカ根性で犯人を追う刑事。メインの登場人物は少ないが、彼らが織り成す人間模様が丹念に書き込まれているので、読んでいて充実感がある。
もはやミステリという冠が不必要な、業を背負った人間の運命の残酷さを描き切った秀作。
砂の器〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:砂の器〈上〉 (新潮文庫)より
4101109249
No.23:
(5pt)

ドラマとは違うけど、やっぱり原作も素晴らしかった!

今までの松本清張作品に無い面白さがありました!(^^*)
もちろん色々な文献、資料、報道、そして時事問題を引用する彼の色には変化が無いのですが、
それが一番いいバランスをとっていたように思います。
今読んでも古くないし、中居君のドラマを観て話を知ってるので、入りやすかったこともあると思います。
ドラマと違う点も色々あって、それも面白かった。
ドラマの場合、犯人が誰だか考えるまでも無く…という感じで、『何故?』と言う部分に焦点が当たっていましたが、
コチラは犯人が誰であるか最後まで混乱させる話の作りになっている点も面白かった。
話を知ってるくせに、アレ?何て思っちゃったりして…
小説を読んで、中居君はやっぱり役として合っていたと思うし、アイドルとしては、かなり役者になっていたと思います。
ドラマの方は父親が生きていて、まだ彼にプレッシャーを与え続けていた所もポイントですが、
小説の方はもっと冷酷な犯人の感じでした。
もちろんハンセン病と言う背景も使えませんので、それも変わっていましたしね。
和賀の音楽もだいぶ違うんですね〜。新興音楽と言うか、クラシックのピアノではなく、電子音楽に挑戦する作曲家だとは思いもしませんでした。(^^;
う〜ん。ドラマの方ももう一度観たくなりました。(^^*)
砂の器〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:砂の器〈上〉 (新潮文庫)より
4101109249
No.22:
(5pt)

難しいことは分かりませんが

ドラマ化に影響されて読んでみました。著名な作品と言うのは知らず、また結局テレビは見る間がなかったので先入観はあまりなく読みました。静かに淡々と進んでいくストーリーに、静かに興奮して一気に読んでしまいました。ただ、真犯人にたどり着くきっかけはあまりにも「偶然じゃない?」の積み重ねが多いような・・・・。でも面白いです。
砂の器〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:砂の器〈上〉 (新潮文庫)より
4101109249
No.21:
(5pt)

下巻へ向けて

上下ある本書「砂の器」の、上巻は下巻へ向けての期待の高まりを、上げていく内容でした。作者はすごく博識で、事件に対して少しずつ、少しずつ、様々な謎と解決を提示していきます。しかし、未だわからぬ犯人。見えそうで見えない事件の全貌が、きっと下巻では明らかになってくれることでしょう。下巻への期待を込めて、星5つです。
砂の器〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:砂の器〈上〉 (新潮文庫)より
4101109249
No.20:
(4pt)

あえて、映画と原作の違いについて

仲居君以前にも和賀役は松竹映画では加藤剛、TVでは田村正和もやっていた。映画は夏の照りつける太陽と加藤嘉の秀逸な演技以外はあまり印象に残っていない。エンドロール前に流れる差別に対する提言が余りに唐突で、宿命というテーマと同様にそこにすべてを終焉させていく脚本に違和感を禁じえなかった。確か、橋本忍と記憶する。原作の方は、そういう趣は希薄である。蒲田操車場、トリスバー、ヌーボーグループ…まだ戦争の記憶がかろうじて残っているかのような昭和の雰囲気が、物語のトーンを形作る。ストーリに立ち入るのはご法度なので一点のみ。原作では、既存の芸術の概念を破壊するグループとして「ヌーボーグループ」なる若手新思潮集団が設定されているが、映画では普通の新進ピアニストにかわってしまっている。しかも、芥川也寸志、千住明作曲の両「宿命」とも、チャイコかラフマニノフを思わせるベタベタにロマンティークな曲風…。和賀が殺人を犯してまで守ろうとしたものは何か?原作と映画では異なってしまっている。もう一点。偶然の契機がストーリ上の重要な展開をもたらすことに読者はとまどうかもしれない。『Dの複合』でもそうだったが、この奇妙な符号を楽しむことが、この小説の最大の醍醐味かもしれない。尚、仲居君ドラマと同時期にTV放映された唐沢版「白い巨塔」もかつて田宮二郎主演で映画化されたのは周知のとおり。この脚本もまた、橋本忍だった。さらに、加藤嘉も大河内教授役で出演している。TVでは、橋本・山田太一リバイバルなのだろうか?次は、八つ墓村?それとも、木下恵介あたりかな?
砂の器〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:砂の器〈上〉 (新潮文庫)より
4101109249
No.19:
(4pt)

映画、ドラマもよかったが、原作はまた異なる魅力・・・

陰惨な殺人事件、それを追う刑事。迷宮入りになるかと思われた事件の捜査。その果てにあきらかになる真犯人と衝撃的な事実・・・。暗い過去のために殺人を犯してしまうという、犯罪者側にも事情があるという展開・・・。本作は社会派ミステリーの嚆矢というべき作品だろう。名作の誉れ高い同名映画や2004年1~3月に放映されたTVドラマの原作として有名。犯人の悲惨な境遇の回想をクライマックスにもってきた映画やドラマに比べると、原作は刑事の捜査の描写に徹する。「カメダ」という言葉と東北なまり、という数少ない手がかりから、ひとつひとつの証拠をたぐりよせていく展開はミステリーとして十分読み応えがある。苦言を言うならば、犯人たちが属している前衛芸術の若手芸術家からなる「ヌーボーグループ」なるグループの描写や、中で交わされる芸術談義、また犯人たちが起こす第二・第三の殺人のトリックといったところは、現代の感覚から言うと古臭いことは否めなかった。執筆された当時としては新しい要素を入れたというところであろうが、今となっては裏目に出た感じだ。ドラマと異なり犯人が、第二第三と殺人を重ねていく様子は、第一の殺人をめぐる展開やその裏の事情に比べると安易で犯人への同情は起きにくい。刑事側の捜査についても、刑事の妹夫婦のアパートに犯人に間接的に繋がる人物が引っ越してくるという展開は偶然にしては安直すぎるとも思った。
砂の器〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:砂の器〈上〉 (新潮文庫)より
4101109249
No.18:
(4pt)

ドラマより面白い

ドラマは途中から観なくなってしまったのですが、原作は味がありました。今西が丹念に捜査を進めていく様子や、昭和三十年代の日本の風景など推理以外の部分に懐かしさを感じます。上巻だけ読んでると、和賀が犯人には思えず、すっきりしないまま悶々と、今西刑事と同じ気分で読み進められます。
砂の器〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:砂の器〈上〉 (新潮文庫)より
4101109249
No.17:
(5pt)

ドラマ以上の重い内容

原作が書かれたのはかなり昔なので、今なら携帯電話やネットを使う場面など昔の捜査の大変さが伺えたりします。今西刑事が手紙で捜査の情報を聞く場面などかなり味があると思います。私は最近放送されたTBSのドラマを原作を読むよりも先に見ました。和賀の父親が犯罪者になる原因がドラマの「村八分」以上のかなり深刻な重い理由となっている。この理由はさすがにドラマではできないと思いました。しかし今の日本が目をそらしてはいけない問題でしょう。ドラマを見て興味を持った方にぜひ読んだいただきたいです。
砂の器〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:砂の器〈上〉 (新潮文庫)より
4101109249
No.16:
(5pt)

まさしく宿命

松本清張氏は社会派推理小説の大御所です。砂の器は、その氏の代表作の一つといえると思います。
犯人の貧しい生い立ちから栄光。そして挫折。
まさに今の日本を象徴するかのようです。
この度、TVドラマになりましたが、加藤剛主演の映画は日本映画の最高傑作とも言われ、この本を読まれると同時に映画の方も鑑賞されると良いと思います。ラストシーンは涙、涙です。
まさに宿命!!
砂の器―長編推理小説 (1961年) (カッパ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:砂の器―長編推理小説 (1961年) (カッパ・ノベルス)より
B000JAMDRO
No.15:
(5pt)

まさしく宿命

松本清張氏は社会派推理小説の大御所です。砂の器は、その氏の代表作の一つといえると思います。犯人の貧しい生い立ちから栄光。そして挫折。まさに今の日本を象徴するかのようです。この度、TVドラマになりましたが、加藤剛主演の映画は日本映画の最高傑作とも言われ、この本を読まれると同時に映画の方も鑑賞されると良いと思います。ラストシーンは涙、涙です。まさに宿命!!
砂の器 (カッパ・ノベルス 11-9)Amazon書評・レビュー:砂の器 (カッパ・ノベルス 11-9)より
4334030092
No.14:
(4pt)

その根深さや重みが伝わってくる。

人からドラマが良いと聞き、小説の方を手に取ってみた。多少聞いていた内容がドラマの方とは違うのは現代風にアレンジがされてるからだと思っていたがそれが読んでいるうちにハンセン病をいうとてもテレビでは簡単には説明しがたい内容だったからなのかと考える。自分にはハンセン病がどう扱われてきたかはTVなどで見て、聞いたことはあるものの昔の本当に偏見があった時代の事は理解しようとしてもなかなか難しいものだと思う。ただストーリーが進むにつれ、その過去を隠そうとする必死さからその根深さや重さを感じられずにはいられません。下巻では上巻でバラバラだった話が一つに繋がり事件を解決するのだが名誉や地位を手に入れた人間は手に入れた瞬間から急に自分の保身だけの為に他人を犠牲にする。昔は何も持ってなかった事を忘れて…。それが例え地位を失う理由がその人のせいでなくてもと言うのがこの話の要なのだろうか…。
砂の器〈下〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:砂の器〈下〉 (新潮文庫)より
4101109257
No.13:
(4pt)

そこにある「命」と内在化する「差別」

 人間という恐ろしい「動物」が作り出したもの。そしてそこに内在する「命」と「差別」の存在の一致。この小説で筆者はそれを問いかけている。我々一人一人に。 数ある清張作品の中で最高傑作と賞される今作。「社会派」という推理小説における「理由」を重点化して書かれる技法は筆者によって確立されたといえる。常に我々の生活の中に潜む悪意が、いかにして人そのものを殺してしまうか。その「点と線」は細くともこの小説が読み始めた時点でスタートする。犯人はだれか、と考える前に、なぜ人は殺されるか、という位置で小説を読むことが原則として課せられるのだ。 この作品は「命」と「差別」の影に潜む愛、怒り、殺意が絡み合って構成されている。そして、刑事も人間であり、犯人も人間なのである。これ以上は結末に関連するので言及できないが、特に「差別」について、この小説を読んだ後、考えて欲しい。
砂の器〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:砂の器〈上〉 (新潮文庫)より
4101109249
No.12:
(4pt)

ノベルズの方が実は安いんです

ドラマと並行して読みました。小説では刑事の視点から語られることが多く、犯人は誰か序盤では語られていません。ドラマはこれと対照的でそれでいて語りきれない部分を補っていてどちらも楽しめました。文庫本より1冊で済むしこちらの方がお得です。 加害者の過去だけなく後半の殺人のトリックも複雑でそれでいて理にかなっているのは上手いなあと思わざるをえません。犯人を追い詰めていく様は執念とも言えますが、中盤のあたりが一番面白いと思うのは私だけでしょうか。
砂の器 (カッパ・ノベルス 11-9)Amazon書評・レビュー:砂の器 (カッパ・ノベルス 11-9)より
4334030092

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!