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高校殺人事件
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高校殺人事件の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.20pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
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講談社のを10年くらい前に買って再読しようとしたら紙は茶色く字も小さく、老眼には厳しくなっていたのでこちらを買いました。 ばっちり再読できましたよ。 3日で読み終わってしまいました。 怒涛の畳み掛けすっかり忘れており楽しんで読みました。 清張作品大好き! | ||||
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大変面白かった。作品紹介は次のとおり。武蔵野台地の一画で、多摩川を見下ろす城跡に私たちの高校はある。高校三年生の私の仲間で詩人ポーの心酔者で、クラスメイトや先生から愛されていた通称「ノッポ」が学校裏の沼で絞殺死体となって見つかった。彼の死をきっかけに学校の周りで不思議な出来事が続発する。はたして事件の真相とは―。清張作品では稀な青春推理小説で、瑞々しい感覚を放つ一作。 一般文学通算117作品目の読書完。1977/02/18 | ||||
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昔の武蔵野の森深き雰囲気、水死体となった高校生詩人のノッポ。殺されたのが文学青年というのが印象に残る。 戦争の記憶が背景にあり、やさしい少年向き読み物でも、戦争を伝えたいという作者の意思を感じます。女の子たちはしっかり者。 また武蔵野に咲く珍しい草花も作中で紹介されます。 トモダチの死、この夏、かれらはおとなの世界を知った。昔のなつかしいギターの似合う青春物語。 | ||||
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40年ほど前に読んだ本を再読しました、記憶に残っているストーリーをたどりながら楽しめました 清張の作品の中でも当時高校生の私でも 馴染めた推理小説。歳を重ねてもワクワクしながら、当時の事も合わさってたのしい、読者の時間でした | ||||
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コストパフォーマンスを考えれば大変満足しています。面白かったです。 | ||||
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同級生が殺されて友人グループが推理に大活躍→ウソ。五人はあれこれ調べているだけで、何も活躍してません。 青春ミステリ→ウソ。青春ミステリとは、10代が事件に係わっている作品に銘打たれるのではなく、彼らが謎解きに翻弄し翻弄される一方、友情、恋愛、勉強や部活との両立など青春の風景もあわせて語られる作品に冠される名称では? 語り手が探偵役かと思えば、ラストにいきなり登場する語り手のイトコさんがサラサラ解決しちゃうなど、他にも突っ込みどころ満載。 解説を読んで、著者が高校生活を体験していなかったため書くのに苦労したことなどを知り、やっと、このコナレナイ感の謎が解けました。赤川次郎先生の学園ミステリと比べると、登場人物がみんな年寄りくさい……。 と、さんざん悪口を述べましたが、それでも好きだったのは今はもうない武蔵野台地の描写です。よく行く深大寺周辺、そして防空壕が実際にあった調布の裏道などを舞台にしており、国木田独歩の「武蔵野」が好きな方は、小説の筋ヌキに、描写だけでも楽しめると思います。昭和30年代は、一部が沼だったんですね。このころの武蔵野を本に残してくださっただけでもありがたいです。 | ||||
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紙が黄ばみに黄ばんで茶色になってました。 印字文字もかすれていて、さすがにこの本を読むのは無理。 今どき、ここまでひどい古本には中々お目にかかれない。 こんな本を出品した方の勇気に星1つさしあげます。 本来なら星ゼロです。 | ||||
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個人読書履歴。一般文学通算116作品目の読書完。1977/02/18 | ||||
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社会派の巨匠松本清澄がほとんど「想像力だけで書いた」 ような青春学園ミステリー。当時はラノベより遥か以前だったので ジュブナイルというべき「おはなし」です。 突っ込みどころ満載なのは昭和三十五年頃と時代が古いせいじゃなくて 『砂の城』のような代表作がいかにも社会派推理の巨匠らしく綿密な 調査をベースに書かれてるのに、こちらは「自分が高校生だったら こんなカンジー」とばかり清澄自身の変身願望丸出しで個人的な シュミのセカイだから。対象読者が高校生だから子供騙しかお子様ランチの セカイ。それでも女嫌い女性不信が悪女シリーズを書かせたのと同様 清澄自身の性悪説ベースの人間観のせいで、登場する男子女子高校生が スゴク冷淡なキャラ。主人公達の親友も割りと人気のあった英語の 中村先生が悲惨な殺され方をして事件全体では6人殺されてるのに ヨハスベテコトモナシ状態で小説が終わる。「アメリカングラフィティ」 「スタンバイミー」また「スナーク狩り」のような後日談もなく実に さばさばしたもの。ラストは唐突に登場した主人公のいとこの 名探偵女子高生が実家の九州へ帰るのを見送りに来た主人公と クラスメート女子約二名が駅のホームで別れる場面。「この年の 事は一生忘れないだろう」と主人公は「独白」してるけど 2学期になって本格的に大学受験勉強始めたらすぐに忘れそう。 所詮はヒトゴトだし、自分が死にそうになった訳でもないし。 多少恐怖を感じただけだけれど真犯人がわかった時点で その「恐怖」が実は単なるカンチガイだったと言う事で 一件落着してしまう話です。東京武蔵野が舞台なので隣りのトトロ と見比べてみても面白いかも。 | ||||
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松本清張が学習雑誌「高校コース」に「赤い月」というタイトルで連載した作品です。 推理小説というよりは青春小説もしくはジュブナイルで怪奇風味や詩情もあり楽しめます。 この作品の探偵役が終盤に突如、登場する羽島さち子という女子高生ですが、 現代の小説ではほとんどお目にかかれないような露骨な「てよだわ口調」で 聡明さもあいまってとても魅力的に感じます。 | ||||
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