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波の塔
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【この小説が収録されている参考書籍】
波の塔の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.23pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全35件 21~35 2/2ページ
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| "検事と被疑者の妻の不倫"という紹介文(松本清張地図帖)に悪いイメージをもってしまったが イメージとは裏腹、読んでよかった。もっと早く読めばよかった 心の優しい人、ロマンティスト、正義感の強い人にオススメ | ||||
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| 配達が早く、品物も非常に良い。 これからもアマゾンで購入したいと思います。 | ||||
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| 配達が早く、品物も非常に良い。 これからもアマゾンで購入したいと思います。 | ||||
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| 何の予備知識も無く、久々に大御所の作品を読んだのだが、ミステリーでは無く、単なる不倫恋愛小説であった。『長編ミステリー傑作選』とサブタイトルが付いているのにミステリーの要素は無い。昔で言うところのよろめき小説。なんだかなぁ。 | ||||
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| 古き佳き時代の香り漂う大御所の作品。謎の既婚者・結城頼子と逢瀬を重ねる新人検事の小野木喬夫。小野木と偶然出会う田沢輪香子。果たして… 今のところ不倫と新たな出会いという感じで、ミステリーの要素は無し。大御所には悪いが、今のところは、まあまあ。 | ||||
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| ロマンチックな作品「波の塔」は素晴らしい作品だった。 一般文学通算34作品目の読書完。1973/08/15 | ||||
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| この本のせいで樹海で自殺を図る者が増えて地元が迷惑したなんて逸話もありますが。 最後まで飽きずに読ませるところはさすがだと思いますが、他の方も書かれているように、それほど内容が優れているとは思えません。 まず、主人公が高級官僚の娘なのか、若手検事なのか、謎に包まれた美貌の人妻なのか、はっきりしないまま話が進んでいきます。そして、いくらなんでも偶然過ぎるだろうという偶然の出会いが重なっていきます。この「偶然の出会い」が松本清張の作品の重要な要素なのは分かりますが、この作品はさすがに無理があります。 今では国を食いつぶす白蟻のように言われる高級官僚ですが、まさにそのイメージで書かれていますね。この小説が書かれた1970年代当時は、本当にそういう状態だったのか、それとも作者の想像の部分が多いのか分かりませんが。 | ||||
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| いやあ恐れ入りました。言わずと知れたミステリの大家ですが、恋愛小説を書かせても読者を引き込ませるものがあります。 それは作者の類いまれな文章力と全ての登場人物をリアルに描くことができる眼力のなせる技でしょう。 胸に迫るものがあり独特の読後感もたまりません。 | ||||
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| この作者の作品は好きでおそらく、全作品の90%以上は読ませて戴いていると思います。優れた作品の中に有って、この作品はあまり評価できません。どんな理由があるにせよ、不倫を美化してはいけません。作者の憧れを込めた上流社会に住む若き人妻がヒロインの物語で、新鮮味に欠けました。この作品限り、少しリアリティに欠けます。 | ||||
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| よく言われているように松本清張は魅力的な女性を描くのが巧い。この作品でも主人公の頼子の描写は際立っていて、美しさが目に見えるようである。これまで何度も映画化やドラマ化されて、当時の人気女優が演じているが、この頼子を演じるのは相当な負担だと思う。 推理小説の巨匠と言われているが、もともと芥川賞で坂口安吾に激賞されたということからもわかるように、精密な心理描写や風景の描き方はすぐれた文学者のものである。 ただ、この本はやや筋が甘い。例えば二人の人物が偶然出会うというようなことが頻繁に起こりすぎる。女性週刊誌で連載された作品だから、そのような細部にこだわらずに、登場人物の運命に共感するべきなのだろうが、少し興ざめする時もあった。この点さえ問題なければ、星を5個つけたいところである。 文庫では上下に分かれているが、一気に読んでしまった。読者を引きつける力は相当強い。 | ||||
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| 政治の黒幕である頼子の夫の計略は結城頼子と小野木喬夫の運命を大きく変えて、二人の悲しい愛は急展開していく。 二人の気持ちがすれ違って行く部分なども、読者をはらはらとさせるが、むしろ現実味がある。 本当に追いつめられたときに、人がどのように行動するかを描くのも作者の力量である。 クライマックスに関しては、人によって評価が分かれるだろうが、強く心に残ることは間違いない。 何故主人公たちはこのような行動をしたのかとか、私だったらこうすると言うようなことを考えさせるという意味で、女性週刊誌での連載では特に好評だっただろうし、ドラマでも多くの人の心を動かしただろう。 この小説の前半では、偶然が起こりすぎるというような欠点があったが、後半は筋に関しては精密に出来ていると思う。 | ||||
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| 和服を着て憂いを帯びた人妻とか、高級官僚の令嬢とか、昭和30年代の風俗、ないしはそういうものがあると信じられていた時代の産物で、いま読むと古めかしくて実感が乏しい。松本清張は恐らく実際にそういう女たちを知る機会はなかったのだろう、と思う。ちょっと大仏次郎の現代もののようだ。 | ||||
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| 話の展開から予想できた結末だったが、 こうするしか終結しなかったのであろう。 仕方がない結末は本当に哀し過ぎる。 上巻の最初に出てきた樹海が最終章で威力を発揮する話の妙に、 深い味わいを感じてしまった。 恋愛ミステリーの最高峰である。 | ||||
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| いつも思うのだが、 清張作品に出てくる女性たちの魅力のあることと言ったらない。 これは他の作家にはまねができないだろう。 加えて、清張作品の女性を誰に演じさせるかとなると、 スタッフたちは頭を抱えるに違いない。 それだけ、彼の作品に出てくる女性たちは巨大な闇を背負い、 奥が深いのである。 この頼子だけではなく、 輪香子や和子の魅力は、 清張作品の真骨頂と言えるだろう。 登場人物たちの背景が明らかにされるにつれ、 予想される結末を避けて欲しいと思ったのは私だけではないはずだ。 格調高い上品なロマンスの裏に存亡する社会問題に、 下巻への期待は膨らむばかりである。 | ||||
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| 恋愛をしている相手がどこに住んでいるのか、既婚か未婚か、知ることができず、不安と幸せが織り交ざる。そうした淡い男女関係を本筋にして話は進んでいく。好きなのにうまく結ばれない、結ばれているのにお互い好きになれない、好きなのに気がついてくれない。描かれる愛の形の奥深さに思わずひきこまれた。 | ||||
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