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霊応ゲーム
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霊応ゲームの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.22pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全29件 21~29 2/2ページ
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大好きな本の原作なら苦手な英語も 勉強しながら読めるかな、と思い購入しました! イギリスから届いたのにはびっくりしました、届くんですねちゃんと。 値下げシールのようなものが貼られていたのと紙の黄ばみ・匂い 多少ありますが許せる範囲です♪ | ||||
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人物の心理描写と、そこに至る状況が非常にうまく書かれており、ミステリアスで不穏な雰囲気も相まって、序盤からぐいぐい物語りに引き込まれる。 学校と寄宿舎とそこでの人間関係がほぼ全ての日々。そこで織りなされる力関係や暗黙のルール、いじめ、教師の悪意など、そこでの逃げ場所のない日々は息が詰まり、苦しいものの、良く書けている為に、読んでいて心が揺さぶられる。 それぞれ異なる個性を持った登場人物達が魅力的で、途中で退屈することなく、読んでしまう。 14歳という年齢の少年達の織りなすドラマは、パブリックスクールという一般的とはいえない学校が舞台であるにせよ、学校で青少年期を過ごせば、人物達に共鳴して読んでしまうと思う。 少年達の織りなす人間関係と感情の物語に、静かに滑り込むように侵入してくる心霊的オカルト。静かだが不穏で暗い存在感があり、 次第に人物達の狂気と破滅と共に存在感を増してゆく。 久々に読みました。10年ほど前、十代半ばで読んだ時は夢中になって読みました。今はあの頃より、登場人物達に距離を感じるけれど、登場人物達の愛と狂気が混ざり合って巻き起こる悲劇は心霊的な要素と合わさって、印象に残る本です。 長いけれど、面白いのであっという間に読めると思います。 | ||||
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同じ作家の「Apple of My Eye」が面白かったのでこの本も買って読んでみました。イジメっ子達以外は、登場する男子学生たちが(Richardも含め)皆可哀相で… 私も学生の時合計4年間寮生活を送りました。幸い本書のようなイジメは皆無だったけれど、何となく規律に縛られた生活、閉塞感、鬱屈した思いがわかる気がします。最後は救いようがない結末だけれど、なんとかならなかったのかな〜、皆悪い子たちではないのにと心が痛みました。 | ||||
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この本は、図書館で読んだ本ですが、とっても面白かったので、 レビューさせてもらいました。 一匹狼のリチャードの過去や、先生の過去などが、とっても良かったです。 リチャードのおばさんの家で見つけたウィジャ盤で、強い霊を引き寄せてしまったリチャードとジョナサン。 その2人がどんどん変わっていってしまう…。 どこか人間不信になっていきそうな本でした。 厚みがあるので、読むのは結構大変です; けれど、とっても恐ろしく、面白い本です。 とってもオススメなのでぜひ読んでください! | ||||
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霊応ゲームというのは多分中世に流行った一種の 降霊術のようなものらしく、悪魔や悪霊に取り憑 かれるのだそうです。 この本には、怪物が出てくるとか血みどろだとか そのようなものではないのですが、恐怖を感じま した。 現実にもあり得そうだから、怖いんです。また、 ホラー要素もそうですが、登場人物も魅力的なの で、ページをめくらずにはいられませんでした。 個人的にはスティーブンという(主人公の友達/ 双子の兄)に好感が持てました。一読の価値あり です。ぜひオススメします。 | ||||
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自分はこの本を図書館で読んだんですが。 もう読んだ後で身震いをしてしまいました! 最初は図書館の本を何度も読んでいたのですが、最近とうとう我慢できなくなって、買ってしまいました! 読んでも損なし! 読まなきゃ損! | ||||
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パブリック・スクールという閉鎖的な空間で織り成される人間模様が、読み応えたっぷりです!「いじめ」といわれると暗いイメージがありますが、その状況を打破していく少年たちの姿はおもわず応援したくなりました。 主人公のリチャードとジョナサンの友情以上愛情未満な関係は、なんとなく共感できるところが多かったです。これぞまさしく友愛。 しかし、本書がかもし出す雰囲気は、そんな明るさも持ちながら、独特の不気味な怖さへと徐々に移り変わっていきます。そこがこの著者の手腕だと思います。怖いけれどおもしろい。途中でやめれなくて一気に読みきってしまいました。 この物語ではちょっとした謎かけもありまして、少年たちの物語が始まる前に一連の事件を語り合う人物が二人登場します。この二人がいったい誰なのか、最後に明かされていますが、わたしは予想をはずされてしまいました。うーん。 それにしても怖いおもしろい一冊でした。 | ||||
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久々に背筋のぞっとする話を読んだ。 下手なミステリーやサスペンス小説を読むよりも、ずっと。覚えのある身近な感情が起こしたものだからこそ、怖かったし辛かった。 多くの登場人物が出てくる。 いじめられっ子のジョナサンの気持ちも、一匹狼のリチャードの気持ちも。ジョナサンを苛めるジェームズや、ジョナサンの友達のニコラスの思いも、どこか共感できるところがあった。他の登場人物にしても同じだ。 この本に出てくる少年達は確かに歪んでいるかもしれない。けれど、誰でもこうなる可能性があるのだと思う。 ページ数の多いため、読書慣れしていない人には辛いかもしれないが、読み出すと止まらない本。面白かった。 | ||||
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この本の登場人物リチャード・ロークビーは自分を押さえられずに45年前の名門校を恐怖に陥れてしまいました。 そのワケはリチャードが本当の自分と向き合わなかったせいでした。 リチャードのそんな性格に私は人間の本当の姿を見ました。 人間はみんな本当の自分と向き合えない。そんなそれは人間特有の性格なのだと思いました。 人間にはプライドやメンツや職業や憎しみなどイロイロなものがまざっているから本当の自分と向き合えないのだと思いました。 リチャードはそんな人間を代表して書かれたのだと読めました。 | ||||
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