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(短編集)

天使たちの探偵



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【この小説が収録されている参考書籍】
天使たちの探偵
天使たちの探偵 (ハヤカワ文庫JA)

天使たちの探偵の評価: 4.41/5点 レビュー 22件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.41pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全22件 21~22 2/2ページ
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No.2:
(4pt)

沢崎シリーズを知らなくてもおもしろい

沢崎シリーズが好きで、ドラクエのごとく順当にここまで読み進めました(笑)。
ちなみにこれはシリーズ3作目の短編集。
第一作長編「そして夜は甦る」では鼻につきすぎて気になった”ええかっこしい節”も、
ここまでくるとだいぶ薄まっていて、
どんな人でも読みやすいと思います。
(まあ、あの”沢崎節”が、
このシリーズの魅力のひとつでもあるんですけど)
ちなみに、短編のひとつひとつの完成度はとても高い。
まるでシーンが目の前に浮かぶかのような緻密な情景描写、
間延びせず飽きさせない場面転換…まったくムダがなく、本当に見事。
沢崎シリーズを知らなかったとしても問題なし!
最後まで一気に楽しめます。
天使たちの探偵 (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:天使たちの探偵 (ハヤカワ文庫JA)より
4150305765
No.1:
(4pt)

天使たちに振り回された日

沢崎を主人公に据えた連作は、長編が3作とこの短編集が1作で3部作+1の沢崎シリーズとなる。この短編集各話の構成は中篇または中長編の長さで、精緻な文体と構成が魅力の著者にあって、中篇でもその味わいを発揮するものの、やはり長編よりは劣る。本書はいわば箸休め的な内容で、沢崎シリーズの特徴である、実時間とリンクし発生する謎のために、初読者の方は、第1作である「そして夜は甦る」から読み進まれることを強くお勧めする。もちろん沢崎ファンなら、必携である。作中時間の流れは、短編1「少年の見た男」1986年から短編6「選ばれる男」1989年まで、そしてこの文庫版のみの収録である「あとがきに代えて」1997年となる。私はもちろん沢崎ファンなので、この文庫版にのみ収録されている「あとがきに代えて」のためだけに購入した。
天使たちの探偵 (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:天使たちの探偵 (ハヤカワ文庫JA)より
4150305765

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