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(短編集)

ゆきずりエマノン



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【この小説が収録されている参考書籍】
ゆきずりエマノン
ゆきずりエマノン (徳間文庫)

ゆきずりエマノンの評価: 4.00/5点 レビュー 3件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(2pt)

なんか・・感動が小さいな。

エマノンはずっと読んでいます。
 初めの頃は、本当に、次が出るのが待ちどうしかった気がします。
 ・・・ただ、今回の作品は、少し・・どうですかね。
 もちろん、エマノンの雰囲気とか、意外性や爽やかさはあるんだけど・・
 何故か、もういいかなと思ってしまいます。
 いつから、エマノンは生まれ変わりになってんでしたっけ・・?
 私が見逃しているのがある?忘れているだけかな?
 私は、年を取らずにずっと生き続けていると思っていましたが・・生まれ変わりって・・ずっと少女でいるエマノンの話としては、なんか、無理がありませんか?
 それと、最後の「あさやけエクソダス」は、相当無理がありますね。エマノンと庄一の感じの良さが、台湾リスのチープな話で、台無しになっている気がします。
 もう、悲しくなるので、続編は見たくないですね。
 ・・それでも、出ると、そのうちに誘惑に負けて買っちゃうかな?
ゆきずりエマノンAmazon書評・レビュー:ゆきずりエマノンより
4198631700
No.2:
(5pt)

待ってたから・・・

ホントに待ちに待ったって感じです。
でもこの物語をこれだけ読んだだけでは多分わかりづらいんだろうなぁ・・・
興味があるならばどんな手を使ってでも「おもいでエマノン」から読んでいただきたい!
でも基本的に一話完結なのでこれだけでも楽しめるのは楽しめるんだろうなぁ・・・
ゆきずりエマノンAmazon書評・レビュー:ゆきずりエマノンより
4198631700
No.1:
(5pt)

『エマノン』再入門しよう

梶尾真治が『エマノン』というキャラクターを生み出したのは1979年のことだ。
地球が誕生した時からの生命の記憶のすべてを持っている少女・エマノン、
時には彼女が主人公として、時には狂言役として、エマノンは地球の、生命の声に従いながら、放浪し続ける。
・・とまあこんなだいそれた設定はやっぱり80年代のもので、今ではちょっとあれだよなぁというレトロな感じは隠せない。

そのエマノンの哀しみとかそんなモノを了解して共有した上で、最新作に当たるのならうるうるなんだけど、
この作品で初めてエマノンに出会う人にはちょっと話の骨格の割にはこじんまりとまとめ過ぎでサラッと流れて終わりってことにもなりかねない。

だから、これはちょっと邪道な入門だけど、鶴田謙二先生のcomic版『おもいでエマノン』から入って、この本にシフトするのがよろしいかもよ。
まあcomic版から入ると鶴田エマノンのイメージが固定しちゃうというのが難点だけど、エーイ、いいじゃん、今からのヒトはこれで行きましょう!
だって梶尾先生のオリジナル第1作はすでに入手困難なんだから、仕方ない。

で、9年ぶりの『エマノン』は、以下の4つの短編からなる。
『おもいでレガシー』、『ぬばたまガーディアン』、『いにしえウィアム』、『あさやけエクソダス』
最後の短編のラストの切なさなんてさりげなくて、泣ける。

そして、梶尾真治先生同様、
あなたはあなたのエマノンに何処かの街角ですれ違っていることにきっと気付かされるだろう。
ゆきずりエマノンAmazon書評・レビュー:ゆきずりエマノンより
4198631700

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