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戦国無常 首獲り(戦国奇譚 首)



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【この小説が収録されている参考書籍】
戦国奇譚 首
戦国無常 首獲り (講談社文庫)

戦国無常 首獲り(戦国奇譚 首)の評価: 4.17/5点 レビュー 23件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.17pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全6件 1~6 1/1ページ
No.6:
(3pt)

戦国時代の「首」をめぐる短編集

伊藤潤さんの本です。短編集ですね。
「頼まれ首」「間違い首」「要らぬ首」「雑兵首」「もらい首」「拾い首」という6編がおさめられています。
どれもが、戦国時代の後北条氏の武士たちがでてくるもので、「首」が関係する短編になってます。
そら、本の題名に「首」になるわな。
さらに、装丁の裏表紙に「首」がやたら書かれています。
電車の中で読んだりしてたら、周りから引かれるかもしれません。

どれもが、武士道といいますか、武士の生き様を描いているのだと思うのですが、
ちょっと論理先行というか、観念先行という印象を受けました。
たとえば「もらい首」では、ゲイ関係の二人の関係を明らかにしないために、「首」がかかわるのですが、この時代の衆道って、けっこうあげっぴろげじゃなかったかなぁ?
まあ、よくわからんので、どうでもいいんですが。

ただ、あまり戦国時代の「首」については意識していなかったので、なかなかおもしろく読みました。
戦国奇譚 首Amazon書評・レビュー:戦国奇譚 首より
4062154692
No.5:
(3pt)

何の話も先の読める展開

短編集。一編あたりの分量が少なくお手軽に読めます。
譲り受けた首、拾った首など、戦場で不正に入手した首に関する話になりますが、話のパターンはほぼ同じ。ラストの展開が読めてしまいます。
伊東潤さんは他の作品でもそうですが、ラストのどんでん返し的な部分が持ち味なので、それが好きな人なら楽しめるかな。
戦国無常 首獲り (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:戦国無常 首獲り (講談社文庫)より
4062769972
No.4:
(3pt)

最後はネタ切れか

首とりにまつわる短編集だが、
若干、最後の方はネタ切れ気味になっているように思った。
やはり首とりだけで一冊つくるのは難しいのか。

親子愛や友情、裏切り、虚栄、寄親など、
突き詰めればもっと面白くなりそうなテーマだけに残念だった。
戦国無常 首獲り (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:戦国無常 首獲り (講談社文庫)より
4062769972
No.3:
(3pt)

因果応報

初めて著者の伊東さんの作品を読みましたが、因果応報と云う言葉がぴったりな気がしました。
とても読みやすく引き込まれる作品だと思います。
戦国無常 首獲り (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:戦国無常 首獲り (講談社文庫)より
4062769972
No.2:
(3pt)

読みやすいです。

短編でとっても読みやすく一日で簡単に読めてしまいました。もう少し読み応えのある内容を期待していたので、すこし拍子抜けした感じでした。
戦国無常 首獲り (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:戦国無常 首獲り (講談社文庫)より
4062769972
No.1:
(3pt)

テンポ良く読めるが、筋がパターン化していないか。

戦国時代の武士とはいえ皆が皆、正直に生きていたはずもないのだが、
嘘なら嘘の、その生き方を貫かず”正直に死ぬ”ことに「え?」となり、
また、妙に切れ味のよい刃物と、血、汗、涙、糞尿など極限状態の人間が撒き散らす”におい”が今ひとつ感じられず減点させて頂きました。

 帯に書かれた推薦者の名前が、題名より、筆者よりも大きいのはなぜ?
これは出版社の責任だろうが推薦文も含め興ざめ甚だしい。
戦国無常 首獲り (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:戦国無常 首獲り (講談社文庫)より
4062769972

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