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流星の絆
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流星の絆の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.85pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全303件 261~280 14/16ページ
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はじめて?じゃないでしょうか、こんなハッピーエンド。 白夜行のような展開にならなくて良かった・・・。著者の作品の中で、こんなに読後感が清々しいのも珍しいと思います。今回は性善説の立場から人間を捉えた作品で、東野さんもたまには毒?を抜きたくなったのかな、と思いました。 でも逆に言えば、その分いつもの「らしさ」が無いので、それを求めてる人にとっては物足りないのでは、とも感じるので、△1。 個人的には、こんな作品も偶には挟んで欲しいと思います。でないと、ほんとに人間いやになるので。 | ||||
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ハヤシライスの謎が食欲までをそそります。それにしても、今回は、「妹の恋心」「思い出の味」とまたいろいろな話材をとりまとめて、調理!という感じで、東野作品としては、落ち着いて、楽しめました。あまりどろどろしていなくて、思わず顔をそむけてしまうような場面もなく、エンターテイメントとしては良質な2時間ドラマを見ているようで、楽しかったです。 | ||||
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東野ファンとしては、満足度はたかい。でもきようだいの復讐劇として読んでいると なんかものたりない。かずかずの作品群のなかではかなり良い位置であるにはちがいないが、 つぎはーそのつぎーはーそのまたつぎはどうなるのー というところが案外最初からばらしておく東野の作品としてはあっさりすぎている。 でも、そこは氏のすばらしさか、最後まで飽きさせずに読ませるところは流石 みなさまもどうぞ一読してください。 推薦いたします。 | ||||
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さすがの東野圭吾作品。 先が気になって気になって、あっという間に読んでしまいました。 兄弟と妹に血のつながりがないということが、かなり前半でわかっていたので、 韓流ドラマ張りのドロドロ展開も想像したのですが、 こういうすっきりしたオチも悪くないです。 ただ、オチの展開があまりにきれい過ぎて、 苦労して登った山頂から、送迎バスで戻ってきたような感じを受けたのは 「これでほんとによかったのか?」的なラストを期待しすぎていた 私の根性曲がりのせいですね・・。 | ||||
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東野作品は好きで、ほとんどの作品は読んだのですが、僕的には、『夜明けの街で』『ダイイングアイ』がイマイチだったので、「う〜ん、東野圭吾も最近はパッとせんなぁ」と思っていたのですが、やはりさすがとしか言いようのない作品です。感情移入しやすい人物描写、飽きさせない展開・テンポは圧巻でした。僕的には『白夜行』に似た空気感を感じたのですが、どうでしょう?ただ、作風は違いますが、同じ東野作品の中では、『さまよう刃』が好きなので、星4つにしておきます。 | ||||
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さすが東野圭吾…と言おうか、犯人は誰かという謎解きを軸にしたストーリー運びは見事。中盤ですでに犯人がわかった、と思いながら読み続けると、結末は意外なことに。兄弟の絆の描き方やその他のキャラクターの人物像、物語の中の詐欺の手口の描き方なども丁寧でリアリティーがある。ただ、最後の最も重要な部分についての真相解明での詰めが少し甘いように思えるほか、結末も少々都合が良すぎるのでは?と思える。 初期の東野圭吾なら、もう少し違った結末になったのではないか。ただ、やっぱりレベルは高く、はずれはない。 | ||||
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最近、長編小説にご無沙汰だった。 なかなか読書する時間が取れず、次を読む手を止めるのに苦労したほど面白い。 近頃、家族間同士の争い、兄弟同士憎み合ったり、挙げ句の果てには殺人まで起こってしまう世の中。 そんな今だからこそ、読みたい一冊。 あっと驚く真犯人にもさることながら、その動機にまで意味を持たせている東野さんは本当に読む人の心をつかむのが上手い。 | ||||
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どうしても他の東野作品と比較してしまうのがいけないのか。確かに後半のヤマ場への盛り上がりは本を置けなくなる。それだけにあの終わり方は残念で仕方がない。この作品は3人の兄妹が殺された親の復讐の為、緻密に作戦を練り、相手の家に入り込んで着々と追い詰めていく東野版”忠臣蔵”である。犯人は別に誰でもよく、むしろひねらない方がストレートで良かった。展開がいいだけにもったいないと思う。 東野ファンの方は”白夜行”や”天空の蜂”と較べてしまいませんか。 | ||||
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とにかく読みやすく、ぐいぐい引っ張っていく展開力、伏線の張り方、登場人物の魅力など、本当に面白い作品でした。だがしかし、いかんせん話が「綺麗」すぎるのがちょっと鼻につきます。勘の良い方ならかなり早い段階で真犯人の見当もつくと思います。 「白夜行」「幻夜」「手紙」「さまよう刃」などの重厚さ、深い人間ドラマを期待すると肩透かしを食らうかもしれません。良くも悪くも東野圭吾らしい「洒落」っ気があるライトミステリーだと思います。何だかんだでうまい事読まされちゃうな〜。 | ||||
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長い作品だったが、最後まで飽きさせずに読ませるのはさすが作者の力量! 三兄妹が詐欺師という設定にはちょっと驚いたが、その巧妙な手口はとても 面白かった。また、用意周到な復讐計画も読み手を充分に満足させるもの だった。はたして成功するのか?三兄妹はどうなるのか?ミステリーを存分に 味わいながらラストへ!!ラストに待っていたのはやはり「驚き」。意外性は 充分だったが、真相の分かり方があまりにもあっさりとしていて物足りなかった。 もう少しじっくりとていねいに描いてほしかった。 また、出版社に言いたいのだが、ほかの人たちが書評でいろいろ書いている ように、本の帯に書かれた文章がとても気になる。読む前に、あまりにも先入観を 植えつけ過ぎではないのか。書き過ぎは作品自体に悪影響を及ぼすと思うので、 控えてほしい。 | ||||
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『白夜行』の片鱗もどきの美しい女が男を騙すとか、可愛がる妹に弱い兄2人とか、東野パターンともいえる人物配置ではあるが、ラストで妙に納得させる。 売れっ子作家の実力とも言えるのだと思うが、安直ではあるんだけど読者を幸福にして安心させるのだ。 読書という行為が満足出来るラストのからくりに、ベストセラー作家の底力を感じた。 | ||||
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東野圭吾さんの作品はほとんど読んでいます。大好きな作家です。 でも、今作は東野圭吾さんの力量からすると、水準以下の作品だと思います。 この作品に限らず、直木賞受賞作以降「感動」と「驚き」を無理に詰め込む パターンが多いのではないでしょうか。 内容に関わる記述は避けますが、一つだけ。 帯にある「最大の誤算は妹の恋心」って、内容に反すると思います。 また、他の方も言っているように煽りすぎです。 まぁ、どう感じるかは人それぞれなので、皆さんも読んでみて下さい。 | ||||
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前評判の高い作品だったので楽しみに読んだのだが、実際、なかなか舞台設定が上手で息つかせぬ展開なのもあり、結構な分量であるにもかかわらずスッと読めてしまった。幼少の頃に何者かに両親を惨殺されてしまった三兄弟が、時効成立寸前の14年後に犯人らしき人物を見つけ、本当に犯人なのかどうかを確かめていくというストーリーなのだが、東野作品らしく、主な登場人物の心理描写が繊細である。惜しむらくは、最後の犯人特定のところが「張り巡らされた伏線、驚きの真相、涙がとまらないラスト」という帯の文句とはかけ離れた安易な展開となってしまっているところ。連載時のページ数の都合なのだろうか?せっかく残り20ページくらいまではとても楽しく読んでいたのに、何だか肩すかしを食らった感じである。 | ||||
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正直、読み終えた感想が何だかなぁ…だった 確かに帯の文句には間違いは無い 複線は張り巡らされ、驚きの真相だった けど…東野作品を超えた現代エンタの最高峰… なんだろうか?というラストだった 読書の趣味も人それぞれだし、これがエンタ最高峰と言う方もいると思う ただ、自分には他の方が言ってるラスト2ページの感動はよく分からなかったし 百夜行・幻夜のニュアンスを取りつつ、秘密・片思いの感動を薄めて どーん!と出した感じがした うーん、しかし感想を書きたくなるということは何らかの力があったのかなぁ… と今、レビューを書きながら思ってはいるのだが… | ||||
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この作品のラストは「東野圭吾作品らしくない安易さ」だった気がします。 冒頭の事件から始まり、その後のストーリー展開は緻密に描かれていてとても面白かっただけに、 「え?そんな安易な終わり方してしまうの?」と拍子抜けしてしまいました。 最近の作品は重く苦しいストーリー&ラストが多かったのでに余計に感じたのかも知れませんが、 ずっと物語に引き込まれ読み進めてきて、最後の最後で裏切られた感じでした。 とはいえ、最初から話の95%あたりまでは申し分なかったので、★4つです。 | ||||
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東野圭吾の本を買って読んだのは実は初めて。 これまでの本は全て図書館で借りてきた物。 裏面の帯のには、 「息もつかせぬ展開、 張り巡らされた伏線、 驚きの真相、 涙がとまらないラスト。 すべての東野作品を越えた 現代エンタメの最高峰」 とあるが、どうなんでしょ。これ。 他の人が書いたカスタマーレビューも絶賛の嵐。 だ け ど 僕的には「意義あり!!」です。 確かにまぁまぁ面白かったし、早くページをめくって次を読みたいとも思った。 でも、全ての東野作品を越えたとはちっとも思わない。 どちらかと言えば「駄作」と言っても良いのでは。 読み進めていく中で、こういう展開もありえるやろなぁという想定範囲内で進みすぎ。 予想外の展開もなければ、感動のラストなんてもってのほかです。 読み終わり→即時、オークション出品 と言う出来。 どうやって本棚の隙間を空けて収納しようかと考える必要のない本です。 | ||||
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「現代エンタメの最高峰」という帯の言葉にあながち嘘はないと思います。見事にからみあった伏線。いきもつかせぬストーリー。 100頁を過ぎるあたりからは、ぐんぐん加速する感じでいつのまにか物語の虜になっていました。キーパーソン三人の性格設定や書き分けも見事です。間違いなくドラマ化でしょうね。翌週が待ち遠しくてたまらない、高視聴率間違いなしの、話題作になると思います。 ただし残念なのは、やはり、良くも悪しくも「エンタメの最高峰」になってしまっているということです。ストーリーが面白すぎて、人間の深みや痛み、業のようなものを感じる「淀み」が感じられないのです。『白夜行』『手紙』や『秘密』などにはそれを感じられただけにそれだけが残念です。ないものねだりかもしれません。贅沢なお願いですね……。 この作品は、いわば、超一流のシェフが見事に作り上げた料理といった感じでした。美しくて工夫に満ちていて、きちんと王道を行っています。もちろん抜群の美味しさです。けれど、不器用なりに、懸命に作った家庭料理というのも、小説の魅力のひとつなのだと思います。 しかし、そんな「ないものねだり」は、星一つ減じるほどのことではありません。最高級の楽しみを堪能できました。五つ星です。 | ||||
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両親を殺害された三人兄妹の物語は、 予想に反して『白夜行』のような陰鬱なものではなかった。 例えるなら、ちょっと小粋で、洒落た、フランス映画の詐欺師の物語のようにも感じた。 そこには、騙しのテクニックがあり、親を亡くした子の悲哀や苦悩もあったのだけれど、 読後には何とも言えぬ爽やかさを感じた。 題材、ストーリーともとても面白いと思ったのだが、 後半の展開がやや早すぎるような気もする。 上下巻として、三人兄妹の活躍?や、その背景をもう少し読んでみたいと思った。 オチ(犯人)は流石でした。 | ||||
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さすがは東野圭吾である。帯文の「兄貴、妹は本気だよ。俺たちの仇の息子に惚れてるよ」を読んだ時には、背筋が粟立った。隙のない文体、緻密なプロット。魅力的なテーマ。どこを取っても申し分ないのだが、このところ発表される著者の作品は、世界観が似ていてどこかマンネリズムに陥ってしまっているような気がする。せっかくこれだけ豊穰な才能の持ち主なのだ。脂乗ったこの時こそ、もっと世界観を広げ、新たな分野に挑戦してもらいたい。そうした期待をこめてあえて星3つ。 | ||||
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確かに面白かったです。 一気に読んだし、ラスト2ページには感動しました。今回のキーパーソンのヒロイン・静奈の気持ちにも自然に共感できたし(「白夜行」「幻夜」のヒロインであれば、絶対カモの相手には惚れなさそうです)、キチンとまとまっていていい作品ですね。これもドラマになるのかななんて思ったりして。 しかし、やはり物足りない感は否めません。 もし私にとって本書が初めての東野作品であれば、「スゴイ!東野さん最高!」と思ったに違いないのですが、全部読んじゃってます。「悪意」「容疑者X」「幻夜」等などの傑作を読んでいるから、どうしても期待してしまって、その結果肩透かしを食った気がしてしまうんでしょうね。 という訳で面白かったけど、帯の文句は煽り過ぎと思います・・・ (最近レビューを見返したらなかなか辛口な評価が多いですね・・・十分に水準以上の作品であると思うんですが。そうそう高水準の作品も連発できないでしょうし、人気作家は大変ですね) | ||||
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