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流星の絆
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流星の絆の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.85pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全303件 241~260 13/16ページ
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一気に読めてしまう本ですが、あまり好きではありませんでした。東野圭吾さんは、もっと面白い小説の書ける人だと思うと、少し残念です。途中である意味 犯人が読めてしまいます。 兄弟3人の個性は養護施設で育まれたと思われますが、その養護施設での様子やエピソードが書かれていないのも手抜きに感じられました。 兄は頭が良いはずなのですが、そのキレや明晰さが全く伝わってきません。妹は美人という設定ですが、あまりにも柄が悪く、頭が悪いため、育ちの良い女性を演じさせるには無理がありすぎます。 エンディングも、無理に幸せなものにしようとした感じがして違和感がありました。悲しい終わり方よりは読後感は良いですが…。 「お手軽小説」の域を出ていないのが、非常に残念です。 | ||||
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本に読み慣れてない私でも、冒頭からすぐに入り込めました。ただ、幼いうちから、長男があまりにもしっかりしすぎですし、詐欺をしくむ場面も、兄弟の役割や展開が出来すぎてるような感じがしました。また、最後に真犯人に気づいた瞬間も少し強引に持ってきた気がしたため、星3つです。 | ||||
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東野圭吾の最高傑作ではないにしろ、良質な作品には間違いありません。基本的には皆さんが比較に出されているあの系統の物語です。幼児期の事件の影響云々。作品の重みは比較にならないかもしれないけど、その分ボリュームも少なく敷居は低いので、これはこれでいいと思います。 しかし!、この帯に書かれた宣伝は、どうしたもんだか。。。 以下、ちょっとネタばれ。 「最大の誤算は、妹の恋心だった。」で、半分近くまでのストーリーを示唆し、「驚きの真相」で、真相はその延長線上ではないと示唆する。確かに真相は想像はしたものではありませんでしたし、その延長でのラストのまとめ方は良かったと思いますが、構えてしまった分だけ驚きも無く、ラストの感動も半減しました。せめて前者で止めていてくれたら、妹の恋心をどう決着付けるかという想像で盛り上がれたものを(東野圭吾なら、その線でも期待できるので)。 映画もそうですが、最近はラストのどんでん返しが無いと売れないという悪い風潮があるので、それを示唆する宣伝が多く見受けられますが、売り上げにはいいかもしれないけど、受け取り側の損失も考えて欲しいものです。 | ||||
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うまくできてる本だなあ、というのが一番の感想です。テンポもいいし、キャラクターも輪郭がはっきりしていて読みやすいです。なんだか途中から映像として頭に浮かんできちゃって、これはテレビかなあ・・・映画か・・・きっと誰かが演じることになるのでは。 読ませる力はすごいと毎回思います。一気に読めたし、わりと納得した終わり方だったように思います。ハヤシライス食べたくなっちゃったなあ。 | ||||
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14年前、ペルセウス座流星群を見るために両親の目を盗んで夜中にこっそり家を抜け出した小学6.4.1年生の子供達。あいにくの天気で、流れ星を見ることもなく眠ってしまった末の女の子を背負い雨の中家路に着く。と、夜中にも係わらず家の周りに人垣が・・・。孤児となった三人は施設で育ちそこでも獅子座流星群を見るためこっそり抜け出す。悪夢の夜を挽回するかのようにその夜は次々と星が流れた。後ろ楯も学歴もない功一・泰輔・静奈の三人はある事件をきっかけに騙すより騙される方へと詐欺師への道を選び、連携プレーで見事に騙し続けていく。しかし、永くは続けられないと考え、今回を最後にとターゲットに選んだのが洋食屋「とがみ亭」の息子 行成。静奈の美貌を使って大金を騙し取ろうと策を廻らしている時、行成の父 政行を見て、唯一犯人の顔を見ていた泰輔に衝撃が走る。あの時の “顔”だ!詐欺計画が急遽両親殺害犯の糾明へ。が、追い詰めたと思ったところに意外な人物が浮かび上がってくる。犯人は・・・? | ||||
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夜空を雲が覆う中,功一と弟の泰輔は家を抜け出そうとする。流星が見えるのを信じて・・・しかし,妹の静菜に気付かれ3人で抜け出すことになる。高台に到着した3人だが,雲に覆われた空には流星が流れることはなかった。家に帰った3人を待ち受けていたのは惨殺された両親の姿であった・・・ 久々に読んだ同作者のタイトルであったが,「インパクトに欠ける・・・むむぅ」といった感じであった。『白夜行』や『容疑者X〜』などのタイトルに比べて,読み終わるのがもったいないという気持ちや物語の中のなんともいえないやるせなさみたいなのが,自分にはわいてこなかった。また,結末も何となく予想の範囲内であったというのもその一つであると思う。しかし,確かに読みやすくほぼ一気の物語であり作者のその他の本にあるような一定の期待を裏切らない内容でもあった。期待が大きすぎたのか・・・ | ||||
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発売されてから、本屋に行くたびに気になってました。 やっと昨日、購入しました。 みなさんが書いているように、一気に読めます。続きが気になり、ペールをめくる手が止まりませんでした。数時間で読み終えました。厚みがある本なのに、長さを感じさせません。さすがです。 ハヤシライスが食べたくなる気持ちになるという人がたくさんいるのもうなずけます。 涙が止まらないとか、最高傑作だとか聞いて読むと、期待値があがりすぎてしまい、それほどでもなかったときのギャップは大きい。 ラストは好きですが、突然すぎて泣けなかったです。宣伝文句におどらされず、先入観なしで読むと、泣けたのかなと思うと残念でなりません。購入を煽るための宣伝文句がハードルをものすごく高くしていると思います。東野圭吾最高傑作となっていますが、白夜行や幻夜の印象が強い私には物足りなさが残るため、−1 もっと、この世界に浸っていたかった。少年時代や詐欺師となった経緯、静奈が恋におちるところをもう少し丁寧に描いて欲しかったです。上巻が少年時代、下巻が復讐編というように長編になれば文句なしだったかも。それができる作家だと思います。 普段は本を読まないという友人にお勧めです。読書が好きになること間違いなしの作品だと思うので、★4つです。 勧めるときには、泣けるとか、先入観は与えないようにね。 | ||||
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いつも東野氏の本は楽しく読ませていただいております。 家族の絆、家族のあり方、色々だなと考えました。 こんな兄弟のあり方、絆、羨ましいです。 ピッチよく進みましたが途中犯人はこれとわかり、 違うっと気づき、最後は。。あれれと想像を超えておりました。 ちょっと無理があったのかなとも思いましたが全体的には楽しめました。 最後は、、やられた。という感じでしたね。。 ちょっとぐっときます。女性には。。その場面、すぐには思い出せず ページをめくりなおしたのは私だけでしょうか。 文庫本がでるといいけれど。。通勤途中、重かった。 | ||||
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■横須賀の小さな洋食屋《アリアケ》。夫婦が営む店の自慢は先代から受け継がれたハヤシライスだ。子供が3人いた。小6の功一、小4の泰輔、小1の静奈。ある日の深夜、兄弟はペルセウス座流星群を見るために家を抜け出し、近くの造成地に行く。帰宅すると、両親が殺されていた。遺留品はビニール傘。また裏口から出てゆく男を泰助が目撃していた。警察の執念にも関わらず、捜査は難航し犯人は見つけられなかった。子供たちは施設に預けられた。 ■14年後。兄弟は、美しく成長した静奈の容姿を武器に、詐欺グループを結成していた。独身の冴えない男に静奈が近づき、泰輔が銀行マンに扮し、静奈が加入しようとしている海外債権の不足分を男に立て替えさせる形で百万単位の金を巻き上げる方法だ。功一が総参謀を務めた。孤児3人が生きるための手段だった。 ■ある時、静奈はレストランチェーン《とがみ亭》の御曹司・戸神行成に接近する。その店のハヤシライスの味はアリアケそっくりだった。そして行成の父こそ、両親が殺された夜、裏口から出て行った男だったのだ。色めき立ち復讐を誓う3人。だが誤算が。静奈は行成を愛し始めていたのだ。復讐は、成就するのか、それとも――。 ■ラスト30頁に驚くべき展開が待ち受けていて、書評子は腰を抜かした。 ■東野圭吾は本当に面白い。 | ||||
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その夜、流星を見に、こっそり兄弟3人で夜中に家を抜け出した。 小学6年だった功一、小学4年だった泰輔、小学1年だった静奈。 ところが星が見えるどころか雨まで降り出し 家路につくと、そこには重たい空気が・・ 変わり果てた両親の姿。 両親は小さな洋食屋「アリアケ」を営んでいた。 担当した刑事たちは、残された幼い兄弟たちのためにも 必死で犯人を探すが、いっこうにメドが立たない。 場面はかわり、すっかり大人になった3人は 施設で育った後も、しっかり絆で結ばれていた。 しかし、それは、生きるのに必死だった彼らには、あまりにも過酷で 冷たい「世間」を思い知らされた上での 反骨心から、騙される側から騙す側にまわったのだという 彼らなりの正等論を持っていた。 そんな彼らの前に現れたのは 次男が唯一目撃していた犯人の顔。 14年たっても、決して忘れることのなかった顔。 その男は、本当に犯人なのか。 騙す側に徹していた3人は、騙しきれるのか。 いや〜〜〜〜〜〜 引き込まれたね。 3人が、それぞれの役割を見事にこなしながら 進めていく「仕事」アッパレ。 静奈の乙女心。 他人を信じることが出来なかった3人が、唯一心を許した相手。 そして、真犯人・・・。 ドンデン返し〜! このドンデン返しにも、理由付けがしっかり出来ていて とても巧妙。 やっぱり東野圭吾は・・・すごい。 ★5つ!! | ||||
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主人公の3兄妹の両親が殺されるところから物語は始まる。手がかりらしきものは出てくるのだが、結局その事件は迷宮入りになる。そして3兄妹は成長し、やがてちょっとやばい仕事をするようになる。 さらに、ストーリーの中で、3兄妹の妹が仇の息子を好きになってしまう。それからどういう展開が待っているか…それはあなたの目で確かめてもらいたい。 人間には理性と感情がある。ふだんは理性で感情をコントロールしているが、人間はロボットではないので、感情のままに衝動的に行動してしまうことは十分ありえる。このストーリーのようなシチュエーションはまず実際にはありえないだろうが、私たちに人間の不可思議さを考えさせてくれる。なぜ人は体に悪いと分かっていてタバコを吸いつづけるのか。なぜギャンブルで損をすると思いながら大金をつぎ込んでしまうのか。その答えは、人間は感情に流されやすい生き物だということだ。人間の行動はロボットやコンピューターのように予測のつくものではないし、だからこそ人間の行動をテーマにした多くの小説や映画、演劇などが成り立つのだ。ひとりの人間を本当に理解するのは難しい。たとえそれが自分自身でも。だからこそ、このような小説の存在価値があるともいえる。 最後に、兄妹の長兄が言う印象的なセリフをひとつ。「俺たちって流れ星みたいだな。あてもなく飛ぶしかなくって、どこで燃え尽きるか分からない。だけど、俺たち三人はつながってる。いつだって絆で結ばれてる。だから、何も怖がるな」 | ||||
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東野ファンですが,個人的には「容疑者X」以降の作品はどうもピンと来ない. 前作「夜明けの街で」はあまりな内容だっただけに,今回は期待しました. ですが・・・良く言って佳作止まり. これが東野作品でなければ,もっといい点数になったでしょう.でも,東野圭吾にしてこの程度ではとても満足はできません. 「白夜行」「容疑者X」の印象があまりにも強すぎるのかもしれませんが,デビュー来のファンとしてこの2作を超える作品の登場を願ってやみません. | ||||
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東野圭吾さんの作品は久しぶりに読んだのですが、さすが、期待は裏切られませんでした。 家族の温かみと、社会の現実が同時に現れていたと思います。 キャラクターはそれぞれ個性豊かで、それでいて心の奥は純粋で、皆好印象のメンバーでした。 大きなオチはそれほどないのですが、ちらほらと様々な展開が見えてきます。時には焦りながら、「ああ、どうしよう…」と、感情移入しながら読んでいました。 最後には「よかったー」という感動的な終わり方で、私的には好きなまとまり方でした。 | ||||
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東野圭吾の作品は出る度に読んでいますが、このところいまいちでした。本作は、久々の合理的なミステリーとして楽しく読めました。ラストのどんでん返しとハッピーエンドも嬉しいところです。ただ、『白夜行』や『秘密』ほどのインパクトはないのがちょっとだけ残念。でも、『容疑者Xの献身』を読んでこんなものかと思っていた人はぜひ読んで下さい。 | ||||
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プロット、テンポ、人間描写等、いずれも作者の力量が感じられる佳作。 あっさりしているけれど、読みやすくてよい。 いくつかの点で強引さを感じつつも、許容できる範囲。 東野圭吾入門書といったところ。 | ||||
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「流星の絆」って、何が?とまず思いました。 詐欺の手口を、三人のチームワークで成功させていくのがその「絆」なの? 最後に妹をかばって兄二人が自主するのが三人の絆なの? とにかく、全体的に薄いと思いました。 「両親虐殺」「残された三人の兄弟」そして「著:東野圭吾」 この三つのキーワードがそろえば最強の小説じゃないか!と思って ドキドキしながら買いましたが、完全に肩透かしをくらいました。 とりあえず、「流星の絆」このタイトルが狙いすぎだと思います。 あと大げさな新聞や帯の宣伝文句。それに踊らされたこの私。 別に普通の小説です。 | ||||
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ハズレは少ないと思ってた東野圭吾の新作・・・。 今回は大ハズレでした。 まず、物語の設定や展開に無理がありすぎです。 無駄な伏線が張られ、テンポを意識しすぎたためか、 リズムも悪い。 何よりも主人公を始め、登場人物に魅力やハリがない。 最後はどんでん返しのつもりだろうが、無茶しすぎ。 尻つぼみな終幕。とても残念です。 時間つぶしにはなったので☆2つ。 | ||||
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面白かったです。 最後まで一気に読めたし後半はドキドキもしたし、結末には「うん!そうか!」と 思わずうなってしまいました。 でも、「お〜そうきたか!」と叫んで立ち上がるほどの驚きはなかったです。 偉そうに言わせていただくと、東野さんの力量はこんなもんじゃないと思います。 もっと深く、頭グチャグチャになるようなエグ味のある小説を書いていただきたい。 本の世界に引きずり込まれて、息つかせぬほどハラハラするような…白夜行なんて 本当に読破するまで眠れなかったですから。 いつも素晴らしい作品を読ませてくれるから、やはり読者の求めるものも どんどん贅沢になっていってるのかもしれませんね笑。 ・わりとあっさり読めるミステリー作品を探してる ・家族の絆に触れたい ・読後は気持ちよくぐっすり寝たい 方にはオススメです。 「赤い指」の家族と比べてみるのも楽しいですよ。私はあっちの家族も好きですが。 | ||||
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両親を惨殺された三兄弟が、時効寸前で出会った犯人。彼を追い詰めるべく、仕掛けを張り巡らす三人。しかし、妹の恋心が事態を思わぬ方向に進めていく…。 美貌の女性が男をだまし生きていくと言う設定は、「白夜行」「幻夜」を髣髴とさせるのですが、本書で登場する静奈はあくまでも「生きるため」に、やもすれば、あっけらかんと詐欺に手を染めている印象です。そこに深い闇はなく、二人の兄とともに社会の片隅でしっかり手を取り合って生きている。彼女が初めて兄以外に心動かされた男性が、たまたま自分たちの両親を殺した犯人の息子。彼がまた、本当に頭のよい、いい男なんですよね、これが。 真相を知りたいがために、ページをめくる手が止まりません。ラスト、あまりにうまくまとめられすぎていて、余韻はいまいちですが(まさしく2時間ドラマの乗り)、楽しい読書タイムが持てること、間違いなしです。 | ||||
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ここしばらく、私の好きな「白夜行」や「容疑者Xの献身」などに比べて、 ?と思う東野作品が続いていたのですが、 今回はよかったです。すっきりです。 導入部も良かったし、意外な犯人・真相も良くできていました。 ラストも美しくて、さわやかです。 両親を殺された三人の兄妹が詐欺師になっていたという展開も、 意表をついていて楽しめました。 ただ、約半分くらいまでのあらすじがあちらこちらのメディアで発表されていたのが、 ちょっと興ざめでしたね。 宣伝する方は、もうすこし控えめにして欲しいものです。 | ||||
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