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ダイイング・アイ
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ダイイング・アイの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.39pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全261件 81~100 5/14ページ
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サイコスリラー、はたまたオカルトって感じでしたが、作者にしては珍しいセックス描写があって驚きました。本人も怪しいけど周囲の人は雰囲気通りのもっと悪い人達でした。結果としてあっという間に読み進んでしまい、ページ残りが薄くなっていくのが残念でした。 | ||||
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ガリレオが良かったので購入しましたが、まるで安っぽいエロ小説。 買わなきゃ良かったって思っちゃいました。 それでも最後まで読ませるのは作者力なんでしょうね。 | ||||
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1年半前交通事故を起こしたバーテンダーである主人公雨村。日常の生活に戻り仕事を始めるが、勤めている店にある男が現れる。雨村は何者かに襲われ交通事故の記憶をなくしてしまう。その後から彼の周りで奇妙なことが起き始める。そして自分が狙われた事と奇妙な出来事に疑問を感じ、周りの協力も得て真相を探っていくが・・。記憶を無くし真相を探っていくところや性描写などがあるところは、同著の「変身」に似ているなと思いましたが、「変身」が面白かったので期待して読み続けました。でも、交通事故の真相までは良かったのですが、その間に起きた奇妙な出来事の内容があまり現実的ではなく、ちょっと納得できませんでした。ホラー的で謎がありますが、凄惨で恐怖感のあるシーンなどの描写はさすがといった感じで、読んでいて不気味なのでぞっとします。性描写は「変身」ほど過激ではないので、まあ読みやすいと思います。奇妙な出来事がもう少しありえる内容だったら非常に面白かったような気がします。 | ||||
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交通事故を起こして、間接的ではあるが女性を殺してしまったと思っている主人公慎介。それが原因で、被害者の夫に 襲われ、事故の記憶を喪失する。一方、その間に同棲している女性の謎の失踪、そして謎めいた美女の接近、彼を 襲った被害者の夫の自殺。事態は読者の想像が追いつかない速さで進展していく。ここら辺の筋運びで全く先を読ませないのが 東野の凄いところであろう。やがて、記憶を回復した慎介は事件の意外な真実を知ることになるが、オカルトっぽい要素を 上手く入れながら、予想を超える展開で事件は意外な方向に進んでいく。「容疑者Xの献身」ほど文学性や、意外性に 富んでいるとはいい難いが、きちっと筋や人物描写を備えたミステリーだと思う。 | ||||
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東野圭吾は好きな方ですが、特にこだわる事無く色々な本を読むので、東野圭吾作品としてどうか?と言われると分かりませんが、個人的には非常に楽しく読めました。 途中でホラーチックな展開になった時はどうなる事かと思いましたが、最終的に割とすんなりと受け入れられた自分がいました。ただ、本当に読書好きで非常に細かく展開を読み解く様な方からすれば、腑に落ちない部分も多いのかも知れません。 私のようにあまり深く考えず、映画等を見るように展開を追っていく事を好む人には良いのではないかと思います。 | ||||
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男として、ドキドキしました\(~o~)/ また、最後まで目が離せない物語の進め方はさすがです(^^♪ | ||||
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都内にある有名なバーを訪れる機会があり、「作者が時々来る」と聞いた。この小説にはそのバーをモデルにした描写があるとのことなので購入してみた。 | ||||
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主人公・雨宮慎介は何者かに襲われ、交通事故に関する記憶を失う。 襲ったのは、過去に交通事故で死亡させた女性の夫だった。 その交通事故について周囲に話を聞くうちに、不穏な動きを見せ始める。 誰が嘘をついて、誰が慎介を陥れようとしているのか。 東野圭吾の本は2冊目だけれど、本書は推理小説というよりも、ミステリーというか、耽美な部分も多くて中でもちょっと風変わりらしい。 プロローグがホラーで引きこまれたんだけれど、オカルティックな展開が続いて、結局そのまま非科学的な流れのまま幕を閉じる。 トリックよりも、どちらかと言えばドラマティックな展開が楽しめる。 慎介が学生時代を振り返り、同じアパートに住んでいた学生の一言。 本筋とは関係ないプロットのようで、実は本書の真髄であると思う。 ───「考えてみろや、金があったらなんでもできると言うけれど、失うた時間を取り戻すことはでけへん。どんな金持ちでも若い頃に戻ることは不可能やろ?その点、時間さえ無限にあったら何でもできる。人間が文明を築けたのも、金の力やのうて時間の力やからな。ところが悲しいことに、一人の人間が持ってる時間には限りがある。しかも若い頃の一時間と歳とってからの一時間では価値が違う。俺は今持ってる時間を一秒でも無駄に使うのが死ぬほど嫌なんや」(p.92) | ||||
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なんだか先を読むのが怖いのに 夜中まで読んでしまい「怖い・・・どうしよう・・。」 と不安になってしまいました。 お話はやっぱり一気によませる面白さです。 交通事故だけは気を付けよう・・・心底そう思います。 いっそ教習所でこの小説を読ませるようにしたら ドライバーは「事故だけは気を付けよう」と思うのでは。 小説の内容については ほかの方が詳しく書かれているようですが 私がこれから読まれる方にアドバイスするならば 東野さんの作品の入門として「ガリレオ」シリーズを読んでから こちらの「ダイイング・アイ」を読んだほうが 良い気がします。 「ガリレオ」が★5なら この作品は★4くらいかなということで評点しました。 | ||||
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東野圭吾の最高傑作はと言われると一つに絞るのは困難だが、最低作はと言われると本作ではないかと思われる。 連載は98年なのに単行本化が2007年とこれだけ間が空いているのは東野氏としては世に出したくなかったのであろう。前年に氏が直木賞を受賞したので、この時期連載のなかった光文社が過去のお蔵入りである連載作を今なら何でも売れるというビジネス的な大人の事情で強引に単行本化した裏事情が伺い知れる作品。 90年代後半の東野氏の作品は秘密など充実した作品が多かった時期だが、その影響で本作にようなやっつけ仕事的作品も量産体制のものとでは連載せざると得なかったのか。 交通事故をモチーフにした推理ものというよりは世にも奇妙な物語的サスペンスだが、大して怖くない。ホラーというには全ての謎が合理的に解決してしまい出来そこないの推理小説のようでもあるが、何となく話の展開が読めてしまい、最後まで読んでも「ふーん」程度の感想しか沸かない。まあ、この程度の陳腐なプロットでも最後まで退屈せずには読ませる東野氏のプロならではの仕事ぶりが分かる作品でもある。東野作品としてはあまりお勧めできない駄作である。 | ||||
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幽霊が出てくるわけではありませんが、 途中そのような描写があり、あれれと思ったのですが 両足がちゃんとついた人で良かったな。 でも、その人には死者が乗り移ったような、、という流れ。 実際、死亡交通事故に会ったことはないのですが、 被害者と加害者のその後のことを想像すると もしかしたら、と思わせるような展開です。 江島さんの大人の発言が出てきますが、結局そう言う事かもしれませんが 当事者は、、というお話かと思いました。 話は複雑ですが、引きこまれます。 加害者と被害者の心理描写や出来事の連続性はさすが、 一気に読ませる作者の旨さと思います。 結構評価低いレビューが多いですが、私は星5つ。 結論がはっきりしない、例えば成美さんの行方、部分もありますが それはそれでいいと思いました。 | ||||
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幸せの絶頂にあったはずの若い夫婦。妻を溺愛する夫の心配をよそに深夜、人気のない道を自転車で走るその妻は交通事故に遭い、死ぬ瞬間に激しい憎悪を加害者に向けて絶命する…。 そしてそこから心霊現象的な要素を絡めつつ、加害者と被害者、そして周囲の人間の持つ「秘密」が複雑に絡み合って物語は意外な方向へと進んでいくが…。 記憶喪失気味の主人公、死んだはずの新妻の目撃証言、そしてセクシーな妖女。ミステリアスで超常的な要素が物語の進行を艶のあるものにしていくが、いかんせん内容が薄く、著者の刊行ペースに比例して昨今の「量産された作品」感が否めません。 濃厚な物語ではないので、暇つぶしにはもってこいのライト小説ですが、、「手紙」や「白夜光」から受けた衝撃や感銘はもう、求めるのは無理ですかね? | ||||
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タイトルの意味は読み進めるうちに分かってきました。 終盤に一気に謎が解けますが、確かに過度な性描写や、途中で人物が消えてしまったりと、 作り込みに大雑把な感を抱かないでもないですが、複雑な人間関係と先が読みにくい展開で、 「ダイイング・アイ」の催眠術にかかったように一気に読み進めてしまいました。 ホラー・サスペンス的な要素もある作品ですが、何か社会的テーマを訴えているわけでもなく、読後の余韻はさほどありません。 それでも吸い寄せられるように読んでしまったのは瑠璃子の魔性的な魅力もあったからだと思います。 物語のテンポよい展開の速さでページをめくる手が止まらなくさせる…稀代のストーリー・テラー東野氏の成せる技です。 しいて言えば、この作品ひとつのテーマとして交通事故があげられると思いますが、 自動車を運転する限り、事故の危険は常について回るわけで、そこだけは肝に銘じておこうと思いました。 | ||||
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東野圭吾さんの小説。 今回はマネキン、瞳力(NARUTOみたい)、取り憑くなどがテーマのように思いました。 東野作品らしく謎を追いかけていく課程は面白い。 ただ主人公のキャラクター設定的に好きになれず感情移入はできなかった。 打算的な行動が目立ってしまったからだと思う。 性描写も幻夜、白夜行並にエロ目になっているように思う。 途中官能小説かよ!と。瑠璃子から責められるとかどういうことやねんと。 にしては物語の展開が思ったより普通に落ち着いてしまっているような。 科学的な要素が作品に反映されることも東野作品の良さです。 本作ではちょっと似非っぽさが表に出てきすぎのように思います。 主人公を最後暗殺しかけた絵島が目を潰したとラストの描写にあっても???と いう感じで怖いではなく何その展開?と突っ込んでしまった。 おそらく憑依、催眠術の影響でということなのだろうが・・うーん。 催眠術系はどうも似非っぽいイメージが強いせいなのだろうか。 | ||||
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プロローグで岸中美奈絵が不運な交通事故死する描写は実にリアルです。ホラーが苦手な方は読むのが辛いかもしれません。でも、実際の交通事故現場の悲惨さと事故の抑止からすれば、目を背けないで読むべきでしょう。 伏線を探しながら中盤まで読み進めたものの必要性があまり感じられない人物とその行動の記述に振りまわされただけのように感じられました。状況が分かり始めるにつれ、今度はなぜ雨村慎介を軸に展開させたのか不満が沸いてきました。そのためラストの意外性も感動も薄く、惰性で読み終えたという感じです。 以下ネタバレになってしまいますがご容赦下さい。 壁とクルマとに挟まれ死に向かっていく岸中美奈絵の最後の描写に「許さない、恨みぬいてやる、たとえ肉体が滅びても−。憎しみの最後の炎を燃やし、美奈絵は相手を睨み続けた。」とあります。睨む目がポイントならば、彼女を押し潰し睨む目を見た上原ミドリ、若しくは同乗者の木内春彦を軸にストーリーを進め、彼らが徐々に崩壊していく過程の中に雨村慎介や江島を加えた心理描写を描いて欲しかったですね。推理の妙味はなくなりますが、「変身」のような趣旨は狙えるかと思います。 | ||||
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これはあまり好きではありません。 ホラー的要素を組み入れてみたのでしょうが 正直、今まで読んだ東野作品の中で 一番面白くなかったです | ||||
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東野圭吾さんの作品は好きでよく読んでいます。 個人的にはたまにある「大当たり」に出合うのを楽しみに読んでいます。 大当たりでなくても「はずれなし」という感じだったのですが、 初めてのはずれでした。 申し訳ないですが2度と読みなおさないと思います。 | ||||
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個人的には・・・・すごく怖い作品だなぁと思いました。 幻夜のあの悪役の女性よりもさらに怖いというか・・・。 あれ以上の恐怖の描写は無理だろうと思っていたので、作者自身がそれを成し得たことに、 ビックリしています。 ただ・・・やっぱり正統な、というと的外れかもしれませんが、 レビューを俯瞰してもいまいち評価の高くない作品として認知されていることを見ると考え込んでしまいます。 わたしがこれまで読んだ東野さんの作品の中で、最もそれっぽくない・・・という気もします。 <以下はネタバレなのでご注意ください> この類の作品を見るといつも思うのは、 加害者への復讐はある程度理解できるとしても、 そのために無関係な者(この作品では成美さんとか)を巻きこむというのは、 なんだか納得できない気がします。 復讐の動機自体が「何も悪いことなんてしていないのに殺された」とすれば、 復讐のために無関係な人を殺すのでは、深い部分で本末転倒だとは思ってます。。。 | ||||
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帯が気になって買いました。 「許さない、恨み抜いてやる。しかし、加害者は忘れていた」 これにつられました。 タイトルが横文字って珍しい。 日本語ではしっくりくるタイトルが無かったのか。 自分がつけるなら「倒錯」です。 東野圭吾だから売れるという作品の部類に入ると思います。 サスペンスでなかく、ミステリー? いやホラーに近いかも。 数ある作品の中では低いレベルにあるものの一つだと思います。 名作家のジレンマが垣間見えます。 常に売れる作品ばかり書かなきゃいけないというプレッシャーから 開放されたかったのかも知れません。 書きたいことを書くという意思表示だとしたらそこは評価できます。 | ||||
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出だしはいい感じで、ホラー??ひょっとして、角膜移植を取り込んだバイオホラー??とわくわく出来たのですが。 主人公が記憶喪失になったあたりから、ぐだぐだになってきて。 思わせぶりなミステリアスな雰囲気をちらちらさせながら、 フラッシュバックのように一瞬ぱっと浮かび上がる場面など、細部はいいのですが。 ストーリーのつながりに無理がありすぎ(連載だから仕方なかったのかもしれませんが) ぶつ切りになっている印象があります。 無理やりにエロティックシーンを挿入している点もマイナスポイント。 最後まで読んでも、なんだかよくわかりませんでした。 「白夜行」はあいまいなまま終わるのがいいのですが、これでは納得できません。 | ||||
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