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時生 トキオ
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時生 トキオの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.19pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全252件 121~140 7/13ページ
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最後の父親の一言が忘れられません。 ただただ泣きながら一気に読みました。 家族の大切さを改めて感じました。 | ||||
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最近の『さまよう刃』から入った圭吾ファンです。 立て続けに読んでいますがどれもすばらしい本ばかりですが、 この『時生』がナンバー1でしょう。何でこんなすばらしいストーリーを書けるのか信じられません。 泣けました。最後の父親のセルフには参った。読み終わってもう1ヶ月が経とうとしていますが、 いまだに感動が忘れられません。私の人生で間違いなく忘れられない1冊になるでしょう。 きっと後3回は読み直すでしょう。『東野圭吾』を知らない人がいたらまず、この本を読んでファンになってください。 | ||||
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東野作品にたまにある”ファンタジーもの”。 2、3時間程度あれば、読めます。 一気に読ませてしまうのは、さすが。 プロローグは「現在」。 そこから、過去を振り返る形でストーリーは始まる。 どういう形で現在に至るのか、 イメージが出来ないまま、話が進んでいく。 最後にぴったり符合する形で終わるのだが、 こういった、話がしっかりつながる感じ、 読後感が非常に良い。 内容が、「心温まる系」である、ということもある。 話が淡々と進みながら、 最後に感動が待っている、というのは、 「手紙」とか「秘密」に近い感じ。 お勧めできる1冊。 | ||||
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読み終えた後、切ない気持ちと温かい気持ちが入り混じり、やっぱり東野さんはニクいなぁと感じながらも涙がこぼれてしまった作品でした。 人としても男としてもダメダメだった拓実と、父である拓実に会いに未来からやってきた息子のトキオ。 二人のかみ合っているようないないようなやり取りも笑えました。竹美やイシハラなど個性のある脇役たちも、作品の良さを高めていると思います。 行方不明になった恋人を探し出す過程で起こるさまざまな事件には、多少のサスペンス的要素も含まれていますが、やはり全体的にはミステリーというジャンルには当てはまらないと思います。けれど、すごく印象に残る場面が多くとても楽しめました。 他の方のレビューにも書かれていますが、やはりあのトキオの言葉には胸を打たれました。 「好きな人が生きていると確信できれば、死の直前まで夢を見られるってことなんだよ。人間はどんな時でも未来を感じられるんだよ。どんなに短い人生でも、たとえほんの一瞬であっても、生きているという実感さえあれば未来はあるんだよ。明日だけが未来じゃない。」 そして、拓実が実の母親と向かい合うシーン、最後の1行の、拓実のセリフ…。 ありきたりですが、本当に感動しました。とてもいい作品です。 東野さんは代表作といえる作品が多々ある作家ですが、もっと評価されてもいいと思う一冊です。 | ||||
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『明日だけが未来じゃない』 この言葉がものすごく心に響きました。 自分にとって大切な人を通して、生きているんだという実感さえあれば 心の中に未来を感じることができるし、それだけで幸せになれる。 まさしくその通りだと思います。心にグッときました。 でも、もし自分がトキオの立場だったら、両親に産んでくれたことに 感謝して、短い人生だとしても父母のおかげで未来を感じながら幸せに生きることが できたと胸を張って言えるだろうか。 反対に、長く生きられない自分の人生を悲観し、絶望してしまうかもしれない。 病気で生まれてくると分かっていたのに産むことを選択した両親を恨んでしまうかもしれない。 トキオは本当に強い人だと思う。自分もトキオのように例え死に直面しても 周りの人に感謝して、『あなたのおかげで未来を感じ幸せに生きることができたよ。』と いえるような人になりたいと思ったし、 そういう人生、生き方をしたいと強く思わせてくれる素晴らしい作品だと感じました。 | ||||
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知り合いの人にすすめられて読みました。わたしは星三つかなぁ。求職中の彼がいるからかちょっと読んでいて辛くなりました(笑)でも「どういうことだろう」といういろんな部分が最後にはすべて束ねられる所はさすがです。読み終えた時にすっきりとした気分になれました。 | ||||
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SFや時間を扱った物語、また、不思議な物語の本を見つけたら片っ端から読んでいます。この「時生」は、割とオーソドックスな設定の中進められる人間模様が展開されています。が、正直、作者が何をしたいのかさっぱりです。東野圭吾という人の作品はこれが三つ目でしたが、おそらく最後になるでしょうね。文から文章以上の不思議さが全く伝わってこないし、登場人物たちの行動の中弛みっぷりったらないです。作者の苦手なジャンルだったと割りきりたいと思います。こういったジャンルに「時生」を並べると下から数えた方が早いでしょうね。図書館の貸し出しで十分でしょう。 | ||||
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東野圭吾さんの発想、文の組み立て方、ストーリの構想とすばらしいのですが、主人公があまりにひどいのでイライラしてしまいあまり感動できませんでした。 ただ、すごくよみやすく読んでいて学ぶ事も多くあるので読んで損はないと思います。 | ||||
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拓実の出生の謎を解き明かす手がかりを持って、息子トキオが未来からやってきた。 そしてそれと並行して、失踪した恋人を追っていくうちに、さまざまな事件に巻き込まれる。 ミステリーとしても十分面白いが、 若かりし頃のどうしようもない父親に、息子が何度も訴えかける。 この構図が面白さに輪をかけている。 トキオの置かれている状況も手伝って、一言ひとことがとても力強い。 そして、最後の最後にようやく拓実は改心する。 「環境ではなく、自分が悪いのだ」と。 ありふれたテーマであり、しかも物語の冒頭にカラクリを見せている。 それでもなお、この感動。 ここまで読ませる筆力は圧巻です。 | ||||
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不治の難病で、病院のベッドに寝たきりのまま、間もなく絶命しようとしている時生。 その父親である拓実は、20年以上前に出会い、人生を変えてくれた不思議な少年を思い出す……という話です。 東野圭吾さんの作品らしく、設定はありきたりなのに、最後まで飽きさせず一気に読ませます。 回想シーンの最初の方では、拓実ははっきり言って、コドモのような若者です(そこが可愛く魅力的でもあるのですが)。 その拓実が、トキオとの旅を終える頃には、自分の不甲斐なさを生い立ちのせいにしなくなり、恩ある人たちに素直に「ありがとう」と言える大人になっています。 拓実がそういう成長をするためには、大切な人との別れが必要だったのでしょう。 ……詳しくは作品を読んで下さい。 拓実とヒロインの関係に注目して読んでも面白いです。 最後の方に、同じ東野圭吾さんの『秘密』の登場人物がちょこっとだけ出てきます。 | ||||
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よくもこんな使い古された設定を、 よくぞこんな良本にしたものだ。 東野圭吾さん、スゴイ人だ。 | ||||
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面白かったです! 東野圭吾さんの作品では、私は一番好きかも。 主人公の青年はちょうど私の親くらいの世代なんです。うちの親たちも、こんなふうだったのかなぁ?とか思って読んだり・・・もちろん実写版も見ましたが、やはり小説で読むほうが面白い。登場人物も多彩で、脇役でさえも印象深い。笑いもあるけど、涙もある。一気に読んだ作品でした。 | ||||
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東野圭吾の描く世界が大好きで、名前を見ると買っています 特にこの「時生」はその中でも大好きな一冊です 自分が生まれる意味を知っていて、それでも未来の父親に立ち直ってほしくて その一途な思いが胸に迫ってきます 家族の絆が薄れて来ている今だからこそ、ぜひ読んでほしい一冊です | ||||
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息子の死の直前。主人公の拓実は妻に昔に息子に会ったことがある、 と語り始める。 主人公が独身時代にトキオという謎の青年にあう。彼女は謎の失踪をとげる。 少しミステリーというか、アクションものというかそういう流れは本の 厚さを感じさせず、さらさらと読めてしまいます。 拓実の出生の秘密が明かされ、自身がだんだんと成長してゆく。 家族の絆とは、親の存在とは。おススメです。 | ||||
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本書は一見よくあるタイムスリップものであるが,その精緻なストーリー構成や登場人物の複雑な心理描写により,他の作品とは一線を画している. 両親が大変な覚悟の上に生んだ息子.その名は時生(トキオ).17歳になった彼は,運命の病気により瀕死の状態に陥る.そのとき,何らかの理由により,過去へタイムスリップする.そして,彼は,若かりし頃の父親を探し,様々な関係をもっていく.その中で,父親は成長し,母親と出逢い,時生は生まれることとなる. 夫婦愛,親子愛,人間愛,様々な愛情に囲まれて人間は生きているということを改めて考えさせてくれる作品だと思う.東野ファンならずとも一読の価値がある一冊であろう. | ||||
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すごく面白かったです。 トリックで魅せる推理小説ではなく親子の絆を描いた感動的な話です。前半は自分勝手な主人公にちょっとイライラしてしまいましたが、読み進んでいくうちに、じわりじわりと胸が温かくなっていくのを感じました。 それにしても東野圭吾の作品は最後の一文がどれもすっごく印象的で良いですね。「宿命」も「白夜行」もそしてこの「時生」も… | ||||
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時を超えて主人公:拓実に会いに来たトキオ。 拓実が自分にとってどういう存在なのかを知っているトキオですが、「いつか自分に合ったことでひと山当ててやる」と口先で大きなことを言いながら、実際はこらえ性がなく、仕事についても長続きしない拓実に時には「若気の至りを見るのは辛い」と嘆きつつも、それでも離れようとせず一生懸命に拓実を支えようとする姿が、愛おしくてたまりませんでした。 そして拓実自身も、その時点で実際何者なのかハッキリわかっていないトキオとの間に何らかのつながりを感じている様子。これこそが「絆」なのだと思いました。 東野氏の作品の中では、「読後感の良さ」という点で、おススメできる1冊だと思います。 | ||||
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少し「秘密」につながる話だな、と思いました。 序章の段階で家族のキャラクターが分かるような話が もう少しあればもっと感情移入できたのかな、とも思ったけれど、 この位で良いのかもしれないとも思ったり。 「明日だけが未来じゃないんだ。それは心の中にある。」 各作品ごとの、伝えたい言葉を見つけるたびに なんだか東野さんの一部分を垣間見るような気がしています。 | ||||
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物語の大半が、主人公が当事の彼女を探すことで占められている。 その「当事の彼女」は、現在の妻との接点は無く、そこで話が切られてしまっているのが非常に残念。これほどの情熱をかけて取り戻した彼女とあっさり別れているのもちょっと違和感がある。 現在の東野さんであれば、現在の夫婦での生活描写をより細かく複線を張ったり、妻との出会いを絡めたり、実母とのかかわりをより深くしたりしたのでは無いかと予想する。 あまり重い話ではなく、カラッと読めてスキッとする後味の良い良作。 この夫婦には、また子供ができて欲しい。 | ||||
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死の瞬間でさえ、未来を感じることができる。幸せな心、思い出が人に未来を与える。 『明日だけが未来じゃない』『自分は幸せだった』、そのことを伝えるため、死の間際にいる少年トキオは、時間を超え若き父親に会いにいく。 泣けます。感動します。父と子の絆を感じることができます。 | ||||
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