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時生 トキオ
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時生 トキオの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.18pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全259件 141~160 8/13ページ
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| 息子の死の直前。主人公の拓実は妻に昔に息子に会ったことがある、 と語り始める。 主人公が独身時代にトキオという謎の青年にあう。彼女は謎の失踪をとげる。 少しミステリーというか、アクションものというかそういう流れは本の 厚さを感じさせず、さらさらと読めてしまいます。 拓実の出生の秘密が明かされ、自身がだんだんと成長してゆく。 家族の絆とは、親の存在とは。おススメです。 | ||||
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| 本書は一見よくあるタイムスリップものであるが,その精緻なストーリー構成や登場人物の複雑な心理描写により,他の作品とは一線を画している. 両親が大変な覚悟の上に生んだ息子.その名は時生(トキオ).17歳になった彼は,運命の病気により瀕死の状態に陥る.そのとき,何らかの理由により,過去へタイムスリップする.そして,彼は,若かりし頃の父親を探し,様々な関係をもっていく.その中で,父親は成長し,母親と出逢い,時生は生まれることとなる. 夫婦愛,親子愛,人間愛,様々な愛情に囲まれて人間は生きているということを改めて考えさせてくれる作品だと思う.東野ファンならずとも一読の価値がある一冊であろう. | ||||
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| すごく面白かったです。 トリックで魅せる推理小説ではなく親子の絆を描いた感動的な話です。前半は自分勝手な主人公にちょっとイライラしてしまいましたが、読み進んでいくうちに、じわりじわりと胸が温かくなっていくのを感じました。 それにしても東野圭吾の作品は最後の一文がどれもすっごく印象的で良いですね。「宿命」も「白夜行」もそしてこの「時生」も… | ||||
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| 時を超えて主人公:拓実に会いに来たトキオ。 拓実が自分にとってどういう存在なのかを知っているトキオですが、「いつか自分に合ったことでひと山当ててやる」と口先で大きなことを言いながら、実際はこらえ性がなく、仕事についても長続きしない拓実に時には「若気の至りを見るのは辛い」と嘆きつつも、それでも離れようとせず一生懸命に拓実を支えようとする姿が、愛おしくてたまりませんでした。 そして拓実自身も、その時点で実際何者なのかハッキリわかっていないトキオとの間に何らかのつながりを感じている様子。これこそが「絆」なのだと思いました。 東野氏の作品の中では、「読後感の良さ」という点で、おススメできる1冊だと思います。 | ||||
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| 少し「秘密」につながる話だな、と思いました。 序章の段階で家族のキャラクターが分かるような話が もう少しあればもっと感情移入できたのかな、とも思ったけれど、 この位で良いのかもしれないとも思ったり。 「明日だけが未来じゃないんだ。それは心の中にある。」 各作品ごとの、伝えたい言葉を見つけるたびに なんだか東野さんの一部分を垣間見るような気がしています。 | ||||
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| 物語の大半が、主人公が当事の彼女を探すことで占められている。 その「当事の彼女」は、現在の妻との接点は無く、そこで話が切られてしまっているのが非常に残念。これほどの情熱をかけて取り戻した彼女とあっさり別れているのもちょっと違和感がある。 現在の東野さんであれば、現在の夫婦での生活描写をより細かく複線を張ったり、妻との出会いを絡めたり、実母とのかかわりをより深くしたりしたのでは無いかと予想する。 あまり重い話ではなく、カラッと読めてスキッとする後味の良い良作。 この夫婦には、また子供ができて欲しい。 | ||||
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| 死の瞬間でさえ、未来を感じることができる。幸せな心、思い出が人に未来を与える。 『明日だけが未来じゃない』『自分は幸せだった』、そのことを伝えるため、死の間際にいる少年トキオは、時間を超え若き父親に会いにいく。 泣けます。感動します。父と子の絆を感じることができます。 | ||||
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| 最初は「不治の病患う息子に最期のときが・・・・」という解説を目にして533ページというボリュームが躊躇させることとなりましたが、読んでいくと大部分が冒険活劇的展開と劇画的な描き方が軽快でどんどんひここまれていきました。テーマがあまりにも重いのにもそれをを感じないところに作者の文章力の豊かさを感じます。トキオの国分君と嵐の桜井君の主演のドラマにもなりましたが、このようによい作品はリメイクされて多少の脚色が加えられても多くの人に触れるのが一番と思います。 この小説で想起してしまったのがアカデミー賞受賞作のロベルト・ベニーニのライフイズビューテイフルで子を想う父親の愛情が美しく描かれています。 新聞の3面記事では親子の憎悪関係や虐待がよくクローズアップされ殺傷事件まで起こる悲しい現実がありそれはあたかもゴリラの雄は縄張り争いで勝った時、敗者の子ゴリラを全部殺してしまうと雌ゴリラは発情し勝者のゴリラの子作りに励むという原始的動物行為に近いものを感じられますが、人はそのような単細胞的な行為でない”愛”ももっていると描かれているところにこの小説の素晴らしさを感じました。 そして私は恐らく意図的だと確信しているのですが、最も肝心な部分を曖昧にしているのは、様々な憶測を喚起させます。 B級SFに陥ることなく読後には感動と希望が得られる素晴らしい作品です | ||||
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| 最近東野圭吾作品を次々と読んでいるが、この作品は期待外れだった。 まず、タイムスリップした人物が若かりし頃の主人公を救う、というストーリーの凡庸さ、軽さが最初に感じる欠点の一つである。 しかし一番の難点は、主人公である若かりし頃の父という人物が、あまりに魅力のない、どうしようもなく軽薄で自分勝手な人間だということであった。そのことによって、最後にいくら感動的なシーンが待っていると分かっていても、ずっと気分が悪いまま、イライラした気持ちで不必要に長い中盤のストーリーを読み進めなくてはならなかった。 物語は、読者がある程度共感できる人物像を描くことが、基本的に必要ではないだろうか??主人公が駄目人間だからこそ成長を見せ、ラストを際立たせたかったという作者の狙いかもしれないが、極端すぎるとチープである。 このチープさと、それによるリアリティの欠落が、東野作品で時々感じさせられる、大きな欠点ではないかと私は思う。 | ||||
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| 本書は不治の病を患う息子の最後のときに、宮本拓実が妻に23歳時にあった少年との思い出話である。 宮本拓実の23歳の時はろくでもない生活をしていた。ふてくされていたといってもいい。まともな仕事にを見つける努力をしないで、世間からあぶれているのは自分のせいでなく、自分を捨てた者のせいだと思っている。そのときに未来から来たトキオという青年と出会うのである。警備会社の面接のあとで、突然恋人の千鶴が姿を消すのである。トキオと共に千鶴を探すのがこの話の中心である。それと共に、自分の出生の秘密も知ることになる。 人のせいにしても、悪い状況がいい状況に好転しないのである。自分が未来を勝ち取るように努力しないといけないなと思う。 | ||||
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| 誰もが何らかのことで悩んだり時には自分が嫌になったりする。けれどそれは誰にしも与えられた試練で自分が被害者ぶっても何も始まらない。それが自分に与えられたカードなのだから。被害者ぶっている内には大切なものを見失っている。見えなくなっている。主人公の"拓実"は、未来からきた我が息子"時生"に数々の大切な事を気付かせられる。家族、親、友達、恋人…色々な人と人との絆が見える一冊でした。時生によって拓実が更正していく様子は、時生と拓実の絆が見えた。「産んでくれてありがとう」生きていくことで幸せや不幸は表裏一体な訳で。捉え方次第で不幸が100あっても幸せが1あれば幸せな訳で。生きていなければ幸せも不幸なんかも味わえない訳で。生きているだけで幸せ、健康なだけで幸せなんて、普段気付かないけどこの本を読んで本当に"当たり前"が"幸せ"だって大切なことに気付いたような気がしました。 | ||||
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| 読みやすいし、面白い。それにラストには感動まである。 それでも、読みながら「小説って、これでいいのか?」と思ってしまった。驚きや、新しさが全く感じられなかったのだ。 どんなジャンルでも、良い作品には発見(視点の転回とか)があると思う。例えば、ミステリーならトリックの解明がもたらす世界がひっくり返る感覚。他にも、怪談がかいま見せるもう一つの真実とか、SFが連れて行ってくれる遠い世界とか、純文学が切り取る人間心理の綾とか。けれども「トキオ」には、そういうものがなかった。 もちろん、坪内的な小説(人情文学)という意味では、作家・東野圭吾の実力を再確認できた。ただ、この作品はノベル(新しい話)ではないと思う。その違いの良し悪しは言えないが、それでも小説には少しの驚きが欲しいな、と思う。 | ||||
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| 不器用で猪突猛進な若者と誠実で深い思い遣りを持った少年の、心が温まるお話。一方通行であるはずの時間を飛び越えて彼等が出逢った時、何かが起こる。的な。 | ||||
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| めちゃくちゃ泣きました。とにかく、中盤は長いですが、読む価値あります。時生の生きる事へ対しての想い。こんな時にしか気づけない自分が嫌ですが、生を与えられた限り精一杯生きなくちゃ、とありきたりな感想ですが、心の底から思いました。成人することなく生涯を終える。それでも両親に感謝の意思を持ち、伝える事なんて果たして同じ立場になった時に思えるだろうか。明日だけが未来じゃない。ラストの一行、涙が止まりませんでした。 | ||||
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| 若いころの拓実の行動、言動には本気で怒りを覚えてしまうほど、自己中心で自分勝手な性格だったので、冒頭のシーンと本当に同じ人物なのか?と思ってしまうほど、ギャップがあった。そんな拓実がある日花やしきでトキオと名乗る少年と出会い、自分の出生のこと、千鶴のこと、仕事のこと様々なことに対して考え方を改め、更生していく様子は感動した。特に産みの母須美子の拓実に宛てた手紙の内容はみなさんにも是非読んでもらいたいです。 | ||||
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| 親子愛を描いている点では共感できたし、 琴線に触れた感がします。 作者の心の機微の描き方は基本的に好きです。 ただ、ストーリー展開として、大の大人が 探偵よろしくドタバタと主人公の彼女を 追跡するくだりが長過ぎて疲れた。 あれは何の為に必要だったのでしょうか。 | ||||
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| 拓実とトキオの会話のやりとりのテンポがよくてがおもしろかった。未来からきたトキオがする話にいちいち疑問を持つ拓実の態度がリアルに描かれていた。トキオの話をまったく信じようとしない拓実だが、トキオに頼まれるといやとは言えないところも親子の絆を感じさせた。また、拓実の若気の至りというべきところ、そしてそれを楽しそうに観察するトキオの様子もよく表現されていて、キャラクターに好感を持つことができた。 | ||||
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| 時間軸を思いのままに操りながら展開される話にぐぐっと引き込まれました。 ミステリー作家だけに、少しずつ明かされていく事件の真相と、 出生の秘密にもなかなか興味をひきつけられました。 親子の愛情、恋人同士の愛情。物語を貫くのは、「愛情」に胸を熱くさせられます。 | ||||
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| 内容(「BOOK」データベースより) 不治の病を患う息子に最期のときが訪れつつあるとき、宮本拓実は妻に、二十年以上前に出会った少年との想い出を語りはじめる。どうしようもない若者だった拓実は、「トキオ」と名乗る少年と共に、謎を残して消えた恋人・千鶴の行方を追った―。過去、現在、未来が交錯するベストセラー作家の集大成作品。 これは東野 圭吾には珍しくミステリーではありません。最後は感動して泣きました。 難病にかかった高校生の息子が(もう回復の見込みはない)時を経て父親の若いころに会いに行くのです。 その父親がどうしようもないダメンズで、トキオは父を助けます。その若き父親はトキオが誰かを知りません。でも、なぜか心を許してしまいます。 事件に巻き込まれながらも、時生は、父を助けながら協力し合い父の隠された出生の秘密を解いていきます。 やくざとか独占企業の社員とか色んな人が出てきて面白いです。ダメンズは、時生と出会って変わっていきます。 そして運命の出会いを導くのです。心温まるストーリーなので寒い冬には是非お勧め!! | ||||
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| 主人公は腹立たしいほどいいかげんな人間。 時生はそんな父の未来のために過去に戻り奔走する。 時生の言葉とか大阪の竹美の言葉とか、とても薀蓄があって感銘を覚えた。 単なるタイムトラベラーの話ではなく、親子の情愛を描いたお話。 息子がいる人にとっては、ラストは泣けます。 | ||||
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