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時生 トキオ
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時生 トキオの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.19pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全252件 161~180 9/13ページ
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面白いけど、やっぱり小説だなと思った。 百歩譲ってお父さんの若い頃に来ることができたとしても、あんな複雑な事件に巻き込まれるなんてことはないだろう。 星4つにしたのは、若い頃の拓実さんが好きじゃないからです。 すぐ切れて暴言は吐くわ、暴力は奮うわ、読んでてイライラしました。 | ||||
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東野圭吾ファンです。時を越えて人と人が触れ合うストーリー展開に、東野圭吾ワールドが炸裂しています。読み終えた後、人に勧めたくなる1冊です。 | ||||
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いろいろな話があっておもしろいことはおもしろいんだけど、 なんかこう、核となるものがない物足りなさみたいなことを感じてしまう。 そもそも未来に生まれる子供がタイムスリップしてくるという設定が、 この物語にどうしても必要なのか。 やさくれた主人公の自分探しの成長物語なのか、 政府系特殊法人の不正事件に巻き込まれたミステリーなのか、 そこに現実にはあり得ないタイムスリップという仕組みが輪をかけ、 大事なものがみんなおぼろげになってしまっているような気がする。 どれか1つに話を絞った方がいいと思う。 | ||||
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ファンタジー作品でもあり、感動作だと思うのですが、個人的にいうと今まで読んだ東野圭吾の作品の中では一番面白くなかったです。 拓実の過去の真実が解明されるくだりは良かったです。特に「いまこの瞬間でも僕は未来を感じることができるから」という言葉はグッときました。でも、そこ以外はイマイチでした。他の東野圭吾作品と比べるとイマイチ緊迫感が伝わってこなかったです。 東野圭吾の推理物が好きな人だとつまらないかもしれません。東野圭吾作品をたくさん読んでいる人はまあ一回は読んでみる作品だと思います。 | ||||
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率直なところ重松 清著の「流星ワゴン」を思い出しました。 読み始めはこの長編をどうしよう?と思える厚さの本ですが、軽快なテンポで最後まで突っ走ります。 時を超えて巡り会う親子を通じて「託された未来」をテーマに描いてます。 臨終間際の息子(トキオ)が入院する病院の待合室で拓美が語り始めた不思議な話「過去にトキオに出会っている・・・。」 親を残し、若くして死ぬ息子は果たして幸せだったのか? 巧妙な仕掛けが最後にピタリとはまる様は流石である。 | ||||
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ファンタジー。物語は20年前の父、拓実が23歳の時だ。花やしきで二人は遭遇。息子の時生と父の拓実がだ。だが拓実は結婚すらしていないし、時生は20前後だ。時雄は20年前からやってきた。拓実はどーしょうもない男で短気で、ビンボー、職無しだ。恋人の千鶴に紹介された警備員の面接も遅刻して、怒れ、逆上。その後パチンコ。拓実が家にいってみたら書置きがあった。ただの家出とはなーんか違うぞ。なにか闇の香りが残り香が。そして時生と拓実は千鶴達を探すことに。その中で、実母、実父に会うよう時生に進められる拓実だったが、なかなか落ちない。しかしいろいろな出来事の中で時生という少年と接していくことで、拓実の心もすこーしずつではあるが、微妙に変化していく。ちょっと想像していた物語展開とは違ったものの、スリリング、ハードボイルド、感動と、いい塩梅にバランスがとれている。時生という少年がしてきたこと、時生という少年が拓実達に齎したもの。ラスト30ページは、はほんとうに感動してしまいました。 ファンタジーといいますが私はこのようなことが実際起こっていても何ら不思議ではないとおもいます。 | ||||
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グレゴリウス症候群なる不治の病を患う息子・時生(トキオ)。そんな時生に最期が訪れつつあるときに、主人公・宮本拓実は、妻・麗子に「過去に時生と会った…」と言い、その想い出を語り始める…という物語である。少々、非現実的な物語ではあるが、感動的な物語である。思わず、涙しそうな場面もちらほらある。 また、登場人物の一人ひとりのキャラクタが文面からよく分かるのが良い。時生と出遭った当初の主人公・宮本拓実のいい加減な性格。しかし、時生と過ごすうちに徐々に、真面目な性格に変わっていく。主人公・宮本拓実が、時生と出遭い変わっていく様子は、本書の見所の一つであろう。 文庫サイズで500ページ強と少々長い物語であるが、飽きさせない面白さがある。お勧めの一冊である。 | ||||
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主人公の恋人が誘拐されるエピソードやそれにまつわるお話は本作の主題とは 基本的に関係なくて、物語を水増しするのに役立っているだけという印象です。 キャラクターが魅力的に描かれているだけにこの辺の冗長さが残念です。 | ||||
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読み始めたら、一気にその世界観に引き込まれる一冊。 この感動は手紙以来。 すばらしい!! 物語は今の自分がいるのは過去にであった息子「時生」の存在があったから。 たとえ少ししか生きられなくても幸せだったと思う。 そんな感動をこの本は与えてくれます。 | ||||
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高校生の長男に薦められて読んでみました。 父親と息子との関係が、暖かく、切なく書かれていて、しかもミステリーとしてもいろいろな伏線が張られています。重松清氏の『流星ワゴン』を何故か思い起こしてしまいました。親と子が同じような年齢で同時代を生きる、というSF的な発想がとてもおもしろく感じました。 | ||||
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グレゴリウス症候群という難病で死に瀕した愛息の枕元で20数年前の不思議な出来事を妻に告白し始める宮本拓実。 大口を叩くばかりで何一つものにならず,仕事も恋人も失いながら,それでも将来を見出せないでいた拓実の前に現れた「トキオ」と名乗る謎の少年。浅草〜名古屋〜大阪と「トキオ」に導かれながらの感動的な成長物語。 「どんなに短い人生でも,たとえほんの一瞬であっても,生きているという実感さえあれば未来はあるんだよ」。病床の息子と重なり合うこの科白。 子に導かれる父親の成長物語という,まさに東野圭吾版「バックトゥーザフューチャー」ともいうべき快作。物語の奥深さを見事に描き出している。 | ||||
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「時生」と言う題名通り過去・現在・未来を「トキオ」を通して交錯する話である。 拓実の生い立ちがらみで感動する場面はあるが、どちらかというと「拓実」と 「トキオ」の謎解き小説と言うのが感想である。 個人的には竹美の言った「配られたカードで精一杯勝負するしかない」と 「あんなに配られたカードはそう悪い手やない」が好きである。 この言葉さえあれば、ほとんどの事は自力で乗り切れるハードルのような気がするので。 | ||||
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最愛の息子”時生(トキオ)”が重病の末、命をつきようとする場面で物語は始まる。息子が最期を迎えようとする中、トキオの父、拓美は妻に、実は20数年前に息子に会ったことがあることを告げる・・・ 80年代前半、不幸な境遇から人生を投げていた若かりし頃の拓美の前に、トキオは現れる。トキオは、やけっぱちの拓美を叱咤激励し、姿を消した拓美の恋人を探すのを手伝い、奇妙な二人の捜索行が始まる・・。 ドラえもんを例に引くまでもなく、ある意味ありふれたタイムスリップもののストーリーが東野圭吾の手にかかれば感動ストーリーになるという、著者のストーリーテリングぶり面目躍如たる作品。 エピローグ、全てを語り終えた夫に、妻が告げた事実が感動に追い打ちをかける。はたまた、ラストシーン、まさに旅立とうとしている息子に拓美が告げるセリフが泣かせる! | ||||
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筋書きの内容を読んで、何か深刻そうな話か、と思いましたが、 そんなことはなく、タイムマシンがあったらを東野圭吾風に したような物語でした。 子供が親を一生懸命、導いている姿がなんともいえませんでした。 | ||||
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今年、精神的にひどくつらい時期に読んだこの本は、僕自身の心を温めてくれました。そこには「どんなことがあっても人生には希望があって、感動があるのだ」ということ。この本を読んだときささくれ立った気持ちがすごく和らぎました。それからはドラマになったDVDも見て、この作品のとりこです。原作もドラマも作品を彩る主人公たちを心から好きになり、自分も作品の中に入って笑い、泣いていました。作品の中にいる…それは読者にとっては本当に天からの贈り物のような時間で、その人自身にとってそういう一冊はとても大切だと思います。僕にとってこの「時生」はそんな一冊になりました。この本にめぐり合えてよかったと心から思います。ありがとうございました。 | ||||
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自分の生命の存在に感謝できない男 と 自分の生命の存在に恩返ししたい男 の 奇妙な友情?冒険ものがたり。 PS●僕の生命も誰かに見守られてるのかなあ。 生命のつながり、生命の有り難みを、呼び起こす本だ。 勝手にそのつながりを絶っちゃあ、いけないよ。 生命は自分ひとりだけのものじゃない、 連綿と受け継がれていくのだ。…未来へ。 | ||||
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不治の病で死を迎えつつある息子「時生(トキオ)」を前に,父が母に「昔,トキオにあったことがある」と独白します。 時代は20年ほどさかのぼり,若かりし父に,息子「トキオ」が未来から会いに来るところに場面が移り,話が始まる訳です。あとはお楽しみ。ラストの父の一言が秀逸。 プロット,ストーリー,作品のメッセージ,どれを取っても高評価できます。 「涙を流すほどの感動」とはいかないけれども,なんとなくほっとする,気持ちのいい読後感です。 お勧めです。 | ||||
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不治の病を患う息子からの話が始まった時は重苦しい内容だと思いましたが トキオが拓実に出会ったからの ストーリーはを読んでいて 自分の欠点を見せない 父親より 拓実みたいな面を持った父親も良いかなて思いました。 この本を 読み終えた後 息子と二人で旅がしたくなりました。 来年はトライしてみるかな? 東野圭吾の作品て 何時も感動をプレゼントしてくれますね。 | ||||
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以前NHKのドラマで見ていたのですが、原作を読んでみました。 ドラマはかなり原作に忠実に作られていて、原作を読んでの新たな発見はありませんでしたが、十分楽しんで読むことができました。 不治の病の息子が、時空を超えて父親に会いに来る...というSF的な入りからストーリーが展開されますが、内容的にはSF的ではないと思います。 死を目の前にした人の心理が描かれていたり、いろいろと考えさせられる部分があります。 私は、東野氏の、こういう推理小説でない作品もなかなか好きです。 | ||||
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この作品は、NHKのドラマで放送されたお話です。私にとっては、ドラマも原作本も、どちらも最高でした。 一人の男が「彼」との出会いによって成長していくのですが、ものすごく親子愛が感じられると思います。特にクライマックスは泣かずにはいられない作品。 読み終わった頃には、身体中が震えてしまうくらいです!また読みたくなってしまう、そんな物語です。 この1冊から、大切な事を教くれました。皆さんにも、何度も読みかえして欲しい。一番、大好きになりました! 読み手もきっと共感するはず!是非読んでもらいたい作品ですね。 | ||||
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