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時生 トキオ
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時生 トキオの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.19pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全29件 1~20 1/2ページ
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今まで多数読んだ東野圭吾の作品を面白かった順に並べたら、一番最後の方になると思います。☆3でも甘いくらいの評価です。 「創作意図が良くわからない」、「本編が長すぎる」、「冗長だ」という批判的レビューに賛同します。 拓実とトキオが、拓実の元カノである千鶴を探すことに関してですが、拓実は言って見れば千鶴にフラれた立場。普通に考えれば危険を冒してまで探し出しても、気味悪がられるなど望ましくない展開になる可能性が大きく、その行動の意味が良くわかりません。 拓実自身も何のために探すのかわからないと言っているのだから、読者に理由が伝わるわけがありまん。 トキオはトキオで、無理やり拓実を、彼を捨てた実母や祖母の所に連れて行こうとするのが、うっとうしいです。拓実も言っていたと思うけど、いちいち説教臭くてイライラします。 東野氏がこうした展開を記述する以上は、最終的には読者を納得させるような展開や種明かしがあるのだろうとは思ったし、実際それなりの結末は用意されているのだけれど、終盤に結末がわかるまでに何を期待して読み進めればよいのかわからないので、退屈してしまうのです。 トキオを名乗る青年に関しても、タイムスリップものであるからには、リアルにあり得ることでないことは明らかなわけで、作品の展開は作者の自由に何とでも書けるので、読み手としても、そこを推理する楽しみも特段なかったです。 | ||||
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話は面白いのですが、駄目オヤジ感に少しむかつきました。 息子は我慢強いですね。 | ||||
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若かりし頃の拓実のペラッペラさが痛い。 不器用だけど実は真心のある青年、を描き たかったのかもだが、とにかく無教養で 自分の欲求を抑えられず、短絡的だし素直 でもない。要するにバカ丸出しで受け入れ 難かった。 | ||||
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とはちょっと違った不思議な感覚にさせられるものでした。 ただ主人公の若いころの話がちょっと長かったなと思いました。 忘れたころにドラマをみてみようと思います。 | ||||
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同僚から貰ったので読んでみた。東野氏の作品は2、3冊目か? 当初、本の分厚さから勝手に短編と思い読み始めたが、前半はそう思わせるほどテンポ良く話が進み、「流石、東野氏!」と思わせる程素晴らしい出来。しかしトキオが登場した辺りからどんどん話が冗長化してだらけてしまう。 登場人物の人間関係も説明が無いので、何故そこまで親身になれる?と思う。探偵ガリレオシリーズの様な緻密さが一切無く、中盤から後半にかけてのみ言えば、星一つレベル。 | ||||
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こういうタイムスリップ的な話ではいつも思うのですが、時生が生まれるためには既に時生という存在が必要であるという矛盾に至ってしまう。 面白い話ではあるがやはり最後にはモヤモヤしてしまう。 | ||||
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東野圭吾らしく、読みやすい文章と構成 で、スムーズに読めた。 ただ、ファンタジー色が強く、今一、入 り込めなく、客観的に読んでしまった。 ファンタジー系が楽しめる人には悪くは ないと思います。 | ||||
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ストーリーは、ありがちなタイムスリップもので、どうしようもない若者だった宮元拓実は未来から来た息子・トキオに導かれ、自分の出生の経緯を知り、自分の生まれたきた意味、生きる意味を教えられるというもの。こう書いてしまうと陳腐な気がするが、さすがは東野圭吾で、消えた恋人の謎やそれにまつわる大規模汚職事件などを交えた、ミステリー調で話は進んでゆく。大規模汚職事件を入れたあたり、多少詰め込みすぎというか、無理にミステリー要素を加えようとした感がなくはないが。息子の死に臨む拓実の回想という形なので、エンディングはわかっているのだが、飽きることはない。 しかし、消えた恋人が巻き込まれた大規模汚職事件、息子の不治の病と、多少詰め込みすぎの感じはある。ただ、未来で不治の病を煩って死んだ息子だからこそ、「生きる意味」を語ることができるのかもしれないが。以下は、そのトキオが父の拓実(その時点ではトキオが未来から来た息子だなんて信じてはいないが)に言う言葉。 「どんなに短い人生でも、例えほんの一瞬であっても、生きているという実感さえあれば未来派あるんだよ。あんたにいっておく。明日だけが未来じゃないんだ。それは心の中にある。それさえあれば人は幸せになれる。それを教えられたから、あんたのおかあさんはあんたを産んだんだ。それをなんだ。あんたはなんだ。文句ばっかりいって、自分で何かを勝ち取ろうともしない。あんたが未来を感じられないのは誰のせいでもない。あんたのせいだ。あんたが馬鹿だからだ。」 命の意味をトキオから教えられた拓実だからこそ、その数年後、不治の病を背負うかもしれないとわかっていながら、息子が生まれることを選択したのだろう。そういう意味で、トキオの「でもね、拓実さん、俺はさ、生まれてきてよかったと思ってるよ」という言葉は、父に、将来、自分は生まれてきたい、だからそういう選択をしてほしいという意思表示と、自分が生まれることを選択したお礼という二重の意味があるのかもしれない。 | ||||
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頑張って最後まで読んだが、あまり面白くなかった。最後は、あぁそうなんだーで読み終えた。これは好みもあるが長すぎる作品。 | ||||
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小説の評価の仕方って色々あると思うけど、感動するかどうかという観点から見た場合、「うーん」って感じです、、 例えば、「秘密」は最後に向けて感動が高まっていく印象を受けます。1の強さのパンチが来てたのが、次第に2、3、4になっていって、最後には10になって涙しちゃうみたいな 一方、「秘密」はところどころで、6のパンチは来るけど、涙はしないよね〜って感じです まあ人それぞれ、感性があるので何とも言えないのですが、僕はこう感じました | ||||
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知り合いの人にすすめられて読みました。わたしは星三つかなぁ。求職中の彼がいるからかちょっと読んでいて辛くなりました(笑)でも「どういうことだろう」といういろんな部分が最後にはすべて束ねられる所はさすがです。読み終えた時にすっきりとした気分になれました。 | ||||
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東野圭吾さんの発想、文の組み立て方、ストーリの構想とすばらしいのですが、主人公があまりにひどいのでイライラしてしまいあまり感動できませんでした。 ただ、すごくよみやすく読んでいて学ぶ事も多くあるので読んで損はないと思います。 | ||||
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物語の大半が、主人公が当事の彼女を探すことで占められている。 その「当事の彼女」は、現在の妻との接点は無く、そこで話が切られてしまっているのが非常に残念。これほどの情熱をかけて取り戻した彼女とあっさり別れているのもちょっと違和感がある。 現在の東野さんであれば、現在の夫婦での生活描写をより細かく複線を張ったり、妻との出会いを絡めたり、実母とのかかわりをより深くしたりしたのでは無いかと予想する。 あまり重い話ではなく、カラッと読めてスキッとする後味の良い良作。 この夫婦には、また子供ができて欲しい。 | ||||
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読みやすいし、面白い。それにラストには感動まである。 それでも、読みながら「小説って、これでいいのか?」と思ってしまった。驚きや、新しさが全く感じられなかったのだ。 どんなジャンルでも、良い作品には発見(視点の転回とか)があると思う。例えば、ミステリーならトリックの解明がもたらす世界がひっくり返る感覚。他にも、怪談がかいま見せるもう一つの真実とか、SFが連れて行ってくれる遠い世界とか、純文学が切り取る人間心理の綾とか。けれども「トキオ」には、そういうものがなかった。 もちろん、坪内的な小説(人情文学)という意味では、作家・東野圭吾の実力を再確認できた。ただ、この作品はノベル(新しい話)ではないと思う。その違いの良し悪しは言えないが、それでも小説には少しの驚きが欲しいな、と思う。 | ||||
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東野圭吾の作品は初めて読みました。他の作品も呼んでみたいですが、この作品は「まあまあ」という感じでしょうか。スピード感もあり、読者をぐいぐい引っ張る引力はあります。あまりにも不幸な生い立ちを背負ってしまった拓実が、どうやって父親になっていくのか、とどきどきしながら読みました。涙もでました。ミステリー小説としてはなかなかの出来だと思いますが、映画化するとしらける内容かもしれません。(ドラマにはなったらしいですけど) ただ、拓実が最終的に仕事を見つけるあたりは、「え、そんなんでいいの??」って感じでした。 | ||||
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別につまらないとまでは思わなかったが、特別面白いとも思わなかった。 そりゃもちろん所々で良いシーンはあったが、書店の方で、流行に乗ってこれを泣ける・感動と謳って売るのはいかがな物かと思う。あと、展開読めてるのにミステリーじゃないと思うんだが。息子が時空を旅する不思議な話ではあるが。 個人的には、過去の話の序盤から中盤まで、ダラダラと話が進むのは、読んでてちょっとつらかった。後半になって、やっとここまで来たって感じで、ようやく楽しくなってきたが、それまでが無駄に長い感じがした。私が主人公に感情移入出来なかったせいかもしれない。 そして、ラスト一文がちょっと、ショートショートみたいだったので、真面目に吹いたwww | ||||
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いろいろな話があっておもしろいことはおもしろいんだけど、 なんかこう、核となるものがない物足りなさみたいなことを感じてしまう。 そもそも未来に生まれる子供がタイムスリップしてくるという設定が、 この物語にどうしても必要なのか。 やさくれた主人公の自分探しの成長物語なのか、 政府系特殊法人の不正事件に巻き込まれたミステリーなのか、 そこに現実にはあり得ないタイムスリップという仕組みが輪をかけ、 大事なものがみんなおぼろげになってしまっているような気がする。 どれか1つに話を絞った方がいいと思う。 | ||||
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ファンタジー作品でもあり、感動作だと思うのですが、個人的にいうと今まで読んだ東野圭吾の作品の中では一番面白くなかったです。 拓実の過去の真実が解明されるくだりは良かったです。特に「いまこの瞬間でも僕は未来を感じることができるから」という言葉はグッときました。でも、そこ以外はイマイチでした。他の東野圭吾作品と比べるとイマイチ緊迫感が伝わってこなかったです。 東野圭吾の推理物が好きな人だとつまらないかもしれません。東野圭吾作品をたくさん読んでいる人はまあ一回は読んでみる作品だと思います。 | ||||
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率直なところ重松 清著の「流星ワゴン」を思い出しました。 読み始めはこの長編をどうしよう?と思える厚さの本ですが、軽快なテンポで最後まで突っ走ります。 時を超えて巡り会う親子を通じて「託された未来」をテーマに描いてます。 臨終間際の息子(トキオ)が入院する病院の待合室で拓美が語り始めた不思議な話「過去にトキオに出会っている・・・。」 親を残し、若くして死ぬ息子は果たして幸せだったのか? 巧妙な仕掛けが最後にピタリとはまる様は流石である。 | ||||
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主人公の恋人が誘拐されるエピソードやそれにまつわるお話は本作の主題とは 基本的に関係なくて、物語を水増しするのに役立っているだけという印象です。 キャラクターが魅力的に描かれているだけにこの辺の冗長さが残念です。 | ||||
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