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六花の勇者
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六花の勇者の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.06pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全67件 41~60 3/4ページ
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著者の作品初購入。 司書シリーズもアニメでちょろっと見た程度です。 本サイトでの評価が高かったので読書しました。 地上最強を連呼する青年が主人公。暇さえあれば地上最強。 そんな彼だったが、世界を守る勇者の一人として選出され、 同じく勇者である姫さんと共に魔神討伐へと赴く。 集合場所につき六人の勇者が集まる。 しかし、数えてみると一人多い七人で・・・。 ギャグやコメディ要素はほとんどなく、戦闘と犯人探しの推理 パートが大半。疑心暗鬼に陥る主人公一派が描かれています。 その主人公ですが、性格はお人よしで軽い熱血を含んでおります。 上記のとおり口を開けば「俺は地上最強だ」と言い張るので少々うっとおしく感じるかもしれません。 夢中で読了に至りました。 舞台こそ地球ではなく異次元の世界ですが、中身はまるで推理小説。 犯人さがしならぬ「七人目探し」が行われます。冒頭こそ異次元の推理モノなんて成立するか半信半疑でしたが 読破してみるにちゃんと成立していた。 第四、三章あたりですべてのよすがのが表に出てきたなら、読者も七人目を見つけることができるでしょう。 自分のようにじび長目を持っていない類は別として。 巧妙な盲点や伏線、でかいミスリードに注意して自らも犯人探しに加わってみてはいかがでしょうか。 終り方が少し絶望風味でしたが続編の存在を知り納得。 早くしないと魔神が・・・。 | ||||
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本格的ミステリーとしてがっぷり四つに取り組もうとすると 登場人物に迂闊な判断や不審な挙動が多くて 全体的にイマイチかもしれないと感じました。 しかし、あくまで「青少年向けラノベ」として ゆっくりと異世界の冒険を楽しむのならば、 最高にワクワクする作品だと思います。 子供でも、もちろん大人でも。 私は100頁くらい読んだところで 「ふむ・・・犯人はこいつに違いない。 こんな序盤で分かってしまうとは 全くつまらない作品だ 」 などと思ったのですが ラスト全然当たってませんでした。 とても面白かったです(完全敗北)。 | ||||
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アイディアは秀逸だと思います ファンタジーとミステリーを足すのは誰もが考えそうなことですが、 実際にやるのは難しいでしょう またそのミステリー部分である、六人のはずの仲間が七人いた、という発想も かなり面白いと思う 評価もいいので、私もワクワクして買いました しかしこの作品には以下の欠点があります 一 世界観が甘い 多分ミステリーに主観を置くために怠ったのでしょう、他の人も言うとおり、いわゆる剣と魔法の世界です、 と説明されている感じで、ほとんど描写がない またとりあえず魔って字を使えばいいと思ってない? と読んでいて思いました 魔神というのも、一体どういった生物なのかよく分からない スレイヤーズでいうところの精神生命体なのか、人間の亜種なのか 何も分からないので、非常にとって付けたような印象が残る 二 登場人物の九割がバカ、もしくはウザい これは作品上仕方ないかもしれませんが、出てくるキャラが全員ウザい とにかく主人公を疑ってかかり、一人以外は本物なのに、執拗に主人公を犯人と 決め付けて行動します(一人を除き) こうしないと作品が成り立たないのでまぁいいのですが、 こんなアホな奴らが世界で選ばれた六人の勇者なの? と思わずにはおれません 特にある一名は本当にひどく、偽者でなくても命で償えよって思うぐらい、 主人公を狙ってきます 何ていうか、例の寄生虫がいないひぐらし。そんな感じですね 素でこれをやられて許せる主人公の寛容さはすごいです 腹パンぐらいやれよもう 三 ご都合主義 これはご都合主義と言っていいのか分かりませんが、設定に納得いかない点が多い 例えば六花の紋章があっさりとコピーされている もうこの時点でこの紋章は成立しないといっていい 神様の仕事がクソとしか言いようがない。この様じゃ人間が諦めるのも分かる また神の力を借りて行う聖者の力が、なぜか凶魔にも使える 何でだよ!! といわざる終えない オチから犯人が人間が凶魔に寝返ったわけではなく、純粋の凶魔だったと証明されている 火薬の能力の意味が分からん。銃使えば誰でも出来るじゃん 犯人の矛盾。いつから犯人に成りすましてたの? 犯人は 相当前じゃないとかなりおかしいことになるけど そもそも、六人出ないといけない理由は? 無敵の能力を持つ聖者が後、世界には八十人いるという 全員連れて来いと言わざるおえない 絶対に主人公よりは強いだろう、そいつの方が 等々、言い出せばキリがないツッコミどころの数々 このことから考えると、アイディアのみを評価して星2 これが妥当なんじゃないかなと思います | ||||
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タイトル、表紙、あらすじに惹かれ、購入し読みましたが、 とても面白かったです。 良かった点としてまず、キャラクターが非常に魅力的です。 主人公をはじめ、主要キャラは性格や口調、戦い方が個性的で 読んでいて飽きませんし 大体の人は一人くらいお気に入りのキャラクターが見つかるはずです。 話は、王道ファンタジーを土台にし、ミステリー要素を加えた感じです。 ファンタジーが好きな人はまず、間違いなくはまると思います。 ミステリーが好きな人も推理しながら読めて楽しめると思います。 まだ、一巻ですが ぜひ、多くの方に読んでいただきたい作品です。 | ||||
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魔王が復活したので、勇者を集めて倒しに行く。 ここまではどこにでもあるようなファンタジーの設定なのですが、 そういうありきたりな設定をライトノベルという土壌で上手く斬新なものにしている点が非常に新鮮でした。 細かい設定や世界観が所々に散りばめられていて、それらが物語の必然性と密度を上げているように思います。 大筋に関しては手に汗握る展開で、純粋なエンターテイメントとしてよく出来ています。 ネタバレになるので、レビューであまり多くを語れないのが辛い所。 私が個人的に良いと思ったのは、個性的なキャラクター達です。アドレットの考え方や生き様は主人公として魅力的でした。 それらキャラクターと作者の文章力が上手くマッチしてかなり読みやすい作品となってまいます。 普段はファンタジーとかの設定がダラダラ書いてあるだけで投げちゃう時があるんですが、これは一気読みしちゃいました。 あと、挿絵が好みでした。ロマンシングサガや聖剣伝説、ファイナルファンタジー等、古き良きスクウェアゲームのデザインをなぜか思い出しました。 | ||||
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ストーリーや世界観、イラストが私の好みだったので試しに買ってみたらおもしろかったです ストーリーに長々とした説明が少なく、動的で、次々と話が展開されていきます 登場人物も個性的です めちゃくちゃおもしろいとは言えないけど、おもしろくて良いと思います | ||||
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面白過ぎる! ラノベでここまで読了感が半端ないのはこの作品だけではないだろうか。 ラノベ枠から越えすぎない限界ギリギリの至高の作品だと思います。 私はこの作者の前の作品は読んだことはないんですが、絵師の宮城さんは私が小学生の頃に初めて買ったラノベ『骨碑使いの鏡』という作品の絵師さんだったのでその思い入れで六花の勇者を買ったんですが、面白さに圧倒されてしまいまいた!絵師を否定されているかたがいますが、この作品に萌え絵は合わないでしょ…ていうか、萌え絵は飽きた…みんな同じ作品になっちゃうやん…しかも、宮城さんも有名だからね! とにもかくにも、ラノベ作品の膨大な数のなかでどうすれば目新しく読者受けするかを考え作ったのがこの作品だと思います! ファンタジーとミステリーの融合ここまで凄いとは… ストーリー構成から心理描写にページめくる度にドキドキワクワクして先の展開が全く読めない…私には漫画のH×Hを読んでいるような気分になれました! かといって、読みにくわけでもなく、スラスラ読めて中高生にもとっかかり安い作品となってるのでたくさんの人に読んでもらいたいですね! 多分、普通のラノベみたいに4ヶ月〜5ヶ月で一冊を刊行するには難しい作品だと思いますが次が待ち遠しい! そして最後に 少しずつ物語は進んで敵も明らかになってきて、どんどん面白くなってきてますが… 結局、7人目は誰だ! | ||||
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宮城さんのイラスト買いでしたが、読んでみると面白い。 割と王道な要素に溢れているけれど、それを感じさせない伏線、 表現力が感じられました。 人に薦めたい作品の1つです。 | ||||
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評判が良かったので購入しましたが、全くの期待はずれでした。 *** ○ この話の見所は大きくわけて二つあると思う。一つは七人目の勇者、つまり偽物が誰かという事。もう一つは偽者に疑われた主人公のアドレットが、何人かを味方に付けていく過程。味方を増やしていく描写はある程度読みごたえがあるのだが、推理部分は全くの未消化という印象を受ける。 ○ 話の筋立ての中心というか、柱になるのは濡れ衣を着せられたアドレットが、疑いをはらすため色々と推理を巡らす部分だと思うのだが、結局はあまり推理になっていない。かなりの部分で偶然や憶測に頼り、ご都合主義と言わざるを得ないところが結構ある。トリック的にはファンタジーならではという部分もあるのだが、それは問題ではない。トリックの主部分は良いのだが、それを支える部分が何とも曖昧であるのが問題なのだ。 ○ 真犯人の発言や行動・描写には、真犯人とわかってから読み返しても、幾つもの疑問や矛盾がある。好意的に解釈すれば、それらの理由は二巻目以降に明かされるのかもしれない。しかし正体を見破られ、最後にとった行動や、真犯人がどうなったかは、それまでの真犯人の心の声の内容とは、大いに矛盾する。 作中において、真犯人の心の声は、七人目と明記されている。これを前提にし、なおかつ矛盾無く説明するためには、今回暴かれた真犯人は、実は七人目ではなく、八人目という事になってしまう アドレットが八人目の可能性についても言及している所から、その可能性も無いではないが、そうなると、仮に叙述トリックだとしても相当荒っぽい事になるし、それをこの巻で明かさないのはアンフェアだ。 ○ これは出版上の都合かもしれないが、この本で成されるべき伏線の回収が行われていない。 キャラクターの発言や描写の中に、直接もしくは間接的に、読者に疑問を抱かせる描写が複数ある。その中の幾つかは、解説が二巻目以降でも構わないものもあるが、今回の内容に直結するものもあるので、そこは大いに不満だ。 ○ キャラクターの描写であるが、こういう多人数ヒーローものに良くある問題が出てしまっているように思う。主人公以外の六人の勇者は、この一冊の中で皆それなりの個性を発揮しており、読者にしっかりとアピールしている。 しかし肝心の主人公の方は、特徴を出そう出そうとしているにもかかわらず、変わった武器での戦い方ばかりに目がいってしまい、肝心の人間性の部分が通り一遍のセリフでしか語られておらず、何とも弱い。他のキャラクターと同じかそれ未満の印象しかない。 ○ キャラクターたちが生きている世界の空気と言うか、雰囲気の描写がほとんどない。設定にはそれなりの工夫を凝らしているようなので、その部分は不満だ。まるで「オリジナルとしてこういう設定があります。あとは通常の剣と魔法の世界を勝手に想像して下さい」というような印象すら受ける。 *** 少なくとも推理に期待して購入しようとした場合、推理小説をそれなりに読む人は、避けた方が無難な本だと思います。 ただ、この話のほとんどは七人の勇者の描写に限られています。通常の小説では、メインで活躍するキャラクター以外の描写も入れざるを得ないので、そういう意味では「濃い」作品といえるかもしれません。よって、推理や伏線はどうでもいい、個性的なキャラクターの活躍がギュッとつまった話がいい、という人には向いているのではないでしょうか。 | ||||
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このシリーズ、もしこの巻で終わったら、ちょっとしたホラーになってしまうかも。 千年前、人間は存亡の危機に瀕していた。大陸に突然現れた一体の魔物、魔神が数多くの凶魔を生み出し、永世帝国ロハネを滅亡させたのだ。そこに現れたのは、一輪の花を武器として戦う聖者だ。彼女は魔神大陸の端まで追い詰め打倒し、封印することに成功した。しかしいずれ魔神は復活する。その時には、一輪の聖者の力を受け継ぐ六人の勇者が運命の神により選ばれ、魔神と戦うことになる。そんな彼らは六花の勇者と称された。 そんな勇者を選ぶ舞台となる神前武闘会に乱入したアドレット・マイアは、騎士たちが使わない様な秘密武器を使い、勝つためにはあらゆる手段を厭わない戦い方で勝利をおさめる。当然、乱入した罪で捕えられてしまうのだが、首尾よく六花の紋章を手に入れて解放され、同じ六花の紋章を持つピエナ王女、ナッシェタニア・ルーイ・ピエナ・アウグストラと共に、魔神の眠る魔哭領を目指す。 しかし事態は思わぬ方向に向かう。アドレットが旅の途中で出会った六花の勇者のひとりフレミー・スピッドロウは、聖者を殺害した六花殺しだという。そして、ようやく集合した六花の勇者、チャモ・ロッソ、モーラ・チェスター、ハンス・ハンプティ、ゴルドフ・アウオーラも含め、彼らは魔物を封じるための結界に逆に閉じ込められてしまうことになった。しかも、六人しかいないはずの勇者が七人いる! 誰が魔物の回し者である七人目か。互いに信じたり、疑ったりしながらも、事態は七人目が計画する通りに進み、アドレットがその命を狙われることになる。しかし彼は本物の六花の勇者、何とかそのピンチを切り抜けることが出来るのか? 魔神を倒しに選ばれた勇者が向かうというよくある筋書きなのに、味付けはぜんぜん違う。クローズドサークルの中で犯人を見つけ出すという、ミステリー風味の作品になっている。犯人として疑われた立場から、少しずつ自分を信じて来る仲間を生み出し、本当の犯人を暴いていくのだ。 だがもちろん、本来の筋である魔神退治もなくならない。今回の事件の背景にあるのはそれなのだから。そこに、魔物と人間のハーフやら、異端の思想やら、天才を凡人が努力で越えるやら、様々な視点を加えつつ盛り上げていく。 そして謎が解き明かされた最後に投下される爆弾は、本当にホラーの趣がある。ロロニア・マンチェッタとは何者か? | ||||
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【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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2ちゃんでオススメされていたので買いました。 正直な話。、ひょうしぬけしました。 2ちゃんでも、こちらでも絶賛されていたのでとても期待していたから 評価のハードルがあがっていたのかな。 主観ですが、 文章に魅力がないこと 主人公が頭がいいけどばかっぽい のが気に食わないですね。 ストーリーや題材はよいのですが「次の展開が読みたくてしかたない(ページをめくりたい)」と思えなかったです。 ただ最後まで誰が悪役かわからないと言う緊張感。 見返してしまったある人物のあるセリフ。 最後の驚き。 これはよかったです。 続編が気になります。 続編に期待を込めての星3つです。 (ここで終わってもそれはそれでおもしろいかもしれませんか) | ||||
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魔王討伐のため集められる勇者たち。しかし絶対に「六人」であるはずが、なぜか「七人」集まって…… 魔王の復活を企む偽物は一体誰なんだ? という導入です。戯言シリーズ同様、推理ものとしては少し弱いですが、キャラの強さや物語の面白さがそれを補って余ります。 また粗悪な部分が特に見当たらないというのも大事な点に思えます。悪くなければ良いものしか目に入りません。 そして、よく終わり良ければ全て良しという言葉を聞き、読書家の中にはこれに強く共感してらっしゃる方々もおられるので書いておきますが、 この物語の「落ち」は近年稀に見る完成度の高さがあるように見えます。 上辺だけ見ても面白いのですが、その言葉に何か裏は無いかと探ってみると――是非読了後このことを思い出し、少しだけ考えてみるとよろしいでしょう。 久し振りに中々のラノベに出会えました。最近新刊等見る度似たようなものが並んでいて溜息を吐いていたので非常に嬉しく思います。 | ||||
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かなり面白いです。 時間を意識しないで読めたのは久し振りでした。 | ||||
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あらすじを見たときの興奮と ファンタジー&推理という組み合わせ すぐさま購入いたしました。 初めに言っておきたいことは レビューはあまり見ないほうがいいということです。 推理要素といいますか 敵は誰なのか考えるところがありますので 大変ネタバレが怖い作品です。 なるべく本編に触れることなくレビューいたしますと 作者の話の作り方が大変上手です。 読者をそわそわさせてくれます。 緊迫した空気と常に誰かを疑う気持ちが手に取るように伝わってきて 途中読むのが辛く(悪い意味ではなく)なりました。 次巻も楽しみにしてます。 簡単なレビューでしたが 少しでも参考になれたら嬉しいです。 | ||||
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バトル描写がとても良く表現されていて読みやすかったです。 それにバトルだけではなくミステリーも加わっていてハラハラドキドキでした。 伏線の張り方も絶妙なので、最後の方になってくると「なるほど!」と思わず口に出してしまう程になっていました。 とにかく質の高い作品なので、是非手に取ってみてください。 | ||||
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面白い作品にしかレビューを付けないようにしているのですが……。 やられました。これは面白い! 今年読んだライトノベルでは1番だと、胸をはって言えます。 7人いる勇者の中に偽物が1人紛れ込んでいる、果たして敵は誰なのか。という事態をメインにして進んでいきます 読み始める前は硬派なファンタジーなのだろうかと思っていたのですが、意外に推理モノ もはやライトノベルというジャンルから遠ざかっているのではないか、というくらい本格的にミステリーが行われます ネタバレになる要素が多いため、あまり多くを語ることが憚られる作品です 主人公が窮地に陥るハラハラもあれば、どんでん返しも素晴らしい 読ませるほど読者を翻弄させていく作者の手際は見事と言わざるを得ません 決して理不尽な謎解きがあるわけではなく、頑張って考えれば分かるかも しかし、私がこんな状況に陥ったら人間不信に陥ってしまいそうです ストーリーとしても、暗くならない主人公がいるおかげで、サクサクと読み進めていくことができます ライトノベルの新たな可能性を感じました ぜひ、この作品が広まって色んな人に読んで欲しいと思います | ||||
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世界最強とうぬぼれる自意識過剰な主人公とか、世間知らずなお姫様とか、はじめはいかにもライトノベルのファンタジーだなあと思いながら読んでいましたが、途中から謎が深まってきておもしろくなりました。 魔神の復活が間近に迫った時代、それに唯一対抗できるのは六人の勇者たちのみ。選ばれた勇者には六花の紋章が身体の一部に現れる。だが、決戦に備えて集まって来た勇者は七人。一人偽物がいる! しかも、魔神と対峙する最前線の神殿で、誰かが結界を作動させてしまう。もともとこの結界は、魔神とその配下の凶魔たちを人間世界に来させないために作られたのだが、勇者たちが魔神の巣窟に入る前に作動したため、勇者たちは魔神の巣窟に行くことができずに足止めされてしまう。早く結界を解かないと、魔神が完全復活してしまう。 焦り、疑心暗鬼に取りつかれた勇者たちは互いに殺し合いをはじめる。だが、そもそも主人公がたった一つの出入り口である神殿の扉をこじ開けた時、すでに結界は作動していた。では、いったい誰がどうやって、誰もいないはずの神殿で結界を作動させたのか? 事態はこの密室の不可能犯罪の謎解きもからめて展開していきます。 この密室の謎そのものは、やはりそれしかないというトリックなわけで、早々とこの仮説が提示されますが、この仮説の検証をはばむために、この世界特有の魔法による大掛かりな「物理トリック」が仕掛けられています。しかも、それを主人公が(初歩的な)物理の知識で解くことになります。ファンタジーの文脈で、ファンタジーでしかありえないトリックですが、それが合理的に解決されるところに大変好感が持てます。著者会心の出来と言ってよいと思います。 ファンタジーとミステリの要素を併せ持つこの作品は、ライトノベルの文脈ではありますが、非常に面白いです! ランドル・ギャレットのダーシー卿シリーズ(『魔術師が多すぎる!』など)を思わせるこの作品、最後に意外な犯人が現れますが、物語はまだまだ続きそうです。期待して次回作を待ちましょう! | ||||
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設定に惹かれて買いました。 主人公が直情的で頭を使うタイプではなかったので、 主人公の心からの説得で頑張って、頑張って、頑張って解決する様な感じの話でした。 結局、主人公が正直に話して、それに同調する仲間がでてきて・・・ 設定を読んだ時は、狡賢い主人公が心理戦などで相手を追い詰めていく感じの話を想像していたので、 正直、もうちょっと駆け引きや騙し合いがあっても良かったかなと思いました。 面白かったには面白かったんですが、それは主に、誰が七人目なんだ、という点にあった気がします。 | ||||
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ファンタジーとミステリーどちらも素晴らしかった!! 世界観などの説明もわかりやすく、入り込めました。 勇者のバトルもキャラの個性が出ているし楽しかった。 緊張感も伝わってきて、手に汗握る展開でした。 主人公が特別な力を持っているわけではありません。 彼はあくまで「凡人」です。周りの方がすごいです。 しかし、頭やさまざまな道具を使って渡り合います。 この本を読み、面白くないと感じるならそれは 合わなかっただけとしか言いようがないと思います。 | ||||
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