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朽ちないサクラ
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朽ちないサクラの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.33pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全67件 61~67 4/4ページ
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ストーカー被害の対応の遅れと懇親旅行を批判される警察. その背景にある真相とは? 序盤はストーカー被害の被害届の受理が遅れた真相と, 同時期の警察の懇親旅行の漏洩という2つの謎が提示され, なかなか引き込まれるものがある. しかし,中盤以降はやや強引な展開が目立つようになり, 真犯人の死と,その後に明かされる真相はいくらなんでも・・・という感じである. これは国家権力に対する問題提起としての社会派ミステリーなのか, 単なる意外性の演出なのか,読み終わっても判断できない. 前者としては荒唐無稽だし,後者としてはリアリティがない. | ||||
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ある秘密を秘匿するため、ある組織が警察のストーカー対処に介入 はっ?何か意味あるの?事態を悪化させるだけでしょう。 現に悪化してるし さらにある組織は、ある秘密を秘匿するため、三名を殺害 はっ?いくらなんでも意味不明でしょう。 特に先に殺された二人は本当に守りたい秘密に関係ない。たどり着けない。 最後の殺しができるなら、それだけで完結 ある組織が頭悪すぎて、逆に読めないのがミソなんでしょうか。 ある組織の在り方を問いたいようだが、全然問えてない。 ぎりぎりの選択になっていない。これはダメでしょう。 最後に、主人公は○○になることを決心するが、この状況下で合格するわけないでしょう。 誰か止めてあげて | ||||
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県警広報広聴課の女性事務職員を主人公に据え、親友の女性記者が殺された謎を追うというミステリーとしては充分な魅力ある設定。やや軽い感じはするものの話のテンポも良く、非常に読み易いと思います。 事件の核心に捜一よりも先に主人公が触れたり、警察組織の対応としてもやや現実的ではないような気もしますが、警察の不祥事等を上手く警察組織の問題点と絡め、巧みな構成で核となるテーマを浮き彫りにしています。 | ||||
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警察の事務職員である森川泉は、自分のせいで殺害されたかもしれない新聞記者で親友の千佳の事件を追いかける。 直属の上司の富樫、捜査一課の梶山、警察官の磯川と、様々な立場の人間と関わりながら、真相に迫っていく様子は楽しめた。 ただ、物語の中盤から後半にかけて、カルト教団が出てきたあたりから、ちょっと強引にこじつけられた印象がある。ストーカー事件の犯人の安西がカルト教団と関わりがあるというくだりから、磯川の先輩警察官の辺見が辞職するあたりは特にそう感じた。 公安警察の在り方を問うのなら、公安側の視点も含めてもう少し深く描いてほしかった。 読後感もすっきりした感じではなかったが、泉の今後の活躍もありそうなので、次回作に期待したい。 | ||||
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柚月さんの作品を読むには、『パレートの誤算』に続き、この『朽ちないサクラ』で2冊目。 だから、柚月さんの本を熱心に読んでいる物ではないです。 『パレートの誤算』が面白かったので、読みました。 物語の展開、人物の描写なだなど、とても面白く読み進めることができました。 途中までは。 しかし、途中から急に(個人的には強引に感じられました)話が出てきて…。 そして、既に指摘されている方がいるように、結末も…。 事件が解決したようで解決されていないような感じです。 身も蓋もないですが、警察官といっても、事務職の方が、そこまで事件の捜査ができるものなのかという疑問もずっと、心にひっかかってしまいました。裏を返せば、だからこそ、物語が成立し、内容を面白くさせているのでしょうが…。 全体としてはおもしろかったので、このような評価にしました。 | ||||
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確かに、前の人が書いたように、結末は受け入れがたいものがあります。 また、途中から急にカルト教団(ネタばれごめんなさい!)が出てきたのも失望ですが、 ぐいぐい読ませる力量もあるし、主人公や周りの警察官のキャラも好ましいし、 ま、三つか四つの星としました。 | ||||
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警察事務官の泉と、同期の警察官・磯川が、泉の親友の殺人事件を追っていく過程は面白かったのに…。 公安警察が、国民を守るために違法な活動をしていること自体を否定するつもりはないけど、それは一般市民を巻き込まない範囲の中で許されるべきものだと思う。それは絶対に譲れない大原則。 本作の結論は、その原則を軽視しすぎており、このような結末を読ませられたことに失望し、腹が立った。残念。 佐方検事シリーズには遠く及ばない。 | ||||
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