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回廊亭殺人事件
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回廊亭殺人事件の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.65pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全31件 1~20 1/2ページ
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GOOD | ||||
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タイトルはガチガチだが謎解きよりも、主人公の心理・回想を楽しめた。 そして悲しい結末。結構来ました。 | ||||
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東野圭吾さんの通算19冊目となる半端なくダークな香りが漂う歪んだ愛と復讐の傑作本格ミステリです。古典ミステリではお馴染みの現場見取図の趣向にワクワクしながら読み始めましたが、流石に名手の東野さんはありきたりな遺産相続の親族殺人パターンの枠に留まらずに飛び切り大仕掛けのサプライズを演出してまともじゃない悪夢の様なストーリーをとことん描き尽くしましたね。中盤で現れた性別不詳な名前の気になる中性的人物の意外な正体に暫し呆然!壮絶な怨念のラストに戦慄!そして最後まで幸せになれなかったヒロインが可哀そう過ぎますね。 | ||||
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かなり面白いです。 キーワードは「思い込み」ですね! 主人公の設定はかなり?強引ですが一気読みしました。 | ||||
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非現実的な部分は多少あるが、小説なので面白く一気に読み終えた。 | ||||
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真相が判明した時、意外ではあるが、おさまりが悪く、釈然としないものを感じた。 回廊亭という一風変わった構造の旅館に、一ケ原高顕の遺言状公開のために集められた一ケ原一族。半年前に回答亭で起きた心中偽装事件で火傷を負い、恋人を失った桐生枝梨子が真相を突きとめ、復讐するために自殺を偽装した上で別人になりすまし、回廊亭に潜り込むが、新たに殺人事件が発生。 半年前の心中偽装事件、手紙の盗難、由香の殺人、枝梨子自身による復讐。それぞれの事件が複雑に絡み合っていて、わかりにくい。 枝梨子の視点で事件が語られ、倒叙的な趣きがあるが、枝梨子が知っていたり、気づいた重要な事実が伏せられているので、叙述系でもあり、それに関連して、読者を誤認させるミスリードの要素もある。しかし、それがあまり上手く決まっているとは思えない。そもそも、DNA鑑定が存在する時代では、犯人の企みには無理があるのではないだろうか。 | ||||
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復讐に生き、復讐に死す。 愛した男を殺傷され、復讐を誓い、自ら死地に赴く女。 愛した男を信じきれず、庇うつもりが、自ら若い命を失う羽目に陥る女。 無償の愛とは、見返りを求めないもの。 フェイクを仕掛けた代償は、お命頂戴。 | ||||
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とある富豪の死に伴う、莫大な財産の相続のための遺言状公開。 そのために一ヶ原(いちがはら)家の人々+αが参集した旅館「回廊亭」で起きた殺人事件。 過去の火災事故(?)とも絡みながら核心へと少しずつ近づいていく... そんなドラマなのですが... 最近読んだ東野作品の流れを振り返ると、『宿命』や『変身』といったどっぷり重厚感のある作品や、『犯人のいない殺人の夜』や『仮面山荘殺人事件』といったアイディアあふれる作品に触れておりました。 そのせいか、本作からはあまり面白味を感じることなく、淡々と読み終えた感じになりました。 山荘や旅館といった「ハコもの」ミステリー(と、勝手に呼ばせてもらいますが)を目の前にすると、密室やら細やかなトリックなどを連想し、少々身構えてしまうワタクシ。 その性質が、「ハコもの」ミステリーを読む際の、面白さを感じる基準のハードルを上げてしまうのでしょうか。 また、個人的には当初からの設定に無理があるように感じてしまいました。 本作も、終始、主人公の視点からのみ語られる点は面白かったのですが、いかんせん、感情移入しづらい。 作中の登場人物のなかには、私の読みが甘いせいか、物語の途中段階では男か女かよくわからない人もいたりして...(これって、ワタクシの読書力の未熟さによる叙述トリック?(笑)) 時期が近い「ハコもの」ミステリーとしては、ワタクシ的には、『仮面山荘殺人事件』の方がすきです。 | ||||
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可もなく不可もなく、でもやっぱり面白いミステリーでした。 最後のどんでん返しはスピーディで若干無理があるかなという感じは あるものの、主人公はちゃんと目的を果たしてスッキリ終わりました。 | ||||
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何かいまいち分からなかった。 人間関係が複雑すぎて、犯行の動機とか、 犯行のトリックとかが見えにくくなっていたように感じた。 設定は面白いんだけど、一年前の心中事件が絡んでいたり、 真犯人の妥当性とかが納得できなかった。 | ||||
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最初は旅館や老婆など古いものばかりから始まったせいか、つまらない物語になるかとハラハラしてた。しかし、読んで行くうちに、古風なスジで決められた少ない登場人物のわりに面白い展開に、早く早くと結果をお知りたくなり、さらに最終章の土壇場に思わぬ展開にびっくりしたが、これが一番良い終わり方だなとも一人納得。豪華ではない典型的な推理で退屈をお恐れていたが、結果として良かった一冊だった。 | ||||
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恋人とともに殺されかけた主人公は老女に変装して関係者の集まる現場へを訪れる. そこでさらなる殺人が起きて・・・. 変装,遺産相続,半クローズドサークルという古典的ミステリーの雰囲気が強いが, 叙述トリックという新しい手法を最小限加えている. たった一言のセリフでこれだけのどんでん返しが演出できるテクニックは本当にすごい. このエンディングは東野作品の中でも1・2を争う衝撃があると思う. 状況や背景要素が複雑すぎて少々説明的で冗長ではあるが, 結末にびっくりしたい人にお勧め. | ||||
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いつもどおり設定は面白いですね! 次の展開が気になって一気に読みました。 文章も軽快で読みやすく、エンターテイメントとしては十分楽しめました。 ただ少々疑問も。 1:従妹に恋して執拗に追いかける男性が出てきた時点で「…」と思っていたのですが、 さらに叔父を本気で愛する女性まで登場し、「近親相姦一族か!」と突っ込まずにいられませんでした。 世界が狭い・・・。 2:30代の女性がそんなに簡単に老婆に化けられるものですかね? 顔だけなら何とかなるのかもしれないけど、手や足は? 『シリコン製・老婆変身用ボディスーツ』でも着用してるのかと、勝手に想像しました。 3:本筋とは関係なくて恐縮ですが、主人公はどうやってお金を工面したんでしょう? 自殺したことになってるから貯金はおろせないだろうし、保険金が出たとしても受け取れないし、もちろん働けないだろうし。 収入はないというのに、出費はさぞ多かったろうと推測します。 う〜ん、気になる。 東野圭吾さんの作品としては☆3つかな。 | ||||
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実業家一ケ原高顕の莫大な遺産相続に関わる遺言公開で回廊亭(正式名称は一原亭)に集合した長男、蒼介などの関係者、そこにはかつて高顕の秘書で、老婆の伊原菊代(伊原は高顕の親友)に変装した桐生枝梨子も招待されていた。接待するのは女将の小林真穂、高顕の愛人であった女である。 桐生枝梨子は、その同じ回廊亭で里中二郎との心中事件とかかわったが死ぬことなく生き続け(枝梨子と二郎は愛しあっていた。またこの心中事件はしくまれたもので、第三者が枝梨子の息の根をとめようとしたことが後でわかる)、その偽装自殺を試み、伊原菊代という老婆になりすましていたのだった。彼女には、ある意図があったのである(上記第三者を捜し出し、復習すること)。 この推理小説は老婆になりすました枝梨子の意図と視点で展開されていく。重要なのは死んだはずの枝梨子から預かったという別の遺書を菊代になりすました枝梨子がもっていたことで、高顕の遺言と同日に開封するとが託されていたことである。この遺言に何が書かれているのだろうか。飛び交ういろいろな憶測。一ケ原の縁戚者と枝梨子は心中事件があり火事がでたわけありのこの旅館で、遺言公開のために同宿するが、夜中に殺人事件が起こる。枝梨子の部屋から遺書を盗んだ由香(蒼介の兄[既に亡くなっている]の夫人の娘)が自室で、ダイイングメッセージ「И」を遺して殺された。死体は遺書をとりかえしに部屋に忍び込んだ枝梨子によって発見された。問題の核心は一挙にその犯人探しへ。 枝莉子さえ、それが分らない。これら人々にさらに遺産相続に関わる古木弁護士と助手の鯵澤弘美が、そして殺人事件ということで駆けつけた警部がくわわる。そして第二の殺人。枝莉子が女将の真穂を風呂場で殺傷したのだった。何故か。事態は急展開し、最後に予想もつかない結末になる。筋の運び方は見事。 | ||||
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本作品は、いわゆる犯人当てに主眼を置いた作品です。 ダイイングメッセージの謎解きや、 実質的なクローズドサークル状態などの要素からすると、 ミステリが好きな人はある程度楽しめる内容になっています。 しかし、事件の真相が複雑で技巧的な印象を受けました。 非現実的で強引ともいえる場面も散見されます。 また、犯行動機があまりに陳腐なことについても納得しかねます。 | ||||
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面白いんですが、事件の真相が無理やりすぎる感を受けました。 まあ、東野さんの作風と言ってしまえば、それまでですが、納得のできる結末ではないですね。 すっきりしません。 東野さんの作品が好きな方にはお勧めしますが、歯切れの良い、後味の良いミステリーが好きな方にはあまりお勧めできません。 | ||||
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東野氏が初期に手がけた、白馬山荘、ある閉ざされた・・と並ぶいわゆる叙述トリック3部作の一作。もしくは山奥の旅館や山荘を舞台にした館ものの一作でもある。白馬山荘、ある閉ざされた・とも読者を見事に騙す叙述トリックが仕掛けてあったが、本作も起こる殺人事件自体はシンプルなものであり、あまり他の2作にあったゾクゾクするような恐怖感もあまりないが、ラストの真犯人が分かる際の作者が仕掛けたトリックは思わず「やられた!」と思うか「それは卑怯な!」と思うか人それぞれだと思うがそれだけ興味を引くものであるのは間違いない。普通こういう名前なら○○だと読者が勝手に思うであろうという思い込みを見事に活用している。東野ファンなら必読と言えよう。東野作品は最近の大ベストセラー作家となってからのヒット作よりもこの時期の地味な作品群の方が傑作が多いと思う。 | ||||
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東野圭吾にうまく騙された本の1つ。 騙し方がうまい。 全く想像していなかった結末に, まだまだ東野圭吾の初心者だと思いました。 半年前にあった,殺人事件と思われたものは, ちょっとした偽装だったのかもしれない。 偽装がいくつあったのか, 誰が誰を騙していたのか, 最後の最後まで分からなかった。 回廊亭という不思議な建物だから成り立ついろいろな事実。 金持ちの家だから起こりうる複雑な人間関係。 最後になるほどと思わされた。 | ||||
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話自体は面白いので、楽しく読みましたが、ときたま思い出したように「30代の女性の老婆への変装」が本当に誰も分からないのか?ということが気になってしまいました。 ま〜気にならなければ本編には関係ないことですが。 主人公の事件前の人生などは、パッとしない自分を勉強して仕事で出世していくという、秀才兼備の女性に変えていったりと、上り調子のストーリーにになっています。 しかし、その後一変、愛と復習にまみれたストーリー展開へと変わっていきます。 東野作品では個人的に中間くらいの評価です。 | ||||
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設定やトリックがちょっと強引な感じがした。ドラマの方が設定が自然(あり得る)と思った。 ただ、内容が悪いわけではない。東野作品として十分に楽しめた。 | ||||
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