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回廊亭殺人事件
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回廊亭殺人事件の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.65pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全31件 21~31 2/2ページ
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二時間ドラマ鑑賞後購入 設定がかなり違ったけど私はドラマより100倍面白かったです | ||||
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凄く凝っていて楽しめるけど、 東野作品を初めて読んだ私に とっては、この作者の醜女に対する 嫌悪感は相当なもんだなと 思い、後味が悪いものだった。 | ||||
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手紙、秘密もそうだったけど、主人公が不幸な境遇、不憫な立場に置かれているのが多いような。ってまあ、東野さんの作品は最近読み始めたので詳しくないんですが。読み始めからグイグイ引き込まれました。 恋人を亡くした主人公が変装して回廊亭に潜り込み、恋人の死の真相を探る。しかしその過程で殺人が発生。一体犯人は誰なのか、恋人の死との関係は。。。途中から、あれ、この主人公、復讐にとりつかれてるなあ、やりすぎ?と思うような場面があるので、そのせいかいまいち主人公に共感しづらいとこもあります。でも、その執着を見てるとラストも好き嫌いはあれ納得いきますね。ラストは、えぇーって感じですが、どうも後味が悪かったです。ただ、これは個人の好き嫌いの問題かな。そこに至るまでは面白かった。 | ||||
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遺産相続をめぐっての殺人事件。よくありそうなストーリー。本間菊代に成り済ました江利子の復讐が始まる。最後に彼女の正体がばれることを期待さながら読んだが裏切られた。初期の作品にしてはなかなか良かった。一般文学307作品目の感想。2010/12/12 | ||||
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莫大な財産を残して一ヶ原高顕が死んだ。妻子がいない彼の財産は、きょうだいたちに分配される ことになった。「回廊亭」に集まった一族。そして、そこに菊代という老婆が招待される。菊代の本当の 目的は、半年前回廊亭で起きた心中事件の真相を知ることだった。だが、その回廊亭で新たな殺人 事件が! 一ヶ原高顕の残した巨額な財産。それに群がる一族の者たち。醜い争いが繰り広げられるのはよく あるパターンだ。だが、作者はそのありふれたパターンを独自の発想で斬新なものに仕上げている。 菊代は正体がばれないのか?、殺人事件の犯人は?そして心中事件に隠された真相とは?読み手は どんどん作品に引き込まれていく。面白いとは思う。けれど、どこか不自然なところもあり、疑問も 残る。「はたして、こんなにうまくいくものだろうか?」と。そして、ラスト!このトリックは是か非か? いつも思うのだが、読み手をこんなふうにだますのは、フェアではないと思う。結末も安易な感じで、 後味があまりよくなかった。 | ||||
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内容は非常に古典的な本格派。なんせ冒頭に館のマップが付いているのだから。 誰が殺したかをある特殊な立場の探偵が探ることろが非常に目新しい。 ただし情報が少なく、結局は最後まで犯人を当てるのは不可能(これは東野作品のほとんどがそうであるが)。しかしアンフェアと言うわけでもなく、なるほどというオチ。 初期の東野作品のなかでも傑作。 | ||||
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一ヶ原家の遺産を巡り、 恋人を奪われ、自らも殺されかけた主人公が老婆に化け、 一家に対し復讐を図る・・・ と、どこかで聞いた事のある内容。 あの「犬○家の一族」に似ているのかなと。 (特に後半、○○の正体が明らかになる辺りは特に) 復讐劇と探偵モノがミックスされた内容ですが、 あくまでも復讐劇がメインの為、 推理小説として見る分には物足りない気がします。 とにかく主人公の扱いが酷く、不憫に思えてならない作品。 彼女に幸あれ。 結構ヒドイ事やっているんで、自業自得って気もしますけどねw | ||||
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一ケ原高顕の遺言状が旅館“回廊亭”にて、一族の前で公開されることになった。一族の他には、本間菊代という老婆が招待されていた。だが、菊代の真の目的は、半年前に回廊亭で起きた里中二郎の心中事件の真相をこの一族から探ることだった。そこで、第一の殺人が起きてしまった。 本書のポイントは、老婆に変装した本間菊代が一ケ原一族から真相を聞き出すことができるのか?老婆に変装した本間菊代の正体がばれるのか?里中二郎を殺したこの犯人は誰なのか?ということなのだろう。 作中の人物たちは、その犯人のトリックで見事にだまされる。終盤になって、やっと謎が氷解するといってもいい。そのときには、謎解きならではのどんでん返しというものもあるよね。序盤で解けてしまうようなトリックではないよね。最後までやっぱりわからないよね。それにしても最後は切ないね。 | ||||
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遺産相続の場を借りて復讐を近い老婆に化けた 女性が主人公のお話。 私は東野先生のこういった 「どこかに何名か集められそこで殺人が起きる」系の 話が結構好きで、今回こそは犯人を暴いてやる!と 意気込んでいましたが、やはり騙されました。 最後に明かされる伏線が多すぎて若干混乱はしましたが、 まあ楽しめて読めました。 これは東野作品に全般に言えることなんですが、 睡眠薬の効果はさほどないような気がします。 大量に飲ませるならまだしも、一回分ですぐに 落ちる人はいるのかどうなのか…… | ||||
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東野氏の作品は好きだ。人物の描写が細かくて、犯人の動機にも何だか納得させられてしまう。人を殺してしまうって大変なことだけど、それなりに理由があるんだな、と思わされてしまう。自分は出来れば一生そんな理由を持ちたくないし、他人にそんな理由を持たせる原因にもなりたくないな、と思います。以前読んだ「白馬山荘殺人事件」と似たような錯覚を登場人物の名前に関して感じるところがありました。この人こんな名前で、周りのリアクションはこうなのに、実は…だったのね、みたいな。そんな訳で星は3つです。 | ||||
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この小説の舞台となるのはタイトル通り、特殊な構造の建物「回廊亭」。もちろん〝お約束〟の建物見取り図は巻頭に載せてあるし、復讐が目的の犯人は、それを遂げるために大胆不敵なトリックを使って作中の人物たちをだまし通す。ここまで書けば本作が、推理小説の〝定石〟を踏まえた型どおりの作品だと思われるかもしれない。が、それらの〝お約束〟を破る新機軸の作品を多数世に送り出したり、「名探偵の掟」では徹底的に推理小説をパロってみせた東野圭吾氏のこと。そんじょそこらのものとは、ひと味違う味付けを施している。ところで。叙述トリックの古典、アガサ・クリスティの「アクロイド殺し」が発表された当時、そのトリックが「フェアか、はたまたアンフェアか」で!論争が巻き起こったという。密室、アリバイ工作や変装など、推理小説中で犯人が仕掛けるトリックは、「犯人が作中に登場する、他の人物をあざむくため」のものだ。ところが、叙述トリックは、「作者が読者をあざむくため」に仕掛けられる。だからこそ、それに見事に引っかかった読者は「アクロイド殺し」の時のように、「恐れ入りました!」と賛辞を贈るか、「そりゃないだろ!」と怒り心頭に達するか、どちらか極端な反応を示す場合がある。本作品にはその2つのトリックが、大胆にそして鮮やかに用いられている。作中の人物たちは、その犯人のトリックで見事にだまされる。そしてそのことを知っている「神の視点」を持ち、ほくそ笑みながら読んでいた我々読者は、作者の仕掛ち?叙述トリックで見事に足下をすくわれる。どちらもクライマックスまで見破られることのない、完璧なトリックだ。(この叙述トリックを「見破った」という人がいたら、ぜひお目にかかりたい(^_^;))しかし、尊敬する東野圭吾様>あの叙述トリック・・・、ちょっとだけ「そりゃないよ」と思いましたよ!(笑) | ||||
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