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回廊亭殺人事件
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回廊亭殺人事件の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.65pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全16件 1~16 1/1ページ
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GOOD | ||||
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タイトルはガチガチだが謎解きよりも、主人公の心理・回想を楽しめた。 そして悲しい結末。結構来ました。 | ||||
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東野圭吾さんの通算19冊目となる半端なくダークな香りが漂う歪んだ愛と復讐の傑作本格ミステリです。古典ミステリではお馴染みの現場見取図の趣向にワクワクしながら読み始めましたが、流石に名手の東野さんはありきたりな遺産相続の親族殺人パターンの枠に留まらずに飛び切り大仕掛けのサプライズを演出してまともじゃない悪夢の様なストーリーをとことん描き尽くしましたね。中盤で現れた性別不詳な名前の気になる中性的人物の意外な正体に暫し呆然!壮絶な怨念のラストに戦慄!そして最後まで幸せになれなかったヒロインが可哀そう過ぎますね。 | ||||
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かなり面白いです。 キーワードは「思い込み」ですね! 主人公の設定はかなり?強引ですが一気読みしました。 | ||||
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非現実的な部分は多少あるが、小説なので面白く一気に読み終えた。 | ||||
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可もなく不可もなく、でもやっぱり面白いミステリーでした。 最後のどんでん返しはスピーディで若干無理があるかなという感じは あるものの、主人公はちゃんと目的を果たしてスッキリ終わりました。 | ||||
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最初は旅館や老婆など古いものばかりから始まったせいか、つまらない物語になるかとハラハラしてた。しかし、読んで行くうちに、古風なスジで決められた少ない登場人物のわりに面白い展開に、早く早くと結果をお知りたくなり、さらに最終章の土壇場に思わぬ展開にびっくりしたが、これが一番良い終わり方だなとも一人納得。豪華ではない典型的な推理で退屈をお恐れていたが、結果として良かった一冊だった。 | ||||
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恋人とともに殺されかけた主人公は老女に変装して関係者の集まる現場へを訪れる. そこでさらなる殺人が起きて・・・. 変装,遺産相続,半クローズドサークルという古典的ミステリーの雰囲気が強いが, 叙述トリックという新しい手法を最小限加えている. たった一言のセリフでこれだけのどんでん返しが演出できるテクニックは本当にすごい. このエンディングは東野作品の中でも1・2を争う衝撃があると思う. 状況や背景要素が複雑すぎて少々説明的で冗長ではあるが, 結末にびっくりしたい人にお勧め. | ||||
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東野氏が初期に手がけた、白馬山荘、ある閉ざされた・・と並ぶいわゆる叙述トリック3部作の一作。もしくは山奥の旅館や山荘を舞台にした館ものの一作でもある。白馬山荘、ある閉ざされた・とも読者を見事に騙す叙述トリックが仕掛けてあったが、本作も起こる殺人事件自体はシンプルなものであり、あまり他の2作にあったゾクゾクするような恐怖感もあまりないが、ラストの真犯人が分かる際の作者が仕掛けたトリックは思わず「やられた!」と思うか「それは卑怯な!」と思うか人それぞれだと思うがそれだけ興味を引くものであるのは間違いない。普通こういう名前なら○○だと読者が勝手に思うであろうという思い込みを見事に活用している。東野ファンなら必読と言えよう。東野作品は最近の大ベストセラー作家となってからのヒット作よりもこの時期の地味な作品群の方が傑作が多いと思う。 | ||||
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東野圭吾にうまく騙された本の1つ。 騙し方がうまい。 全く想像していなかった結末に, まだまだ東野圭吾の初心者だと思いました。 半年前にあった,殺人事件と思われたものは, ちょっとした偽装だったのかもしれない。 偽装がいくつあったのか, 誰が誰を騙していたのか, 最後の最後まで分からなかった。 回廊亭という不思議な建物だから成り立ついろいろな事実。 金持ちの家だから起こりうる複雑な人間関係。 最後になるほどと思わされた。 | ||||
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設定やトリックがちょっと強引な感じがした。ドラマの方が設定が自然(あり得る)と思った。 ただ、内容が悪いわけではない。東野作品として十分に楽しめた。 | ||||
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二時間ドラマ鑑賞後購入 設定がかなり違ったけど私はドラマより100倍面白かったです | ||||
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内容は非常に古典的な本格派。なんせ冒頭に館のマップが付いているのだから。 誰が殺したかをある特殊な立場の探偵が探ることろが非常に目新しい。 ただし情報が少なく、結局は最後まで犯人を当てるのは不可能(これは東野作品のほとんどがそうであるが)。しかしアンフェアと言うわけでもなく、なるほどというオチ。 初期の東野作品のなかでも傑作。 | ||||
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一ケ原高顕の遺言状が旅館“回廊亭”にて、一族の前で公開されることになった。一族の他には、本間菊代という老婆が招待されていた。だが、菊代の真の目的は、半年前に回廊亭で起きた里中二郎の心中事件の真相をこの一族から探ることだった。そこで、第一の殺人が起きてしまった。 本書のポイントは、老婆に変装した本間菊代が一ケ原一族から真相を聞き出すことができるのか?老婆に変装した本間菊代の正体がばれるのか?里中二郎を殺したこの犯人は誰なのか?ということなのだろう。 作中の人物たちは、その犯人のトリックで見事にだまされる。終盤になって、やっと謎が氷解するといってもいい。そのときには、謎解きならではのどんでん返しというものもあるよね。序盤で解けてしまうようなトリックではないよね。最後までやっぱりわからないよね。それにしても最後は切ないね。 | ||||
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遺産相続の場を借りて復讐を近い老婆に化けた 女性が主人公のお話。 私は東野先生のこういった 「どこかに何名か集められそこで殺人が起きる」系の 話が結構好きで、今回こそは犯人を暴いてやる!と 意気込んでいましたが、やはり騙されました。 最後に明かされる伏線が多すぎて若干混乱はしましたが、 まあ楽しめて読めました。 これは東野作品に全般に言えることなんですが、 睡眠薬の効果はさほどないような気がします。 大量に飲ませるならまだしも、一回分ですぐに 落ちる人はいるのかどうなのか…… | ||||
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この小説の舞台となるのはタイトル通り、特殊な構造の建物「回廊亭」。もちろん〝お約束〟の建物見取り図は巻頭に載せてあるし、復讐が目的の犯人は、それを遂げるために大胆不敵なトリックを使って作中の人物たちをだまし通す。ここまで書けば本作が、推理小説の〝定石〟を踏まえた型どおりの作品だと思われるかもしれない。が、それらの〝お約束〟を破る新機軸の作品を多数世に送り出したり、「名探偵の掟」では徹底的に推理小説をパロってみせた東野圭吾氏のこと。そんじょそこらのものとは、ひと味違う味付けを施している。ところで。叙述トリックの古典、アガサ・クリスティの「アクロイド殺し」が発表された当時、そのトリックが「フェアか、はたまたアンフェアか」で!論争が巻き起こったという。密室、アリバイ工作や変装など、推理小説中で犯人が仕掛けるトリックは、「犯人が作中に登場する、他の人物をあざむくため」のものだ。ところが、叙述トリックは、「作者が読者をあざむくため」に仕掛けられる。だからこそ、それに見事に引っかかった読者は「アクロイド殺し」の時のように、「恐れ入りました!」と賛辞を贈るか、「そりゃないだろ!」と怒り心頭に達するか、どちらか極端な反応を示す場合がある。本作品にはその2つのトリックが、大胆にそして鮮やかに用いられている。作中の人物たちは、その犯人のトリックで見事にだまされる。そしてそのことを知っている「神の視点」を持ち、ほくそ笑みながら読んでいた我々読者は、作者の仕掛ち?叙述トリックで見事に足下をすくわれる。どちらもクライマックスまで見破られることのない、完璧なトリックだ。(この叙述トリックを「見破った」という人がいたら、ぜひお目にかかりたい(^_^;))しかし、尊敬する東野圭吾様>あの叙述トリック・・・、ちょっとだけ「そりゃないよ」と思いましたよ!(笑) | ||||
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