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女王はかえらない
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女王はかえらないの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.02pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全21件 1~20 1/2ページ
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叙述トリックの醍醐味は「はぁ~、そういうことだったのか」という賛嘆のため息をつかせることだと思います。 この作品のトリックの場合「そりゃ、無理がある」という感想です。プロットとトリックの根幹をなす部分に強引な力技とご都合主義が絡みすぎです。 | ||||
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他にも仰っている方がいましたが、第一部は面白かったです。 ただそれ以降が、意外性を狙ったであろうのに、ある程度ミステリを読み慣れている人にとっては、まったく意外性のない展開。読了感もすっきりしないものだけが残ります。いっそ落ちた女王がやはり女王に復帰してクラスを以前とは別の形で支配するというような話としてまとめたほうが、もっとずっと面白くなったのではないかと思いました。 | ||||
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なぜ大賞獲れたのかもハッキリいって謎。ミステリーとしては全然ダメです。何かが起こるかと思わせといて何もおきないままダラダラ時間が経過し、それを受けるわけでもないゴミのような2部があり、真相とか言う名のどうでもいい3部がオマケのようについてきます。ハッキリ言って読んでいてどんどんツマラナクなります。叙述トリックも今更な内容だし、何より真相がつまらない上に読後感も最悪です。作者は何がしたかったんでしょうね。古本でも買う価値ないでしょうね。つか「このミス」は信用出来ないという良い事例にだけはなります。 | ||||
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【あらすじ】 主人公「ぼく」のクラスに確立する、絶対的なスクール・カースト。その頂点に君臨する女王マキ。 誰もがマキに気を使い、マキの女王としての地位は揺るぎないものに思えた。 しかし、東京から転校してきたエリカの存在が、スクール・カーストに亀裂を入れた。 マキは女王の地位から転落し、代わりにエリカが女王となる。そしてそれが、悲劇を生むことに―― 【感想】 第一部はとても面白かったです。「ぼく」視点で描かれる小学生同士の抗争が、実に生々しかったです。 しかし、第二部の教師視点から、話がグダグダで冗長に……事件の結末も納得がいきませんでした。 そして、第三部で明かされる真実は、無理矢理感が酷かったです。トリックの為に、設定がある……と 言いますか……読後感がストンといかず、もやもやだけが残りました。 | ||||
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基本的に第一部のスクールカーストはなかなか読ませてくれます。 ですが二部に入れば小説をよく読む人なら、ほぼトリックに気が付くと思います。 あとミスリードを誘うためのニックネームは、もう少し何とかなっただろうという手抜き感が強く、文体も平たく読みやすいかもしれませんが、せっかくのトリックを殺してしまってるように感じます。 読み終わった直後にこのレビューを書いてるので覚えてますが多分すぐに忘れてしまうだろう印象の薄い作品でした。 | ||||
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二度読み必死。この煽りが逆効果でしたね。読み進めて途中からいらいらしてしまう事の方が多かったです。 いつまでたっても進展の少ない感じと説明不足を感じさせる文章。二度読み必死の意味は理解するため? とも思うくらいい私的には文章が稚拙でしたね。真相という感じで纏めてはいたけれど、「だから?」って感じでもあるし。 申し訳ないが二度読みはないです。二度読み必死と王様のブランチにて紹介は信じない方がいいのかも。別の小説でのそれに騙されたし。 | ||||
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人間関係や展開がかなり強引。 その人間関係を分かりにくく書けば、読み手に誤解や謎が生じるのも当たり前。 いつから曖昧な表現&描写をミステリーと呼ぶようになったのだろう? 結末だけは意外性があって、そう来たか!と唸った。 | ||||
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トリック、まぁミステリ読みなれた人は大方察する。 スクールカースト(題材)、二人の女王の争いやその臣下の動き等 リアルな描写でどろっとした空気まで伝わってきてゾクゾクした。 序盤の100p位までは、題材とその描写力に惹かれぐんぐん読み進めたものの 途中でだれてきた。 ようやく重大事件がおきるも、事件に迫っていかないので さらにだれて読み飛ばし。 で、エンディング。 もったりしていなければ、いくらかマシだった。 | ||||
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面白かったです。 ただ、読んでいて楽しめたのは一部だけで、二部と三部は読む楽しさはほとんどなく、不快さを感じながらになりました。 それでも最後まで一気に読ませる筆力は、さすがプロとして培ったものだといえるでしょう。 だけど好きか嫌いかで言えば、『大嫌い』です。 トリックが読める読めない以前の問題ですね。 つるべ打ちで驚かせることを考えるあまり、読後感や、トリック一つ一つを納得させるという、読者側への配慮を欠いていたように思えます。 素晴らしい作品ですが、心からそう感じるのは、一部の限られた人だけでしょう。 | ||||
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二度読み必至!衝撃の展開!なんて帯に書いてあるから「絶対騙されないぞ〜」とワクワク読みました。 スクールカーストのところは面白くて、よくある話だけどつまらなくはないです。 第2章〜3章が酷い。 特に謎解きのところ…これをまさか叙述トリックとは言わないでしょうね。 言わせないですよ。 出来の良いミステリーは読了後に「騙された〜」とスッキリするんですが、この作品はそれがなかったです。 むしろ、卑怯。 辻村深月の短編にも同じような叙述トリックがありますが、やはりレベルが違います。 | ||||
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小学生視点で語られるスクールカーストの描写は中々のリアリティを感じさせてくれ、 公募新人賞作品としてはまずまずの完成度の小説だと思います。 ただ如何せんトリックが、新本格のジャンルで散々使われてきた手法であり、 新人賞で、作品の根幹になるトリックがお約束のものではやはり評価は低くならざるを得ません。 加えて、このトリックを使うと先行作品でも明らかなように、どうしても主語が不自然になってしまい、 不自然さを理由づけする作品内事情が必要になりますが、 本作の事情(ニックネームの由来)はかなり現実味にかける点が気になりました。 また、せっかく、評価できる題材とそれを上手く描写しているにも関わらず、 一発逆転の叙述物としてまとめていることから、トリックに比重がおかれた作品という印象が強くなってしまい、 ドラマの部分がぼやけてしまっている点も惜しいと思います。 | ||||
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【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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おもしろくないとはいいません。 これが最近流行りの文庫で出ていたんなら、がっくりもしないと思うんですが。 ともかくも、過去によく見たネタを組み合わせただけにしか思えない。上手なパッチワークという感じです。 高校生スクールカーストを小学生に持ってきとか、工夫はされているんですがそれだけ。ミステリを読み慣れていない人が読めば、「おおー」となりそうな内容かもしれません。文章は読みやすいですよ。 トリックについては、一章の時点で、またあれかなぁと思いきや、やっぱりそれでした。この手のネタでもっと上手い作品はありますし、ちょっとがっかり。 トリックに片目を瞑っても、細かいところでイマイチな点も多すぎる気がします。 ・事件がどうしてばれなかったのとか ・偶然に頼りすぎだと感じてしまうストーリーとか ・教師として失格過ぎる先生とか(見逃して、自分でいうことを期待するとか、ありえない。せめてなんらかのフォローはしろよ) そもそも、小学生があんな大きな秘密抱えて、(見た目だけなんかもしれませんが)普通の大人になれるのだろうかと。そっちのほうが気になりました。 | ||||
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本作がなぜ受賞したかは、文章がこなれていて、ていねいに書きこまれており、しかも、ミステリーとしてもきれいに伏線を回収している点だと思う。筆力としては、さきの「新潮ミステリー新人賞」に比べると格段の差がある。さすが「プロ」としてすでに仕事をされている方々(女性二人)だと思う。 ただ、本作は、ネタがどうしても、「小さい」。日本の田舎の小学校はいいが、そんなところの「権力争い」は、教育家でもなければ、普通のおとなは興味を持たない。しかも、ミステリーとしての、ネタ、伏線などが、小学生の「あだ名」(カタカナ)や本名(漢字)、語り手の、「私」「ぼく」の自称の使い分けがポイントとなっているので、これを英訳でもしたら、まったくミステリーとしては意味をなさなくなる恐れがある。 選考委員は、売らねばならないので、大げさに褒めているのでしょう。ごくろうさまです(笑)。 こうした「犯人」の設定は、アガサ・クリスティの「オリエント急行殺人事件」を、なんとなく思い起こすが、クリスティには、流れ、動機の自然さがあったが、本作は、まあ、「むりやり」ですね(笑)。しかし、この終点から、物語の始めるなら、結構おもしろいかなと思います。 | ||||
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スクールカーストものとして、気持ち悪さはあるけれど 他にもこういった作品がないかな?と言われるとそうでもないきがするし 衝撃のラストどころか、予想通りの結末だったし 中盤はもう、面白くなさすぎて流し読みになってしまいました 文庫で買ってたら、まだ我慢出来たかもしれないけれど なんとなく損した気分 | ||||
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本作のキモとなるトリックについては、ミステリーを読み慣れた方でしたらすぐに気付くと思います。 それだけに、このトリックを作者がどのように見せ(魅せ)てくれるか大変期待して読み進めましたが ちょっとした言葉の選択ミスや設定の甘さが気になり、必要のない深読みをしてしまったせいで 十分楽しむことができませんでした。 特に小学生の事を「児童」ではなく「生徒」としたり、「養護教諭」のことを「保険医」と表現したのは この章の主人公の設定ではありえないことだと個人的に思いました。 ただ、小学校でのいじめの手口、ボス少女ふたりの勢力争いの部分の描写は凄まじくリアルでした。 読んでいて胃が痛くなるほどでした。 | ||||
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推理小説を多数読んでいる人は内容の予想がつくと思う。 映像にできないのはちょっとね。 犯罪が露呈しないのも不自然な感じであった。 大賞?といった感じです。 | ||||
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一部はマキVSエリカの周りを巻き込んでの壮絶中傷合戦、くだらん小学生の喧嘩やな~って感じです。 二部は行くへ不明になったエリカの話が進みます、んでも一部に登場するエリカ、マキ他の登場人物も 全くの他人。 三部で全て明らかになります、表題の意味もここで分かります。 買うと後悔するかどうか分かりませんが、図書館で借りるのが無難でしょうね。 | ||||
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このミス大賞は、これまでいくつか読ませていただきました。 毎回思うのですが、だからなに? と思うような作品が多い気がします。 今作はミステリー好き、あるいはミステリー小説好きなら、オチがある程度は予想出来ます。それは別にいいのです。 オチまでの間にハラハラするような展開が用意されていたり、考えさせるような展開があれば、それらを含めてミステリーだと私は思うのです。今作もそういうものが用意されてはいるのですが、やはり、だからなに? という思いが先にくるのです。文章力の問題なのか、私はお話作りをしたことがないので、専門的なことは分かりませんが、ある程度の読書はしてきたつもりです。このミスという冠が無ければ、まあこんなもんか、と思えるでしょうが、やっぱり大賞って売り出すんだからねぇ・・・ | ||||
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平凡 既に手垢の付いた手法にがっかり。 ミステリーという事ですから、 なんらかの新しさがあってもいいでしょうが、 映画や他の小説で見たものばかり。 | ||||
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