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女王はかえらない
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女王はかえらないの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.02pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全59件 21~40 2/3ページ
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ミステリーや本格推理小説に精通している方は 本作をスルーしてOKです。 1章のニックネーム表記でピンときちゃうでしょう。 展開もトリックもみなさんが予想する範疇に収まっており 特別驚きを与えてくれるわけではありません。 それでも帯等での煽りがなければもう少し評価できたかもしれません。 売りたいのはわかるけど 「どんでん返しあるよ~」っていう宣伝文句は逆効果であることを 出版社さんにはもう少し学んでほしい。 | ||||
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二度読み必死。この煽りが逆効果でしたね。読み進めて途中からいらいらしてしまう事の方が多かったです。 いつまでたっても進展の少ない感じと説明不足を感じさせる文章。二度読み必死の意味は理解するため? とも思うくらいい私的には文章が稚拙でしたね。真相という感じで纏めてはいたけれど、「だから?」って感じでもあるし。 申し訳ないが二度読みはないです。二度読み必死と王様のブランチにて紹介は信じない方がいいのかも。別の小説でのそれに騙されたし。 | ||||
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人間関係や展開がかなり強引。 その人間関係を分かりにくく書けば、読み手に誤解や謎が生じるのも当たり前。 いつから曖昧な表現&描写をミステリーと呼ぶようになったのだろう? 結末だけは意外性があって、そう来たか!と唸った。 | ||||
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書店で「このミス大賞」と大々的にあったので、数ページ立ち読みして購入を決めました。 帯や、あおりポップはあえて見ず、先入観なく本を読んだので、過剰な期待もせず、 普通にミステリーとして楽しく読めました。 あおりやポップを見てしまうと、先入観や期待値が上がってしまう為、 編集側もあおりすぎはそろそろやめるべき… | ||||
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トリック、まぁミステリ読みなれた人は大方察する。 スクールカースト(題材)、二人の女王の争いやその臣下の動き等 リアルな描写でどろっとした空気まで伝わってきてゾクゾクした。 序盤の100p位までは、題材とその描写力に惹かれぐんぐん読み進めたものの 途中でだれてきた。 ようやく重大事件がおきるも、事件に迫っていかないので さらにだれて読み飛ばし。 で、エンディング。 もったりしていなければ、いくらかマシだった。 | ||||
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このミス大賞ということで、気になっていた作品。今回文庫になったというので読んでみた。 片田舎の小学校に転校生がやってくるのだが、その美しい少女が、それまでクラスで女王として君臨していた少女の座を脅かすようになり、やがて激化した権力闘争は悲劇を生むという話なのだけれど、一章の小学校のシーンがとにかく素晴らしくて夢中で読んだ。 この嫌な感じ、上手いなあ。 ただ、「二度読み必至」などと煽られていたこともあって、ミステリーのトリックが早々にわかってしまったのが残念。こういうネタなんだろうな、という予想が覆されずに進んでしまって、冒頭が面白かっただけに残念だった。 それでも、ただのトリックありきの物語にはなりきっていない気はする。トリックは若干やりすぎだけれど、ミステリーを読み慣れていない人ならば驚けるだろうし楽しめるかもしれない。 | ||||
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本屋でなんとなく目に入って買ってみて、ついさきほど読了。 トリックというかギミックというか、文章の流れがそちらにばかり気が向いていて、細かな文章や設定に違和感があります。 中には、無理矢理ねじ込んだようなものもあって、初心者ながらに「そこはさすがに無理あんじゃね?」と思いながら 内容も相まってとても読後感は悪いです。さくっと流されていますが、主要な人物以外の心情たるや その背景にあるであろう、その人物たちの人生を考えると、とても居た堪れない気持ちになり、読了しても「あー、おもしろかった!」とはならなかった。 読了してからの第1部冒頭を読み返した時の何とも言えない感じは良かったです。 | ||||
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面白かったです。 ただ、読んでいて楽しめたのは一部だけで、二部と三部は読む楽しさはほとんどなく、不快さを感じながらになりました。 それでも最後まで一気に読ませる筆力は、さすがプロとして培ったものだといえるでしょう。 だけど好きか嫌いかで言えば、『大嫌い』です。 トリックが読める読めない以前の問題ですね。 つるべ打ちで驚かせることを考えるあまり、読後感や、トリック一つ一つを納得させるという、読者側への配慮を欠いていたように思えます。 素晴らしい作品ですが、心からそう感じるのは、一部の限られた人だけでしょう。 | ||||
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二度読み必至!衝撃の展開!なんて帯に書いてあるから「絶対騙されないぞ〜」とワクワク読みました。 スクールカーストのところは面白くて、よくある話だけどつまらなくはないです。 第2章〜3章が酷い。 特に謎解きのところ…これをまさか叙述トリックとは言わないでしょうね。 言わせないですよ。 出来の良いミステリーは読了後に「騙された〜」とスッキリするんですが、この作品はそれがなかったです。 むしろ、卑怯。 辻村深月の短編にも同じような叙述トリックがありますが、やはりレベルが違います。 | ||||
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小学生視点で語られるスクールカーストの描写は中々のリアリティを感じさせてくれ、 公募新人賞作品としてはまずまずの完成度の小説だと思います。 ただ如何せんトリックが、新本格のジャンルで散々使われてきた手法であり、 新人賞で、作品の根幹になるトリックがお約束のものではやはり評価は低くならざるを得ません。 加えて、このトリックを使うと先行作品でも明らかなように、どうしても主語が不自然になってしまい、 不自然さを理由づけする作品内事情が必要になりますが、 本作の事情(ニックネームの由来)はかなり現実味にかける点が気になりました。 また、せっかく、評価できる題材とそれを上手く描写しているにも関わらず、 一発逆転の叙述物としてまとめていることから、トリックに比重がおかれた作品という印象が強くなってしまい、 ドラマの部分がぼやけてしまっている点も惜しいと思います。 | ||||
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読みながら思い描く予想は次々に覆され、物語の核心も最後まで見破ることができませんでした。 すっかり騙されたことに気づいた後には、小さな伏線の数々が理解できました。 そして、怖いことだと思いながら、読後は切なかったです。 書評やレビュー、帯も見ないように気をつけ、情報を入れずに読んでみました。 うまく楽しめた気がします。 | ||||
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とても読みやすく、一気に読み終わりました。 トリックはありがちですし、ストーリーも斬新さはありませんが、、、“読みやすく物語に入り込める”というのは描写や運び方が上手なんだと思います。 ちょっとネタばれになりますが、 タガメが出てきた時、かなり違和感があり(今では田舎でもなかなか見られなくなっている生き物だから)「さては!」と思ったのが的中して嬉しくなりました。 “読み通り”なのを残念に思う声も多いようですが、わたしは逆に楽しかったです。 自分の読みがどこまで合っているか。パズルでいえば“初級~中級”といったところかもしれませんが、やったー!当たった!と、いう満足感が得られました。 表紙を見て店頭で衝動買いしたのですが、後悔はないです。 | ||||
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【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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手厳しい意見をチラホラ見かけますが… 確かにあれこれ読んだミステリー好きさんが読んだら…と思うと『なんだかなぁ…』となると思います。大賞もとったと聞けば期待ハズレ感は否めないです。 が内容は面白く無いか?といえばそんな事も無く私は面白く読みました! スクールカーストの話は万人に共感を与えるハズですし、田舎の小さな町の学校の1クラス内でわちゃわちゃしてる子供達1人1人思い描ける位描写も丁寧だし、 文章も凄く読みやすく、わかり易い小説だと思います。 トリック…というかネタばらしにもって行き方も変に捻られ過ぎず、凄くわかりやすい。 これからミステリー小説とっかかる。 という人にはうってつけの作品じゃないですかね? 大賞もこの作品は偏り無く 『平均点以上』でかっさらったみたいなので…なんとなく納得です。 | ||||
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スクールカースト系は、共感しやすい。故にその部分は面白く読んだ。 2部で違和感。 誘拐?拉致監禁?行方不明事件には随分とおっとり構えてるのに、タバコと盗み(個人的には「家のモノを持ち出した」を「盗み」というのもなんか違うんだけど)を物凄い大事件として反応してるのが、これまたなんか違う。 好奇心でタバコ吸ってみる話と、2ヶ月監禁(→こういうのは何事が起こってたのかは容易に推測できる故に、「見つかってよかったねえ」だけを手放しで言える系の精神構造は分からないタチだから)の話の、捉え具合が余りにも「なんか違う」。 で、終盤の事件描写のトコで「蠅の王」だ、と。こういう描写はやっぱり2番煎じや焼き直しに思えちゃうなあ…で、途端に醒めたw まあ普通に楽しめました。 …表紙絵見た時「双子の争いの話か?それとも経験によりタイプを変えた少女の話か?」と思ってしまったw キャラは記号だから、厳密な事いう気はないが、「この二人は別の人」位は明確に分かる様に描いて欲しかったりして。 | ||||
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おもしろくないとはいいません。 これが最近流行りの文庫で出ていたんなら、がっくりもしないと思うんですが。 ともかくも、過去によく見たネタを組み合わせただけにしか思えない。上手なパッチワークという感じです。 高校生スクールカーストを小学生に持ってきとか、工夫はされているんですがそれだけ。ミステリを読み慣れていない人が読めば、「おおー」となりそうな内容かもしれません。文章は読みやすいですよ。 トリックについては、一章の時点で、またあれかなぁと思いきや、やっぱりそれでした。この手のネタでもっと上手い作品はありますし、ちょっとがっかり。 トリックに片目を瞑っても、細かいところでイマイチな点も多すぎる気がします。 ・事件がどうしてばれなかったのとか ・偶然に頼りすぎだと感じてしまうストーリーとか ・教師として失格過ぎる先生とか(見逃して、自分でいうことを期待するとか、ありえない。せめてなんらかのフォローはしろよ) そもそも、小学生があんな大きな秘密抱えて、(見た目だけなんかもしれませんが)普通の大人になれるのだろうかと。そっちのほうが気になりました。 | ||||
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本作がなぜ受賞したかは、文章がこなれていて、ていねいに書きこまれており、しかも、ミステリーとしてもきれいに伏線を回収している点だと思う。筆力としては、さきの「新潮ミステリー新人賞」に比べると格段の差がある。さすが「プロ」としてすでに仕事をされている方々(女性二人)だと思う。 ただ、本作は、ネタがどうしても、「小さい」。日本の田舎の小学校はいいが、そんなところの「権力争い」は、教育家でもなければ、普通のおとなは興味を持たない。しかも、ミステリーとしての、ネタ、伏線などが、小学生の「あだ名」(カタカナ)や本名(漢字)、語り手の、「私」「ぼく」の自称の使い分けがポイントとなっているので、これを英訳でもしたら、まったくミステリーとしては意味をなさなくなる恐れがある。 選考委員は、売らねばならないので、大げさに褒めているのでしょう。ごくろうさまです(笑)。 こうした「犯人」の設定は、アガサ・クリスティの「オリエント急行殺人事件」を、なんとなく思い起こすが、クリスティには、流れ、動機の自然さがあったが、本作は、まあ、「むりやり」ですね(笑)。しかし、この終点から、物語の始めるなら、結構おもしろいかなと思います。 | ||||
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近くの本屋3軒になかったので、こちらで購入しました。 小4の娘が面白いと読んでいます。 | ||||
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『このミス』大賞受賞作。やられた感を味わえることも出来ますが、多くの方が語られているように新鮮さはありません。第二部あたりで何となく気づく方も多いのではと思います。『このミス』らしい作品といえば、そうだと思います。 この核の仕掛けを、小学生のクラスの権力闘争の結末とどう上手く絡めて仕込んだのか、が評価の分かれ目かと思います。重点を事件の結末・真相に置くのか、そうだったのかという読後感におくのかで変わってきます。 但し、伏線は張り巡らされ、読者を驚かせようという意気込みは伝わってきます。 | ||||
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(第二部 教師)は第一部が派手なのでかすんでますが、読み応えがありました。 幼い口調ながら残忍な方向にエスカレートしていくいじめが読んでいて胃が痛くなりました。 狙いすぎな設定が、ちょっと話を軽くしている印象がありますが文章が上手なので楽しかったです。 | ||||
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