ポアロとグリーンショアの阿房宮
評判
ポアロとグリーンショアの阿房宮の評価:
4.00/5点 レビュー 8件。 D ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1〜9 1/1ページ
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ポアロとグリーンショアの阿房宮の評価:
4.00/5点 レビュー 8件。 D ランク
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小説の詳細ページを閲覧すると、ここに履歴が表示されます。最近閲覧した小説詳細ページへ簡単に戻る事が出来ます。
「よく似たタイトルの短篇にミス・マープルものの『グリーンショウ氏の阿房宮』(『クリスマス・プディングの冒険』クリスティー文庫刊)があるが、これは先に述べた教会のチャリティーのために別の機会に執筆された短篇で、両者の内容に関連性はまったくない」(164頁)
本書「解説」を書かれた(A)氏はキッパリ言い切ってくれました。
本書と「グリーンショウ氏の阿房宮(『クリスマス・プディングの冒険』)の両方を購入
してしまった読者としては、言い切られただけでは、複雑な気持ちです。
よく似すぎの、まぎらわしいタイトルはやめてね、という気持ちが残っているからです。
しかし、本書巻末の、ジョン・カランさんの筆による
「アガサ・クリスティーとグリーンショアの阿房宮」という解説を読みました。
そうだったのか、と納得しました。
来歴を知ると、似たようなタイトルになったのも、やむを得ないかな、
という気持ちになりました。
アガサは、1938年にグリーンウェイの土地を購入しました。
その土地を愛し、作品の中に「詳細に描くつもりだった」とのこと。
アガサが小説の構想を練るのに使った「秘密ノート」には、
「(可能な)タイトルとして『阿房宮』あるいはもう少し手のこんだ『サンダーソンの阿房宮』や『グランディソンの阿房宮』がノート47に登場している」(155頁)そうです。
結果はともかく、いろいろ構想されていたことが理解できました。
グリーンウェイ、グリーンショア、グリーンショウ。
「よく似たタイトル」の作品が複数あって、最初はなんだよー、と感じました。
しかし、タイトルの経緯がわかった今、
「ポアロとグリーンショアの阿房宮」というタイトルが
かえって味わい深く感じられるようになりました。
両方を購入したおかげで、深く読めたような気がします。