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(短編集)
虹の歯ブラシ 上木らいち発散
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虹の歯ブラシ 上木らいち発散の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.70pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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七色の名前を冠した七つのエピソードで構成されています。 どれもエロバカバカしい内容で、なかなか面白いのですが、 最後の赤の章だけが特別なものとなっており、 その章の必要性が全く感じられませんでした。 ただの蛇足。自分にはそう感じました。 そこだけが残念でした。 | ||||
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読み始めグイグイ引き込まれ後半から物語がとんでもないことに・・・。 | ||||
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虹の七色になぞらえた七篇で,五篇のミステリと,それらを束ねる二篇の構成ですが, ミステリの方はアリバイ崩しに密室,七色の短篇らしくいろいろと楽しませてくれます. 反面,ページ数を含め,いささかバラツキがあるのは残念で,中には七つという数のため, また,言葉は悪いですが,全体に隠された大きな『仕掛け』の数合わせにも思えるものも…. とはいうものの,残りの二つ篇で巻き取られていくそれまでと,全体の物語については, その中で否定したすべてをひっくり返し,肯定に変えていく流れにただ唖然とするばかり. それは,まさに作中で語られる各国の虹で,一つの物語がさまざまな姿に見えてくる様子は, 一見,無茶苦茶でやりたい放題にも映りますが,かなりの計算があってのものと驚かされます. ただ,そのヒントともなる文章の太字での強調は,『何かがある』とすぐに感づきますし, 最後の篇でうまく参照,まとめられていることもあり,ない方がスムーズに読めたのでは…. このほか,前巻では謎解き部分のみだった下ネタが,ここでは冒頭から全開で展開されるなど, ただのバカミス,エロミス(?)ではありませんが,やはり好き嫌いはハッキリ出ると思います. | ||||
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