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幽霊刑事
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幽霊刑事の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.38pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全44件 21~40 2/3ページ
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表紙に惹かれて買った本です。 ですが読み始めると止まらない! 最後のページまで読み耽りました。 犯人は最初から明らか…でもまだ真相が!凄くどきどきしました。 解決後、つまりクライマックスもいいです。 思わず目が潤みました。 一度目だけでなく二度目も三度目も楽しめます。 | ||||
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2000年の単行本、2002年の講談社ノベルスの文庫化。 殺人の被害者が幽霊としてよみがえり、犯人と真相を突き止めていく話。この設定自体はありふれているから、ポイントは、どういうふうに料理するかということになる。結論から言えば、まあまあよくやっている。 トリック自体は単純。読者の大部分はかなり早い段階で真相に気付いてしまい、じりじりしながら読み進めることになるだろう。しかし、それでも読ませてしまうところが著者の技術。 残されたフィアンセとのロマンチックな恋の物語も、うまくまとめてある。このあたり、実に物語りづくりが上手い。ラストの余韻には納得させられた。 いい話だ。 | ||||
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2000年の単行本、2002年の講談社ノベルスの文庫化。 殺人の被害者が幽霊としてよみがえり、犯人と真相を突き止めていく話。この設定自体はありふれているから、ポイントは、どういうふうに料理するかということになる。結論から言えば、まあまあよくやっている。 トリック自体は単純。読者の大部分はかなり早い段階で真相に気付いてしまい、じりじりしながら読み進めることになるだろう。しかし、それでも読ませてしまうところが著者の技術。 残されたフィアンセとのロマンチックな恋の物語も、うまくまとめてある。このあたり、実に物語りづくりが上手い。ラストの余韻には納得させられた。 いい話だ。 | ||||
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なかなか感動させていただきました。終盤、ちょっとホロッと来たかも。 普通なら殺した犯人を捕まえるようにもって行き、司直の手に渡すなり、復讐するなりしそうだけど、さすがは有栖川さん、幽霊の設定もきちんとしており、また事件も一筋縄ではありません。 幽霊になった主人公の独白が少し長く感じましたが、私の個人的な見解で、そこが良い、というひともいるでしょう | ||||
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なかなか感動させていただきました。終盤、ちょっとホロッと来たかも。 普通なら殺した犯人を捕まえるようにもって行き、司直の手に渡すなり、復讐するなりしそうだけど、さすがは有栖川さん、幽霊の設定もきちんとしており、また事件も一筋縄ではありません。 幽霊になった主人公の独白が少し長く感じましたが、私の個人的な見解で、そこが良い、というひともいるでしょう | ||||
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「幽霊もの」ならではの哀切なラストは確かに感動的です。が、売りとしてそればかり強調されているので、湿っぽい話は苦手だなという方に一言。 全体にユーモアの豊かなカラリとした作品です。特に主人公の幽霊と唯一コンタクトできる後輩刑事が青森のイタコの孫と設定されているあたりなど爆笑もの。この後輩が実に良く描けてますし、銀行強盗などのサブストーリー、怪盗(?)ドクターXなど脇役も光って、とにかくエンタテインメントとして魅力一杯なのです。謎解きはさすがこの人の本領だけあって伏線のバラマキと収集が実にテンポ良く鮮やか。唯一、第一の事件と第二の事件の心理的な結びつきが説明不足に感じましたが、大した問題ではありません。 シリアスな視点で読めば、一部のキャラクターが類型的とかいう批判もできるのでしょうが、そのへんを割り切ったところも成功の原因だと思いました。読み終えたあと、最後まで明示も暗示もされないままの主人公の行き先が天国であることを強く願う気分にさせられます。 | ||||
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「幽霊もの」ならではの哀切なラストは確かに感動的です。が、売りとしてそればかり強調されているので、湿っぽい話は苦手だなという方に一言。全体にユーモアの豊かなカラリとした作品です。特に主人公の幽霊と唯一コンタクトできる後輩刑事が青森のイタコの孫と設定されているあたりなど爆笑もの。この後輩が実に良く描けてますし、銀行強盗などのサブストーリー、怪盗(?)ドクターXなど脇役も光って、とにかくエンタテインメントとして魅力一杯なのです。謎解きはさすがこの人の本領だけあって伏線のバラマキと収集が実にテンポ良く鮮やか。唯一、第一の事件と第二の事件の心理的な結びつきが説明不足に感じましたが、大した問題ではありません。シリアスな視点で読めば、一部のキャラクターが類型的とかいう批判もできるのでしょうが、そのへんを割り切ったところも成功の原因だと思いました。読み終えたあと、最後まで明示も暗示もされないままの主人公の行き先が天国であることを強く願う気分にさせられます。 | ||||
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推理小説家の中で、とても好きな作家さんの一人です。有栖川先生。始めは、中身を確認せずして購入した本です。読み始めてスグに、ロマンス物だと気付き、驚きました。いつもの作品とは少し毛色が違い、その新鮮さがかえって私をのめり込ませました。有栖川先生の作品が好きな人は、殆どの人が驚くのでは…?(笑)冒頭部部分で早くも死んでしまう主人公の刑事。それから、救いようの無い彼「幽霊」を見ることの出来る、唯一の助っ人刑事。ただ、その助っ人は幽霊嫌いなんですよ。二人のやりとりがとっても面白くて、妙に笑えます。最後はやはり、「幽霊」である主人公が天国へと帰ってしまいます。大切な人との別れは、やはり悲しいものです。凄く泣けましたが、何だか読み終わった後にほっとしました。なんだか暖かい気分になれる作品です。読み終わったら最後の一ページを、大切にそっと閉じれる本のひとつになるかもしれません。少なくとも私は、そんな風に本を閉じた一人です。 | ||||
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推理小説家の中で、とても好きな作家さんの一人です。有栖川先生。 始めは、中身を確認せずして購入した本です。読み始めてスグに、ロマンス物だと気付き、驚きました。 いつもの作品とは少し毛色が違い、その新鮮さがかえって私をのめり込ませました。 有栖川先生の作品が好きな人は、殆どの人が驚くのでは…?(笑) 冒頭部部分で早くも死んでしまう主人公の刑事。それから、救いようの無い彼「幽霊」を見ることの出来る、唯一の助っ人刑事。 ただ、その助っ人は幽霊嫌いなんですよ。二人のやりとりがとっても面白くて、妙に笑えます。 最後はやはり、「幽霊」である主人公が天国へと帰ってしまいます。 大切な人との別れは、やはり悲しいものです。 凄く泣けましたが、何だか読み終わった後にほっとしました。 なんだか暖かい気分になれる作品です。 読み終わったら最後の一ページを、大切にそっと閉じれる本のひとつになるかもしれません。 少なくとも私は、そんな風に本を閉じた一人です。 | ||||
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読んでいる途中で、何度か某・我孫子氏の作品ではないか、と思い込んでしまったくらいに、他の有栖川作品とはかけ離れた印象。読み始めの印象はそんなところでした。が、読み進めてみると、これは娯楽小説でも恋愛小説でも刑事小説でもなく、紛れもない「推理小説」であると言う事がよく分った。「幽霊」という不自由極まりない身分になってしまった主人公は、見方を変えれば「プチ嵐の山荘」状態であるし、二転三転する展開は、読んでいて飽きさせないものだ。もしかすると男性限定の感想なのかもしれないが、主人公に思わず感情移入してしまう部分もあり、エンターテイメントとしの部分もしっかり持ち合わせている所が、ニクい。残念な点はと言えば、雑誌連載(?)だったためかエピソードがぶつぶつ切れていて、長編として読むと多少の違和感を感じる事か。が、そこの所は割り切ってしまえる所なので、個人的には減点にはならない。重いミステリの合間に読むと、清涼剤のようになる作品 | ||||
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読んでいる途中で、何度か某・我孫子氏の作品ではないか、と思い込んでしまったくらいに、他の有栖川作品とはかけ離れた印象。読み始めの印象はそんなところでした。 が、読み進めてみると、これは娯楽小説でも恋愛小説でも刑事小説でもなく、紛れもない「推理小説」であると言う事がよく分った。 「幽霊」という不自由極まりない身分になってしまった主人公は、見方を変えれば「プチ嵐の山荘」状態であるし、二転三転する展開は、読んでいて飽きさせないものだ。 もしかすると男性限定の感想なのかもしれないが、主人公に思わず感情移入してしまう部分もあり、エンターテイメントとしの部分もしっかり持ち合わせている所が、ニクい。 残念な点はと言えば、雑誌連載(?)だったためかエピソードがぶつぶつ切れていて、長編として読むと多少の違和感を感じる事か。が、そこの所は割り切ってしまえる所なので、個人的には減点にはならない。 重いミステリの合間に読むと、清涼剤のようになる作品 | ||||
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誰もが犯人ではないかと疑ってしまうけど動機も分からないし、辻褄が合わない…犯人が分かったときよりもその後がこの本では大切なのです!!愛し合う二人に訪れたのは悲しみであった。しかし愛するということは、姿が見えなくても、声が聞こえなくても、生きていなくても、変わることなく、在り続けるものであると思いました。愛し合う二人の悲しく切ないラストには涙です。非現実的なのですが物語の展開に目が離せなくなってしまい、はまってしまいました。 | ||||
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誰もが犯人ではないかと疑ってしまうけど動機も分からないし、辻褄が合わない… 犯人が分かったときよりもその後がこの本では大切なのです!! 愛し合う二人に訪れたのは悲しみであった。しかし愛するということは、姿が見えなくても、声が聞こえなくても、生きていなくても、変わることなく、在り続けるものであると思いました。愛し合う二人の悲しく切ないラストには涙です。 非現実的なのですが物語の展開に目が離せなくなってしまい、はまってしまいました。 | ||||
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誰もが犯人ではないかと疑ってしまうけど動機も分からないし、辻褄が合わない… 犯人が分かったときよりもその後がこの本では大切なのです!! 愛し合う二人に訪れたのは悲しみであった。しかし愛するということは、姿が見えなくても、声が聞こえなくても、生きていなくても、変わることなく、在り続けるものであると思いました。愛し合う二人の悲しく切ないラストには涙です。 非現実的なのですが物語の展開に目が離せなくなってしまい、はまってしまいました。 | ||||
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今までとはまったく違う面白い作品でした。主人公は刑事の幽霊。どうして自分が殺されることになったのか捜査を始めるが、ものには触れないし、ひとに話しかけても聞こえない。誰も自分を認めてくれない。結婚を考えていた恋人さえも。ものには触れないのにどうして椅子には座れるのか、とか、バスには乗れるのか、といった小さな疑問はさておき、その捜査の過程がおもしろい。自分を殺した犯人はわかっているが、動機が全くわからない。唯一自分と話すことの出来た同僚早川くんとともに真犯人に迫っていくが。。。これまでのように、トリックに重きを置いた内容ではなく、恋愛小説としても読める、ひと味違った有栖川氏が楽しめます。登場人物(特に主人公の恋人須磨子)の心情がよく描けていると思います。有栖川氏の作品にはやっぱり早川君のようなちょっととぼけたようなキャラクターがかかせませんね。内容として結構ありきたりかなあ、なんて思いながら、しかし有栖川ファンとしては読まずにはいられない、と思って買いました。◎でしたよ~。不覚にも最後はうるうるしてしまいました。 | ||||
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今までとはまったく違う面白い作品でした。主人公は刑事の幽霊。どうして自分が殺されることになったのか捜査を始めるが、ものには触れないし、ひとに話しかけても聞こえない。誰も自分を認めてくれない。結婚を考えていた恋人さえも。ものには触れないのにどうして椅子には座れるのか、とか、バスには乗れるのか、といった小さな疑問はさておき、その捜査の過程がおもしろい。自分を殺した犯人はわかっているが、動機が全くわからない。唯一自分と話すことの出来た同僚早川くんとともに真犯人に迫っていくが。。。 これまでのように、トリックに重きを置いた内容ではなく、恋愛小説としても読める、ひと味違った有栖川氏が楽しめます。登場人物(特に主人公の恋人須磨子)の心情がよく描けていると思います。有栖川氏の作品にはやっぱり早川君のようなちょっととぼけたようなキャラクターがかかせませんね。内容として結構ありきたりかなあ、なんて思いながら、しかし有栖川ファンとしては読まずにはいられない、と思って買いました。◎でしたよ~。不覚にも最後はうるうるしてしまいました。 | ||||
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主人公の気持ちが生存者全然伝わらないという現実味ある悲しき前半前半後になると幽霊という長所をかつようして黒幕探しに・・・!最後には、驚きと感動が・・・!そんな展開でいろいろと話が盛り上がって行き。登場人物全員が怪しく見えてきて最後に「そんなバカな!」ってかんじです。読んで良かったと絶対思います。 | ||||
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これは最初ありきたりな内容かな?と疑いつつこの本読ませていただきました。そしたら残り数ページの所で涙・涙・・・!!泣きましたよ!!最後には有栖川さんが最後を盛り上げるための仕掛けがあって、それがまた・・・涙につながりますよ!! | ||||
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これは最初ありきたりな内容かな?と 疑いつつこの本読ませていただきました。 そしたら残り数ページの所で涙・涙・・・!!泣きましたよ!! 最後には有栖川さんが最後を盛り上げるための仕掛けがあって、 それがまた・・・涙につながりますよ!! | ||||
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有栖川有栖氏は好きな作家の一人だけど、今までの作品とは違う作品。恋愛を重視という点ももちろんだが、舞台を警察内部にした著者の意気込みも窺える。ただ残念だったのは、犯人が読める人物だったこと。もう少し意外性が欲しかった。ハッピーエンドではないが、幽霊の悲哀(?)がよく描かれていると思う。 | ||||
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