(短編集)
作家小説
※タグの編集はログイン後行えます
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.67pt |
作家小説の総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
全3件 1~3 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ミステリーの結末に「オチ」という言葉を使うのが | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
有栖川有栖さん2作目ですがこんな幅広い作風(ユ-モアからホラー、感動系まで)を書かれているとは思いませんでした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
すべて作家を主人公にした短編集です。作家の裏側みたいな物が感じられて、なかなか興味深い話が多かったです。 | ||||
| ||||
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
必ず一捻りのある、良質な短編をまとめた一冊。 作家ってこんなこの考えてんだーと興味深く読んだ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
もともと、学生アリス・作家アリス、両シリーズのファンで、宮部みゆき氏言うところの「端正なミステリ」、私の言葉では「過不足の無いミステリ」であるところが好きです。 ですがこの本では、上記のシリーズではあまり書かれない情景描写などが、実は作者の苦手でもなんでもなく、意図的に出し入れできるものだとわかりました。 昔、星新一氏らの時代の、懐かしいエンターテインメント小説も収められていて、これはこれで、とても面白いです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
作家をテーマにした”奇妙な味”の短編集です。本格ミステリをはじめとして、この方は本当にいろんな種類の小説が書けるのだなあとその多才さに脱帽です。 ほめておいてなんですが、最初の3つ「書く機械」「殺しにくるもの」「締切二日前」はありがちに感じてしまいました。書けなくて編集者にプレッシャーをかけられ缶詰にされる作家、最初はよかったけれどだんだんと才能が枯渇し、読者の評価に神経質になっておかしくなる作家、締め切り2日前なのにアイデアすらわかずパニックになる作家など、よくあるネタだなと思ってしまいました。このまま似たようなテーマが続くのだろうかと思っていたら後半は俄然おもしろくなってきました。 「奇骨先生」は、出版界の矛盾や本の流通の問題が詳細に描かれていて、へえそうなんだとびっくり、勉強になりました。「サイン会の憂鬱」サイン会をやれるほどになれば作家は当然うれしいだろうと思っていましたが、まあいろいろあるのだな、と。「作家漫才」は大阪人としての有栖川氏の魅力満載で、実際、誰か漫才コンビにやってもらいたいくらいです。漫才ネタを創作なさってもいけるかもしれません(笑)。「書かないでくれます?」はネタ元の問題、おもしろい話を聞かせてもらったけれどこれは書かないでくれと言われた、でも書きたい・・・書いてしまった、そして・・という話。ホラー仕立てになっていてなかなかぞくっとさせられます。そして最後の「夢物語」はSF風。精神治療のためにドリーム・ボックスという機械が開発された近未来、創作の刺激を得るために病気だと偽ってその機械に入ってみたら、医療ミスで目覚めることができなくなってしまった、自分が生きているのはどうやら夢の世界らしい、そこには作家という職業も物語もなく、自分は歴史上初めての語り部として、人々から熱狂的な賞賛を得ているが、実は自分が語るのはシェイクスピアをはじめ、自分の作品ではないものばかり。ある日作家は罪悪感に耐えかねて・・・というお話。 あとがきで有栖川氏が述べておられますが「小説を書くことは面倒で、次の着想がいつ得られるか知れないという不安につきまとわれもするが、そんなものは世間のどこの仕事にも付き物である。ありがたいことに、私は今の仕事を楽しいと思っている」という言葉にほっこりさせられます。どの作品にも、作家という仕事の実情や有栖川氏の本音がちらちらと見えて興味深いです。そしてそれらを巧みに、しゃれた短編に仕立て上げる有栖川氏の才能、すごいと思います。火村教授や江神さんもいいのですが、有栖川氏のまた違った魅力が満載です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
全部おもしろかったです。この奇骨先生という話だけよくわからず退屈してしまいました。短編は一々話に入っていくのに面倒くさくてついつい長編を選んでしまいますがこの短編集はとても読みやすくて苦にはならなかったです。星新一や阿刀田高などの短編が好きな方はおススメです。有栖川有栖の作品はこれが初めてなので彼の長編もぜひ読んでみたくなりました。最後に作家さんって本当に大変なんですね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
有栖川有栖さんの作品は、とても読みやすいのだけど、ところどころドキッとするような表現があったり、心に刺さるような言葉があったり、ものすごく奥の深い小説だと思っています。 私は火村シリーズが好きなので、そればかりを読んでいたのですが、ようやく(?)他の作品にも手を広げてみようかと思い、この作品を読みました。 なんともいえず、不思議な短編集ですね。 推理小説じゃないし、単なる小説でもないし、ちょっとホラーチック。「殺しにくるもの」なんて、最後のページで思いっきりどきっとしましたよ。 どれもそれぞれが雰囲気の違う作品で面白かったのですが、私は「奇骨先生」が好きです。 作家というとちょっと取っ付きにくい人や変わった人、個性的な人が多いように思われますよね。奇骨先生もちょっと怖い感じの人ですが、最後は心温まる締めくくりになっていて、何だか気持ちがほんわかしました。 あー、もっと早く読んでおけば良かったなあと思いました。すごく面白かったから。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 17件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|