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恋と禁忌の述語論理(プレディケット)
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恋と禁忌の述語論理(プレディケット)の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.10pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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この著者の作品「アリアドネの声」を昨年読んで非常にしっかりとした構図の本格推理ものを 書ける作家だなと感銘した。ということでこの作家のファンである長男が推薦したきたのが本書。 登場人物や事件の設定などが極めてラノベ的であることは、きっとすっきりとした本格的な推理小説 ということで我慢できるはずということで読み進んだが、正直がっかり。「数理論理学」での検証という 手法が至る所で取り上げられるが、これは退屈以外の何物でもない。この作品は著者のデビュー作 とのことだが、この流れで書かれる作品は少なくとも私の好みではない。作品そのもの価値がどうの というところまで至ることが出来ない、少なくとも私には。 | ||||
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記号論理学は「国語」です。 大学の講師がハッキリ明言しています。 | ||||
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連作短編のような体裁の長篇でした。いずれか続きが読みたいです | ||||
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『第51回メフィスト賞』受賞作で,三篇とエピローグ的な一篇を加えた四篇の連作集です. 『数理論理学』という題材や序盤での様子に,いささか身構える部分はありましたが, こじらせ気味のアラサー女子という主人公をはじめ,軽めの会話にユーモアやメタなど, 読む前、そして読み始めてとは違い、思いの外に『ついて行ける』という印象を受けます. また,取り上げられる論理自体のなじみが薄く,理解することはかなり難しいのですが, 重ねられるたとえ話はとてもわかりやすく,知識のある方が楽しめるのは確かでしょうが, 語り部の青年と主人公にも引っ張られ、少なくともその場でわかった気分にさせてくれます。 その反面,さまざま論理を繰り出し(ているように見える),謎を解き明かしていく流れは, 意地悪な言い方をすれば言葉遊びで,目新しくは映るものの,実際には遠回しな推理パートで, 真偽や要否は導けても,トリックには繋がらないなど,『最終探偵』とするには煽りすぎの感が。 とはいえ,ミステリ自体はしっかりしており,検証はロジックの積み重ねのようで楽しく, エピローグで明かされる『真実』とその裏付けも,これまた驚きで最後まで飽きさせません. このほか,続編の有無は不明ながら,『恋と禁忌』に触れつつの幕引きには意味深なところも. あと,大学生とアラサーであるはずの二人,カバーイラストでは少しばかり幼すぎるような…。 | ||||
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