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復活の日



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復活の日の評価: 4.38/5点 レビュー 224件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.38pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全195件 81~100 5/10ページ
No.115:
(5pt)

メビウスの輪と理性を捉えた大傑作

「我々は何一つ情報を持たずに何百分の1の幻影に怯えていたのだ」
という一文が日本におけるコロナ騒動のすべてを物語っているような気がします。
この一文は世界のすべてが死滅していたあとに出ているセリフです。

本書を読むとテーマはウイルスと核ではありますが核心は
「理性」をどう司るか、という一点な気がします。
まさか著者も平年よりも死者が少ない状態の新型コロナウイルスでここまで日本人が異常な反応を示すとは予想すらしていなかったんじゃないでしょうか。
ただ、その一点に置いても小松左京の視点というのは特筆に値すると思います。

「人類を死と疫病から救うために生まれたはずの医学が人類を絶滅させ、人類を絶滅させるだけの目的で作られた核が人類を救った」
世界というよりもこの世の真理をとらえたメビウスの輪のような構成に度肝を抜かれました。
復活の日 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:復活の日 (角川文庫)より
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No.114:
(4pt)

復活の日

現在の新型コロナウイルスの恐怖よりも怖い描写が強烈で文中に引き込まれていく。
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No.113:
(5pt)

描写が細かい

小松左京という作者はどこまで調べているんだろうと思うくらい描写が細かい。もはや、科学的に正しいのか浅知恵の私にはわからないほどです。日本沈没は地震大国日本として、この本はコロナ渦の今、読んでおいていいと思います。
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No.112:
(5pt)

自分はどう生きていくべきか?

新型コロナウイルスで混乱している現代を予言していたのか?と疑うくらい酷似した部分があり、どうなってしまうのか、ドキドキしながら読みました。考えさせられる本でした。
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No.111:
(5pt)

現実が追いついた

小松左京の構想力はすごいと改めて思った。新型ウイルスに侵されていない南極大陸の各国の
派遣隊員の国際的コミュニティで人類生き残りを模索する。やはり全世界的な難題には国を越えて
助け合わなければならないことをここに先どっている。
新型ウイルスが核爆弾の中性子で死滅するのは世界破滅の道具が世界の再生道具に替わる
パラドックスになっているのも素晴らしい。
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No.110:
(5pt)

流石小松左京さん

ちょうどコロナ蔓延の時に読んだので頭が現実と混同して見るぐらい面白かった。昭和50年、45年も前に執筆されたとは流石小松左京さんの作品ですね。
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No.109:
(5pt)

読み応えあり

話題になっていたので購入。予想していたより内容が濃く、読破に時間がかかりました。
だいぶ前の小説なのに、古臭さがないのは、さすが小松左京だと思います。
専門用語が多いのでとっつきにくいところもありますが、これだけ取材されていたのかと感服しました。
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No.108:
(5pt)

驚くべき筆力。

新型コロナ禍のなかでよく読まれているという。細菌兵器と核兵器による人類の「二度の死」を描く。圧倒的な重量感。現実の科学技術の進歩によって評価に大きく影響が出そうなハードSFとして、半世紀以上前(1964年)に発表されながらまったく古びた感じがしない。米ソ冷戦が下敷きになっているけれど、それすら現在の米中の対立を見透かしているようだ。そして、非知性的で戦闘的な米大統領も登場する。未知の病原体により人びとが死んでいくシーンのリアルさ。そしてパンデミックから偶発核戦争へと移行するストーリーの見事さ。そして、これはやはりヒロシマ・ナガサキを知る日本の作家にしか書けない作品だったのではないかと思う。
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No.107:
(5pt)

ウイルス感染

56年も前に書かれたとは思えないほど、現在のコロナの状況とオーバーラップした。
かなり専門的な内容もあり、作者の調査力にも感心した。
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No.106:
(5pt)

人ってここまで想像できるのか 感服です

前回の東京オリンピックが開催された1964年、この新興感染症のSF小説は出版された。インターネットもなく、コピー機も普及していない時代。当時まだ若かった作者は、一度の海外渡航歴もなかったが、国内の大学や研究施設で取材し、数多くの文献を書き写した手書きノートをもとに、その世界的物語の構想を練ったとある。各フェーズでは、想像しうる限りのシナリオを細部までシミュレートし、一つの物語に統合していった形跡がある。たとえば人類が危機的な疫病蔓延に直面した際の、行動変容や社会変化に関するいくつかの仮説が極めて予見的であったことが、2020年、最近数か月の我々の実体験で、不気味に証明されている。彼の想像力は、我々を遥か未来の地球に立たせ、そこから人類の来し方行く末を、回顧し思索させることを可能にしている。没後9年。死してなお彼の思考実験は続いているようで空恐ろしい。ぜひ
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No.105:
(5pt)

小松左京氏の先見性。環境と人間の関係性を生命の哲学から構築すべきこと。

タイムリーな内容に、時代を衝く視点の鋭いことを痛感した。
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No.104:
(4pt)

コロナで再注目

コロナ禍によるパンデミックと緊急事態宣言の発動と我々は全世界的な恐怖と経済的打撃を経験した。その時に今を預言した本として注目されたので早速購入。内容的にはなるほどと思わせる部分とん?と疑問に思わせる部分とが半々です。
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No.103:
(5pt)

小松左京は、45年前に、今回のようなパンデミックを、予見していた。

復活の日を初めて読んだのは、日本沈没がブームになった後です。
しかし、私にとって、本当に何回読み返しても感動する一冊になりました。
皆さんも、まさに、コロナ一色の世界ですが、改めて読んで頂きたい一冊です。
映画化もされ、草刈正雄、多岐川裕美、ジョージ・ケネディと凄いキャストです。現在の草刈正雄の活躍もこの映画があるからです。ちなみに、私が当時勤務していた、企業も、この映画のスポンサーの一つでした。ただ、映ったのは、ある製品の会社の銘板が一瞬ですが。
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No.102:
(5pt)

コロナを乗り越えたときに、今の状況から何を学び、次の世代に生かしていくのか?

たかが風邪が人類を滅亡の淵へ追いやるストーリーは、今の状況が酷似して予言的であり警告としても考えさせられることの多いものでした。

コロナを乗り越えたときに、今の状況から何を学び、次の世代に生かしていくのか?

多くのヒントを与えてくれる作品でした。
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No.101:
(5pt)

永遠に読み継がれるべき名作

表紙に惹かれて購入。
60年代にここまでの物を書いた作者の表現力、取材力に脱帽した。
映画版の方が有名だが、個人的にはこちらの方がテーマ性が強いので、オススメする。
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No.100:
(5pt)

人間の疎かさ!

梱包状態良好にされていました。この作品のストーリーはなんと現在のコロナショックを予言したような作風で凄きました。読んでいるうちになんとも恐ろしく感じ、当時の故小松左京さんの発想力、執筆力等に改めて敬意を表します。
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No.99:
(4pt)

今だから読もう

コロナのお陰で、自粛中の皆さん、元気ですか? 私はアマゾンprimeで、映画と小説三昧の日々です。

最近「急上昇中」なのが、「ペスト」「アウトブレイク」そして「復活の日」でした。

最初に映画を見て、次にこの小説を読みました。

人の手によって作り出された新型ウイルスが、事故によってばらまかれてしまい、人々は死んでいく。

ページをめくる度に、熟視してしまうんですよ。現在起きている事が、まんま書かれてあるのですから。

暴動、経済悪化、根も葉もない噂。集団心理。人間はやはり、冷静になって行動できないんですね。

そして物語中盤、医師達の会話が胸に刺さります。

「僕たちは必死に治療してきた。でも、何もできなかった。それでもやるしかないんだ」

今日も最前線に立ち、必死に治療を続けてくれている医師の方々、本当にお疲れさまです。

いつ治まるのか,いつコロナ以前の状況になるのか、全くわかりません。もしかしたら、ずっとこの状態なのかもしれません。

それでも、日夜、患者の為に身を削り、自分の体よりも優先し、働いてくれる皆様、

本当に、本当にありがとうございます。
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No.98:
(5pt)

復活の日を読んで

現在のコロナウイルスの極限的な脅威を描いていて、想像力のたくましさに驚きました。
部分的にはその後の技術の進歩と会わないところもありますが。人間のおぞましさがよく描かれています。
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No.97:
(5pt)

小松左京氏の構想力と研究熱心さには感嘆します お薦めです

1964年小松左京氏33歳の作品、遠い昔に読んだ覚えがあるのですが、コロナ流行の臨場感があるなかでで読み直すと、構想力と研究熱心さ博覧強記に驚きます。ネット経由で様々な情報が入手できる現在と違い、当時はまだ$が360円、海外旅行も珍しい時代、図書館やアメリカ文化センターの通って最新の情報収集したといいますが、SFという特質を生かしてよくこのようなスケールの大きい著作が生まれたと感嘆しました。
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No.96:
(5pt)

重厚な読み応え

半世紀も前に書かれた作品ですが、コロナウイルスの流行に悩まされている今読み返すと、非常にリアルな感じを受けます。
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