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7人目の子
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7人目の子の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.22pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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北欧のミステリー、本当に登場人物の名前が覚えれないので、紙に相関図書きながら読んで下さいな。 面白いのですが、最後の謎解きはちと、無理矢理感はいなめない。 が、これがデビュー作なら、著者は頑張ったと思う。 | ||||
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ミステリー小説読者上級者と自負しておりましたが、これはなかなか読みにくいです。頑張って2冊読み終え、消化不良。 紙とペンをもち再度始めから丁寧に読み直し。紙に書かないとわからないなんて初めてでした。時系列、妄想と現実、登場人物の名前もその都度変わる、疲れることこの上ない。 紙に書きながら2回目を読み終えてようやくすべてを理解できました。 これは連続テレビドラマにするとおもしろいかも。 ミステリーではないでしょう。マリーの物語ですよね。 | ||||
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下巻の3分の1まで我慢して読みましたが、それから先が進まず挫けました。 本の帯に「ミレニアム」「特捜部Q」に連なる北欧最高のミステリと書いてありますが、それらの本と比較するのは、おこがましいと思います。 こういう販売促進文言は、あざといですよハヤカワさん。 | ||||
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下巻では圧巻のスピードで 謎が暴かれていきます。が、同時に新な謎も生まれてきます。 やや釈然としない幻想的な部分も残るのですが、 終わりまで読めて良かったです。 途中何度もヒヤリとする箇所があり、 ミステリ的な楽しみを感じました。 上巻で投げ出さず、良かったです。 | ||||
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児童養護施設の謎解きで、ミステリとしては複雑に絡み合った人間関係がとても面白いのだが、 時代背景の予備知識があまりなくて、地名や人名も北欧ものに慣れていない私には 全てが覚えづらく、ハードルが高い読書でした。 北欧ミステリに慣れている人は問題なく読めるのかしら? 上巻でやっと登場人物の人となりを把握してきたので、 下巻も眠気と闘いながらがんばります…。 | ||||
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ミステリーは、エンターテイメントなので読みやすくないとしんどいです(笑)登場人物が錯綜し、誰が主人公か全くわからず、なかなか読み進めません。朝の通勤電車のなかで読む本ではありません。 | ||||
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北欧最高のミステリー賞「ガラスの鍵賞」受賞作ということで 期待して呼んだのですが。。。 物語は、宛先の文字が「活字を切り取ってはりつけてある」封筒で 国務省とある新聞記者に届くところから始まります。 ある用紙申請の文書のコピーと古い記事の切り抜きとベビーソックス。 誰が、なぜ、この手紙を送ってきたのか? 1961年の養護院にいた7人の赤ちゃんを探し当てていきますが。 この小説は語り手の1人称で進むようでもあり、そうでもない場面もあり 語り手マリーの妄想と現実が混在し、かつ時勢も前後していて 正直読みづらい。 翻訳はドイツ語の訳書を底本とし、かつデンマーク語の原本を一部参照したとのことですが そういったことも関係しているのかもしれません。 作者自身が養護施設で育ち、ジャーナリストとして活躍し 自分自身のルーツを探したという経験があるそうで、この小説が処女作とのこと。 デンマークの現代の問題を描かれているのは興味深いところですが やっぱりわかりにくい小説でした。 本書の読みにくさは、登場人物の多さにもかかわらず、文中の人名が 「ファーストネーム」だったり「ミドルネーム」だったり「通称」あるいは「ファミリーネームだけ」。 しかも「マリー」「マルタ(通称マウナ)」「オアラ」「オーレ」カタカナ表記だと読んでて混乱。 文中の表現は統一して欲しかったし、登場人物の紹介の人数も、もっと増やしてほしかった。 | ||||
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<私はできるだけ入念にゆっくりと読むことを心がけた。何も見逃したくない。> この小説は「コングスロン運営記録」と呼ばれる文書の捜索と、そこに記された人間たちの過去を探りあてる物語である。 2001年9月11日、デンマークの砂浜で女性の死体が発見された。遺体の近くには謎めいた四つのものが落ちていた。「本」、「菩提樹の枝」、首の折れた「鳥」、首を吊るような太い「ロープ」。しかしこの数時間後に世界を揺るがす事件がおきたため新聞には小さく報じられただけだった。 一通の匿名の手紙が国務省局長オアラ・ベルントセン宛に届く。同封されていたのはこれまた謎の「赤ちゃん用靴下」「雑誌のコピー」「養子縁組申請書」そこに書きかけの名「ヨーン・ビエグストラン」。これが後に「コングスロン事件」とよばれ、マスコミも国の権力者をも破壊する事件の発端だった。 「コングスロン養護院」。デンマークでは50年代から60年代にかけて最も出生率の高い時期だった。その時期<誰にも望まれず闇の中で生まれる子供たちがいた。>彼らの引き取り手として、養子の仲介者として「コングスロン養護院」があり、元院長はマルタ・ラーデゴールがつとめ、彼女がその詳細を記した文書が「コングスロン運営記録」なのだ。 デンマークは19世紀まで遡れば、長い伝統を持つ市民王には子供ができず新国王は養子として迎えられた事実がある。さらに現代では日本と同様、出生率低下による労働人口の減少から、RTL(生きる権利)基金が設立され妊娠中絶反対派が多数派になっている社会的背景もある。 匿名の手紙により過去が現在に追いつく時がくる。同封されていた古記事の写真。 7人の「ゾウの部屋」の子供たち。その一人ひとりの過去が語られる、いや暴かれる。 天文台の所長アスガー、テレビ局のスターとなったペーター、国務省の局長オアラ、弁護士セヴェリン、戦場カメラマンのニルス、施設の後継者となったスサンネ。 もってまわったような周りくどい道だが恐ろしいほど論理的で、恐ろしいほど周到な計画により犯罪は実行されたのだ。 <本を押さえる手が震える。この話がどういう結末を迎えるのか、はっきりと予想できるのが怖い。> 回りくどい文体で現と幻を描き出した「ガラスの鍵賞」受賞作。 | ||||
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評価通りの良品でした。あとは上巻に表記したとおりです。ありがとうございました。 | ||||
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