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7人目の子
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7人目の子の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.22pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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北欧のミステリー、本当に登場人物の名前が覚えれないので、紙に相関図書きながら読んで下さいな。 面白いのですが、最後の謎解きはちと、無理矢理感はいなめない。 が、これがデビュー作なら、著者は頑張ったと思う。 | ||||
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下巻では圧巻のスピードで 謎が暴かれていきます。が、同時に新な謎も生まれてきます。 やや釈然としない幻想的な部分も残るのですが、 終わりまで読めて良かったです。 途中何度もヒヤリとする箇所があり、 ミステリ的な楽しみを感じました。 上巻で投げ出さず、良かったです。 | ||||
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<私はできるだけ入念にゆっくりと読むことを心がけた。何も見逃したくない。> この小説は「コングスロン運営記録」と呼ばれる文書の捜索と、そこに記された人間たちの過去を探りあてる物語である。 2001年9月11日、デンマークの砂浜で女性の死体が発見された。遺体の近くには謎めいた四つのものが落ちていた。「本」、「菩提樹の枝」、首の折れた「鳥」、首を吊るような太い「ロープ」。しかしこの数時間後に世界を揺るがす事件がおきたため新聞には小さく報じられただけだった。 一通の匿名の手紙が国務省局長オアラ・ベルントセン宛に届く。同封されていたのはこれまた謎の「赤ちゃん用靴下」「雑誌のコピー」「養子縁組申請書」そこに書きかけの名「ヨーン・ビエグストラン」。これが後に「コングスロン事件」とよばれ、マスコミも国の権力者をも破壊する事件の発端だった。 「コングスロン養護院」。デンマークでは50年代から60年代にかけて最も出生率の高い時期だった。その時期<誰にも望まれず闇の中で生まれる子供たちがいた。>彼らの引き取り手として、養子の仲介者として「コングスロン養護院」があり、元院長はマルタ・ラーデゴールがつとめ、彼女がその詳細を記した文書が「コングスロン運営記録」なのだ。 デンマークは19世紀まで遡れば、長い伝統を持つ市民王には子供ができず新国王は養子として迎えられた事実がある。さらに現代では日本と同様、出生率低下による労働人口の減少から、RTL(生きる権利)基金が設立され妊娠中絶反対派が多数派になっている社会的背景もある。 匿名の手紙により過去が現在に追いつく時がくる。同封されていた古記事の写真。 7人の「ゾウの部屋」の子供たち。その一人ひとりの過去が語られる、いや暴かれる。 天文台の所長アスガー、テレビ局のスターとなったペーター、国務省の局長オアラ、弁護士セヴェリン、戦場カメラマンのニルス、施設の後継者となったスサンネ。 もってまわったような周りくどい道だが恐ろしいほど論理的で、恐ろしいほど周到な計画により犯罪は実行されたのだ。 <本を押さえる手が震える。この話がどういう結末を迎えるのか、はっきりと予想できるのが怖い。> 回りくどい文体で現と幻を描き出した「ガラスの鍵賞」受賞作。 | ||||
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評価通りの良品でした。あとは上巻に表記したとおりです。ありがとうございました。 | ||||
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