■スポンサードリンク
ハケンアニメ!
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
ハケンアニメ!の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.20pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全132件 101~120 6/7ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
CLAMPファンだったので、ほぼジャケ買いみたいでした。読むと言葉の機関銃みたいな小説。時々テレビで見た著者だったので、毎回違う本を出版される時、丹念な取材をされた事が分かりました。ハケンアニメ、覇権アニメ(シーズンで一番売り上げがあるアニメ)を作る際に生じる緊迫感とアニメ業界の主人公達の情熱が感じとられる作品でした。三人の女性、プロデューサー、監督、絵師の立場で書かれており、アニメを世の中に送る世界を仕事を紹介している作品でした。アニメ会社の事は読んだ事が無かったので、監督とプロデューサーの仕事がどんな事か知り、面白かったです。しかし、オタク絵師の方は変に行政や恋愛要素が入れてあり、もう少しどの様に絵を描いてるのか技術面が知りたかったです。私は趣味レベルにイラスト描くのでここの章だけは現実性が少し薄い内容でした。 本を読み終え、感情的な面でじーんと感動した所は個人的には無かったですがへー。。。ほー。。。とアニメ業界の世界を更に知る事が出来ました。どんなに辛くても好きな事で仕事出来るのは素敵ですね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
本当は英語の勉強をしなくては、 ならないのですが、 人間模様が克明に描かれているお仕事の話は 大好きなので、ついのめり込んでしまった。 400ページと読み応えがあり、ちょっときついですが、 業界の雰囲気が良く分かるので、 とても面白いと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
アニメ業界を舞台にしつつも、こういうのはなんだがちゃんとした普通のお仕事小説として仕上がっている。 普通の、等とといった色眼鏡的発言をしてしまったのは、表紙に少し引いてしまうから。 文庫サイズなら気にならなかったかもしれないが、この判型でCLAMPの表紙。業界ものではなく、ファンタジー交じりの何かなのかと初め思いました(笑) 面白い小説でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
某女性雑誌に連載されていたのを2章ほど読んだことがあったので 今回、単行本化したので読んでみました。元来アニメやアニメ業界や その業界で働く人達の知識など殆ど無い人間でも意外とすんなり入っていけました。 一つ残念なのは連載時にはあったCLAMP の挿絵が無かったことです。 やはり挿絵が無かったのは少々、残念でしたがストーリー自体はさすが辻村深月! 面白かったです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
アニメ業界で働く3人の女性の物語の3部作ですが 平行した同じ時間の話なので終盤になると 登場人物の行動が別の視点から語られたりするので イイ感じに盛り上がってきます 最期3人で覇権アニメに関わるのかと思ったら そんなこと無くて地味〜に着地して話が終わってしまって 「まあそうだよね」って納得しましたが もう少しぶっ飛んでる話も読んでみたかったです | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
CLAMPのトビラということで内容もそういう系かと期待してしまうとちょっと違う。 アニメ業界のお仕事環境にある様々な問題を3人の主人公を使ってうまく表現しています。 辻村深月の作品はWOWOWでもドラマ化された「鍵のない夢を見る」で読んでからファンになっていますが、わかりやすい表現とテンポの良い文章が好感持てます。 ananに連載していたということもあり、女性目線の等身大の姿がリアリティがあって作品に引き込まれて行きます。全部で4章ですが、それぞれがショートストーリーとしても十分な読み応えですが、さらっと読めてしまいます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
アニメ業界の成り立ちが理解出来た気がする。 時間と手間がかかることは分かっていたけれども、作品を作り上げる辛さが伝わってくる。 思った以上に面白かった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
異世界のお姫様と神官の痴話喧嘩のせいで、人類が滅亡の危機に瀕したので 東京タワーで関西弁で喋る獣といっしょにカード集めでもするストーリーなのかしら? と思いましたが、読んでみると、仕事に一生懸命頑張っている人々の群像劇でした。 さまざまなトラブルに巻き込まれながらも、自身の選んだ仕事に誇りを持ち、挫折しそうになりながらも 前向きに進んでゆく登場人物達に感動しました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
CLAMPさんが好きなので本屋さんで気になっていたので読んでみることに。 重くも無く、かといって難しい言い回しも無く。 サラッと読めました。 ストーリーは本読みだったらネタ晴らしはあまり歓迎しないのでしませんが。 ただ、ちょっと本が読みたいなと言うときには読んでみても良いかなと思います。 アニメが好き嫌いを抜きにしても制作系ドラマが好きな方は、中編程度の話が3つ入っていると思えば良いのでは? ただ、ちょっと表紙1枚に釣られちゃったかなの感もあるので星1つ減らしました。 せめて各章の手前にキーとなるようなイラストが欲しかったなと。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
まず、可愛らしい表紙に、「アニメ」という名のつくタイトルだから、そんな大したことがないのだろうと思っていました。 しかし、読んでいく内にどんどん引き込まれました。 アニメってこういう風に形作られていくんだと一読してわかりやすいように描かれており、 また、それぞれの登場人物の性格もハッキリしており、感情移入がしやすいです。 それぞれの監督、プロデューサー、声優など色々な立場からそれぞれの感情が描写され、 新しいアニメを成功させたいという、熱意もしっかり見えるので、読んでいて感化されていきますね。 自分も仕事を頑張ろう!って思わせてくれる作品です。 最初は王子があまり好きじゃない登場人物だったのですが、どんどん好きになっていきました。 ツンデレな感じがまた良い感じです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
実際のアニメ業界のことは全然知らないのですが、とても読みやすく楽しめました。 物語が綺麗にまとまっていく感はさすがです。何だかアニメも見たくなるような小説ですね。 辻村さんの作品だと、「スロウハインツの神様」だと漫画家がテーマになっていたりして面白いです。 この本を気に入った人におすすめです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
社会人としての生き様が良く描かれていると思います。自分の出来る事をやるだけではなく、自分の出来る事を見つけていく、読んでいて自分は仕事に対してどうだろうと考えさせられました。章毎に別々の主人公となる話ですが、時間が巻き戻ることなく絶妙にバトンタッチしていきます。これはぜひ今の仕事が辛いと思っている人には読んで欲しい1冊です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「ツナグ」が大好きで、映画も小説も何度も何度も見ていたのに 著者の名前を把握していなかったため、辻村 深月さんてどこかで 聞いたことあるんだけど誰だっけ?でしたが、こういうお話も描かれるんですね。 びっくりしました。「ツナグ」とはまた全然雰囲気が違います。 引き込まれる内容でぐいぐい読み進んで、あっという間に1日で読み切ってしまいました。 でもあとでもう一度ゆっくり読みたい内容。一度では飽き足りません。 本の装丁も立派で、いまどき珍しいなと。立派な本が届いたときは嬉しかったです。 装丁も挿絵も楽しめる、もちろん物語としても楽しい、素敵な本だと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
三浦しをん「船を編む」、「神去なあなあ日常」、有川浩「県庁おもてなし課」 ちょっとジャンルが違うかもしれないけど、アンディ・ウィアー「火星の人」。 お仕事小説って大好きだ。 登場人物がみな、それぞれの持ち味を生かして仕事に取り組んでいく。 ちょっと、いや、かなり個性的な人々がたくさん登場するのも魅力的。 で、この「ハケンアニメ!」。 確かに一気に読んだ。みんな仕事に打ち込んでいる。 しかし・・・、 人物造形がどうも二次元な感じで、ずっと違和感を感じ続けた。 リア充の公務員くんは、ちっとも「リアル」な感じがしないし、 齋藤監督と並澤さんはキャラかぶりな気がするし、 現実主義的なやり手プロデューサーさんも、ちっともえげつなくない。 何より第一章の主人公と言ってもよい有科さんに、人間としての体温を感じられない。 いくらアニメが題材でも、登場人物までアニメっぽくする必要はないのではないか。 以上が私の率直な感想である。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
それぞれ立場は違うけど、真剣に仕事している人たちが、時にぶつかり時に認め合いながら成長していくストーリー。作中に出てくるアニメ作品が脳内で映像になって出てくるくらいハマった。 今僕は自分の仕事を楽しめているが、これからもずっとそうでありたいと思った。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ストーリー構成として、主人公がどんどん変わっていく仕組みが 興味深い作品だった。 正直、アニメにはあまり興味がないのだが、充分に楽しむことができた。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
派遣で働くアニメ業界の人の話かと思って手に取りましたが、違いました・・。 ふつーに面白く、最後までワクワク読めました。 アニメとか関係なく、大人が小説として読める1冊だと思いました。 業界の裏話的にも楽しめるので、興味深かったです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
CLAMPの画は表紙、背表紙、中表紙のみ。 導入部は??って思いましたが、疾走感があり、勢いで 読んでしまいました。 アニメに限らず、夢を持って職業に就いている人なら 置き換えて感情移入しやすい。 自分の夢、感動、仕事の仕方、憧れ、夢が仕事になった 現実、再びの感動・・・・。分かるなぁ~。 ノンフィクションかと思っちゃう程現実と混乱(笑) | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
タイトルにある【ハケン】とは【覇権】を意味し、【覇権アニメ】とはそのシーズンに最も商業的成功を収めたアニメ作品に与えられる、俗物的な称号に相当します。 1990年代以降に主流となった、【製作委員会方式】によるTVアニメ製作現場を、複数視点で描いているフィクション作品です。 ただ実名はぼかしつつも、明らかにモデルとなる者が読み取れる様にも記されており、アニメ通な方なら実在する作品や作家とリンクして楽しむ事も出来る内容です。 本編は三部構成+エピローグになっており、第一章はプロデューサー視点、第二章は監督視点、第三章はアニメーター視点で、それぞれ可憐なヒロインではなく、ワーキングウーマンな女性主人公(表紙の三人娘)が務めています。 また女性向け作品である為、それらを取り巻く男性陣も、恋愛対象では無いけど隣居て共に歩みたい様な、魅力的なキャラクターとして描かれています。 基本的には、容姿の乱れも気にせずに働く女性主人公達が、色々なトラブルを起こしたり巻き込まれたりするものの、周りの「いい人」達の助けを借りて自らの目指す所へ進んでいく感動物語であり、「起承転転転転結」ぐらいの激しい詰め込みがあります。 仕事だけで無く恋愛事情等もリアルに描かれたりして、結構重々しいシーンもあるのですが、ギスギスとしたビジネス会話の後には、好物を差し入れられて「キャー♪」と喜ぶ女性主人公がコミカルに描かれたりと、明暗程良く散りばめられていて、とても読み易いです。 また、三人の女性主人公を同時系列で対比的に描いているシーンもあり、女性読者にはいずれかの女性主人公と自らがシンクロ出来る様に配慮している様にも感じます。 雑誌【an・an】に連載されていた作品を纏めている為、5頁〜10頁毎に大きく余白を開けて区切りが付けられており、通勤途中の合間等に少しずつ読み進めていくタイプの方に向いている構成です。 一方、文量はかなり多くて本編中に挿絵も無い為、【CLAMP】の表紙につられてライトノベル感覚で手を出してしまうと、少し手こずるかもしれません。 製本はスピン付きハードカバーで、カバーを外すと……アニメ製作に因んだ洒落たデザインになっています。 作中に登場するイケメン監督【王子千晴】のモデルと称される【幾原邦彦】は、近々に新作アニメの放送が控えていますので、暗黙のタイアップと言う感じの出版時期になっていますが、切り離して捉えてもしっかりとした小説なので十分に楽しめました。 アニメ業界に疎い方でも、各所に説明的な一文が添えられているので、知識は無くとも興味さえあれば楽しんで読めると思います。 アニオタ向けの業界話と、【an・an】読者向けの人間ドラマのバランスが、上手く取れている点に好感が持てたので、☆×5です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
本書は、アニメ制作の現場を舞台にした小説です。 9年前に監督したアニメによって天才の名を欲しいままにした男性と、まだ監督としては駆け出しの女性のそれぞれ監督するアニメの制作を通し、その舞台裏や自治体とのコラボレーションの舞台裏等が描かれています。 基本的に、最初はそれぞれ上手く行っていなかった人間関係が、同じ仕事をする事により、やがて以前とは違う物に変わってくる様子を描いているのですが、その様子が中々アマアマな感じで、ジュブナイル小説と言った印象です。 その為、率直に言って、大人の読者が読むと余り充実した読後感が得られないのかも知れません。 しかし、ハッピーエンドな小説ですので、気楽に、そして安心して読む事が出来るのは確か。 疲れている時やその他、何か気楽な気晴らしが欲しい時などにお勧めな一冊ではないでしょうか。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!