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水底の棘 法医昆虫学捜査官
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水底の棘 法医昆虫学捜査官の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.48pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1件 1~1 1/1ページ
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『昆虫法医学』でありながら,舞台は川から海へ,対象も海洋生物に広がる様子と, 犯人ではなく被害者を中心に,素性だけではなく疑問や謎をひたすら追うのが面白く, そこへたどり着いた瞬間,逆回転のように全てが一つへと繋がっていく終盤はもちろん, やはり始まりは『虫』だったという事実と解決は,二重の驚きと気持ちの良さを感じます. ただ,後日譚で語られる真相は説明調で,犯人や周囲の背景も取って付けた印象が強く, 事件周りはまずまずでしたが,最後に踏み込む『人』の部分には物足りなさが残るところ. また,以前からありましたが,相棒となる刑事に冷え切った夫婦関係をぼやかせたり, 脇役の人物の家庭事情や職場での立場など,余分なものが前に来ることには違和感が…. このほか,二度もガセ情報を掴まされる展開も,ただ騙されるだけでその後には広がらず, そこそこのボリュームがある分,ただ遠回りさせられるだけの話運びには疑問を覚えました. | ||||
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