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ミッドウェイ 血と海の伝説
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ミッドウェイ 血と海の伝説の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.86pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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よかった | ||||
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この本は詩人志望の主人公降旗圭や降旗の先輩で特高警察を父に持つ大山そして日本人を彼女に持つアメリカ人のロバートの3人の人生が太平洋戦争(珊瑚海海戦、ミッドウェー海戦)を主軸に絡み合っていきます。 この本の見所は戦争にあまり興味がなく、藤村の詩集を持ち歩くほどに詩を愛する主人公降旗が、幼馴染みが特高に捕まり殺されたのにも関わらず海軍トップの学校に自問自答しながらも入学し戦闘機乗りになっていきます。しかし、彼にも思惑があります、実は彼の幼馴染みを間接的に殺した人物大山が海軍の学校にいるためいつか奴を殺してやろうと「復讐受験」と銘打って彼は受験したのでした。 そしてロバートは日本人のガールフレンドの寛美愛し合っていましたが時代は日米開戦間近でした、時代の波は2人を引き裂き寛美は日本に帰国し、ガールフレンドを奪われたロバートは遠い東洋の小国に大きな恨みを覚えます。しかしなんと、その寛美は紆余曲折あり降旗と彼女になり最後には大山と結婚します。この3人が太平洋の海上の空でぶつかり逢い、お互いに同じ女性を愛した仲ですがそれぞれのエゴが戦争の空戦のなかで渦巻き合う場面が山場となります。 降旗と寛美が結ばれなかったのには訳がありそこも一層物語に深みを持たせ、飛龍が最後の反撃にでる場面は山口多聞提督の大和魂が感じ取ることができます。 空戦のシーンも気迫の迫るものがあり、恋愛の儚さと上手く絡み合い至高の一冊であり、永遠の0と肩を並べられる、いや、それ以上の出来となっています。 | ||||
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同じ戦争物を扱った題材でも、森村誠一氏が書くとひと味もふた味も違った作品に出来上がってしまいますね。 太平洋戦争前からミッドウェイにかけての筋立てがとても良く出来ていて、そこに森村氏ならではのドラマ性が織り込まれ、読者を引きつけてしまいます。 戦中に登場する重要人物などの考えや心の中も描かれていて、まるで映画を観ているように引き込まれます。 最後は戦争で散っていく当時の若者たちが、如何に生きたのかが記された傑作作品だと思います。 | ||||
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