ミッドウェイ 血と海の伝説



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初公開日(参考)1991年05月
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長編小説

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ミッドウェイ (講談社文庫)

2014年07月16日 ミッドウェイ (講談社文庫)

詩人になりたかった降旗圭は、戦時へと突き進む時局に背中を押されるように、江田島の海軍兵学校に進んだ。軍人の世を憎み、彼に詩の話をしてくれた憧れの女性弓枝は、特高に捕らわれ死を選んだ。海軍将校への世間の憧れとは裏腹に、鉄拳で鋳型にはめられる日々。降旗はそれに耐え抜き、零戦パイロットになるべく霞ヶ浦航空隊へ進む。 サンフランシスコのロバート・ウッドは、日本人女性の寛子に心奪われる。だが、二人を引き裂くように、寛子の一家は日本に帰国することになった。弓枝と面影の似た寛子と、降旗は休暇中の横浜で出会い、出撃前の束の間、二人は恋仲となった。そして寛子を自家用機に載せたことのあるロバートもまた、戦闘機乗りへの道を選んでいた。 ハワイ真珠湾攻撃以降、戦局を優勢にすすめていた日本海軍は、レーダー網のない虚を衝かれて、本土空襲を浴びる。日本の空軍力を目の当たりにし、アメリカは戦艦から空母への転換を急ぎ進めていた。初の空母同士の対決となった珊瑚海海戦を経て、日本海軍はアメリカ太平洋艦隊を叩くため、ミッドウェイ沖に空母四隻を進めた。 だが序盤の戦いで蒼龍、加賀、赤城を次々に失い、空母は飛龍を残すのみとなった日本海軍は、手負いの空母ヨークタウンに狙いを定め、零戦や爆撃機を発進させるのだった。 飛龍の零戦部隊には降旗が、ヨークタウンの戦闘機にはロバートが生き残っていた。同じ女性と出会った互いのことなど知らない日米の若い戦闘機乗りは、両軍死力を尽くした戦闘の空に身を投じるほかなかった……。 太平洋戦争の戦火の中に散っていった若者たちの夢。迫真の戦記小説。 (「BOOK」データベースより)




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ミッドウェイ 血と海の伝説の総合評価:5.38/10点レビュー 8件。Dランク


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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

ミッドウェイの感想

absintheにとって、世界の海戦史でも最も興味があるのはミッドウェイ海戦でした。
戦い自体が劇的で勝敗もはっきりしています。必ずしも日本が負けるべくして負けたわけではなく、日本にも十分に勝機はあったのですが準備のミスや小さな判断ミスにより大敗北をしてしまいます。
日本が負けてしまったのは残念なのですが、米軍の命をかけた奮闘もあり、敵ながらあっぱれな戦いを見せています。
そして太平洋での米軍との戦闘で、ほぼこれによってその後の日本連合艦隊の運命が決定づけられたため、ターニングポイントと呼ばれることすらあります。

本著作ですが(森村誠一さんの著作全般に言えることですが)どうも人間関係に偶然の出会いが多すぎて、またかよ・・・と本を放り出したくなることがたびたびありました。
淡々と叙述しても十分に劇的な戦いなので、さらに盛り上げようと凝った仕掛けをする必要は無かったように思います。
ミッドウェー海戦の概要を全く知らない読者には面白いかもしれませんが、余計なドラマで作り物感が強められてしまいました。



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absinthe
BZLMTCHK
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No.7:
(2pt)

戦争の是非

フィクションなので感想は、、、あったようで無かった話なんでしようね。
ミッドウェイ (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ミッドウェイ (講談社文庫)より
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No.6:
(5pt)

よかった

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No.5:
(1pt)

時間とお金の無駄

初めて買って読み終わった後に捨てた本です。
本自体が厚い割には内容がペラペラ。登場人物に魅力がないのはもちろん、共感できない。
ただただ気分の悪い展開が続き戦争の悲惨さとは別のいやな気持ちになりました。
この本を買うくらいなら別の本を読むことをお勧めします。時間とお金の無駄です。
特に二次大戦物を読みたい方にはまったくおすすめできません。
ミッドウェイ (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ミッドウェイ (講談社文庫)より
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No.4:
(5pt)

不遇な時代に生きる若者たち

この本は詩人志望の主人公降旗圭や降旗の先輩で特高警察を父に持つ大山そして日本人を彼女に持つアメリカ人のロバートの3人の人生が太平洋戦争(珊瑚海海戦、ミッドウェー海戦)を主軸に絡み合っていきます。
この本の見所は戦争にあまり興味がなく、藤村の詩集を持ち歩くほどに詩を愛する主人公降旗が、幼馴染みが特高に捕まり殺されたのにも関わらず海軍トップの学校に自問自答しながらも入学し戦闘機乗りになっていきます。しかし、彼にも思惑があります、実は彼の幼馴染みを間接的に殺した人物大山が海軍の学校にいるためいつか奴を殺してやろうと「復讐受験」と銘打って彼は受験したのでした。
そしてロバートは日本人のガールフレンドの寛美愛し合っていましたが時代は日米開戦間近でした、時代の波は2人を引き裂き寛美は日本に帰国し、ガールフレンドを奪われたロバートは遠い東洋の小国に大きな恨みを覚えます。しかしなんと、その寛美は紆余曲折あり降旗と彼女になり最後には大山と結婚します。この3人が太平洋の海上の空でぶつかり逢い、お互いに同じ女性を愛した仲ですがそれぞれのエゴが戦争の空戦のなかで渦巻き合う場面が山場となります。
降旗と寛美が結ばれなかったのには訳がありそこも一層物語に深みを持たせ、飛龍が最後の反撃にでる場面は山口多聞提督の大和魂が感じ取ることができます。
空戦のシーンも気迫の迫るものがあり、恋愛の儚さと上手く絡み合い至高の一冊であり、永遠の0と肩を並べられる、いや、それ以上の出来となっています。
ミッドウェイ (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ミッドウェイ (講談社文庫)より
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No.3:
(1pt)

通俗恋愛小説

私は自称ミッドウェー研究家ですのでミッドウェーと名のつくものならノンフィクションでも小説でもSFでもゲームブックでもなんでも買っちゃいますが、これはあらゆるミッドウェーもので最もくだらない本でした。ミッドウェー海戦に場を借りた通俗恋愛小説です。この安っぽさ感は以前にも感じたことがあるぞ、はて、どこでだったかな、とよくよく考えてみたら、それはアメリカ映画「ミッドウェー」を見たときでした。この映画でもやはり米海軍士官と日系人女性が恋に陥るのです。勘ぐれば著者はこの映画を見て小説の着想を得たものと思われます。海戦の経過は各種参考文献により大体史実どおりに書かれていますが、俗説をぱくった記述もあります。歴史としても恋愛小説としても半端で、行文思索ともに拙劣とはこんな小説のことかと感じました。私は別に著者が嫌いなわけではなく、「忠臣蔵」などは結構読ませるのですがね、流行作家といっても得手不得手があるんですね。
ミッドウェイ (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ミッドウェイ (講談社文庫)より
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