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殺戮にいたる病
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殺戮にいたる病の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.77pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全409件 381~400 20/21ページ
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| 著者の巧妙なトリックに最初から最後までまんまと引っ掛かってしまいましたが、一旦読み始めたら止まらなくなるくらい手に汗にぎる刺激的な展開に最後まで興奮させられてミステリーの世界に惹きつけられて奥の深さを思い知らされました。 また、猟奇的殺人を扱った作品なのでグロテスクな描写が数多くあって内容もリアルですがインパクトの強い読み応え十分すぎるほどの傑作でもあると思います。 | ||||
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| 我孫子武丸の代表作と名高い一冊。連続猟奇殺人を巡る、 元刑事、犯人、母親の3者の視点で語られる。 絞られた登場人物、張り巡らされた伏線。トリックを一つに抑え、 一文も全体も引き締まった印象を与える良書。グロテスク描写に注意。 まず、初出が1992年であることに驚く。 作中で言及される、幼女連続殺人事件が起こった時は、 まだこのような話は非日常の異常事態として捉えられたはずなのだ。 現在では、良くある話として捉えられてしまう。 犯人視点での幼稚な思考、病的な心理、家族崩壊、見つからない手がかり と並べると、まるで2007年現在に書かれたように感じられる。 犯人の心理がよく引き合いに出されるが、母親の異常心理も 相当にリアルである。探偵役(名探偵ではない)の元刑事側が、 周囲の人間との関わりからやがて活力を取り戻すのと反比例するように、 犯人側の家族は壊れていく。 この小説のような状況が15年も前に予言されていた。そして、その状況が当たり前のように 受け入れられる現在こそ、真のホラーであろう。 | ||||
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| 作者は、綾辻行人氏の成功により「新本格」派が台頭する中、その内の一人として出てきた作家。デビュー作は「8の殺人」であるが、これは一読未熟な出来だった。そのせいで作者の作品からは遠ざかっていたのだが、久々に手に取ったのが本作。 冒頭で青年の部屋に警察がなだれ込むシーンがあり、傍では母親が号泣している。この冒頭のシーンで本作の成功が決まったと思う。 以下、サイコ・キラーによる猟奇的殺人の描写が延々と繰り返され、犯人の病理的精神や通常人からの突出性などが描かれる。間に青年家族の病的人間模様が挟まれて描かれる。 やがて、警察に追い詰められ、サイコ・キラーは逮捕されるのが...。 結末に至って真相に驚かされると共に、作者のプロット構成の巧みさにも感嘆させられるだろう。結末が分かると、犯人の異常心理の2重の意味での深さにも心が寒々としてくる。 「語りの技巧」の頂点を極めたとも言える、現代ミステリの傑作。 | ||||
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| ラスト一行を読んで「はぁ〜??」と思った。 直後に続く解説を読んで、「まぁまぁ…」となだめられた気分になり、 だんだん、だんだん、じわじわと「これは実はかなり出来がいい物語なんじゃない?」と思えるようになって今に至る。 トリックそれ自体が目的ではなく、現代病理をその側面から浮かび上がらせるというテーマの中で、 ちゃんと手段として機能しているところが秀逸。 ただ文章は若干稚拙というか、若さを感じさせる。 あとレトリックがくどめ。これはこの作者の文体の特徴でもあるけれど、もう少し洗練させてほしい。 そういえば、叙述トリックがお気に入りなのか「たけまる文庫 怪の巻」の「患者」にも使っていましたね。 この手の話は確かに映像化は難しいだろうなァ。 | ||||
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| レビューとか評判などを知らずに手にし、あっけなく騙されました。 この手のトリックは何冊かしか読んだことありませんが、久しぶりにこんなにスマートに騙されました。 種明かしが一瞬でされ、しかもそのまま話が終わってしまう潔さがちょうどいい感じで好感を持ちます。 トリックとか抜きにしても、樋口や雅子の心理描写は緻密でうまい。 真実の愛を求め続ける(犯人)稔の考えなどは私には理解できない(稔自身も自分にしか分からないと言ってますしね。)ですが、その感情は痛いほど伝わってきます。 トリック、人物、どちらの面から見ても面白い作品だと思います。 | ||||
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| 本書のカバーの裏表紙にこんな文句がうたわれている。「猟奇的殺人を重ねるサイコ・キラーが出現した…とらえようのない時代の悪夢と闇を鮮烈無比に抉る衝撃のホラー」。なるほど、このような作品を今はホラーと呼ぶのかと、私は読後、改めて考えさせられた。私の中では、ホラーといったら、遠い昔に映画で見た「ゾンビ」くらいしか思い浮かべることができなかったからだ。 また、猟奇的殺人。この言葉自体に、もはや違和感を覚える。そういう時代に私たちは今、もうすでに生きているのだと私は思う。「普通の人」「ちょっと変わってるかもしれないけどおとなしい住人」というような、何処にでもいる人間が次々に奇妙奇天烈な事件を現実に繰り返している現代、一体何をもって猟奇的と言えばいいのだろう。屍姦も、性器の切除も死体愛好も、もはや新しいものではない。今私たちが生きている現代社会のあちこちに、ごろごろと転がっているのが現状だ。 正直、読み始めは退屈だった。が、どの辺りからだったろう、もしや、まさか、といった思いがぐいぐいと頭をもたげ、私の中でどくどくと脈打ち始めたのは。 作者がこの書でやり遂げた人物トリックや叙述トリックに、私はまんまと絡めとられた。悔しいが、やられた、と頭を下げるしかない。そして、何と見事に現代社会の病理の一側面を描き出してくれたことかと嘆息せずにはいられなくなる。 ただ、やはり本書を「ホラー」に分類するには、私にはどうしても違和感が拭えない。これをホラーと呼ぶにはもう、現代社会は病みすぎている。また、文章的に、私には読みづらさというか未熟さが多々感じられた。それが少々残念ではあるが、読者をここまで呆然とさせたというところに、お見事と一礼したい。 | ||||
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| 初めてこの小説を読んだときの衝撃は忘れられません。 残酷な描写に耐えられる方にはお勧めです。 こういった手法(ネタバレになるのでこういう表現を使いますが)を用いた作品の中では珍しく必然性があり、作者の意図したテーマとの関連性が伝わってきます。 人に読ませて感想を聞きたくなる作品ですが、相手は選びましょう。 途中で読むのをやめた挙句、「アイツから本借りたんだけど気持ち悪くって…ヒソヒソ」「そういえばアイツの部屋にフィギアが…ヒソヒソ」となる可能性があります。 | ||||
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| 我孫子武丸氏の現時点での最高傑作であるとともに、戦後の日本推理小説史上の一傑作である。我孫子氏がこの作品で、極めて鋭くえぐったものは、巻末の笠井潔氏が指摘する通り、確かに現代日本の病理である。犯人の狂気は、作品中にみなぎっている。しかしこの作品のテーマはその描写、だけではない。「原因を、自分ではない誰かに、とにかく押し付けようとする」という現代日本そのものの狂気が、かいま見られたような気がする。 | ||||
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| 惨殺シーンは気分が悪くなるほど残酷、少し悪趣味かなと思った。しかし、読み易く想像を膨らませる見事な表現力はすごいです。読み始めに、エピローグで死んだ人は誰なんだろうと考えました。読み進める内にその人の像は頻繁に変わっていくと思います。登場人物が少ないので、結末は限られるんじゃないかと考えてました。しかしラストに近づくにつれ、胃がキリキリと痛むような緊張感を味わいます。先の展開が全く読めない、躍動感を感じる怒涛の展開。そしてラストのページを読んで唖然としました。はぁ?どういう事だ、と。少し考えて、俺は騙されていたと気付きました。また読み返さねばと思わせる衝撃のラストです。こんな騙しが用意されてるとは…。途中で気付いた人は天才です。全部読んでも混乱しています。なので、もう一度しっかり読み直さねばという気持ちにさせられます。確かに不快な描写もありますが、最後に読んで良かったと思える作品です。 | ||||
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| 我孫子さんの代表作で、確かに伏線の張り方は見事だし、騙されたぁって思うだろうけど、すでにいろんなとこで噂になりまくった後で、何かある何かあると思いながら呼んだので、驚きは半減。何の先入観もなしに読んでいたらこの本神がかっているかも | ||||
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| タイトルだけ見て、ホラー小説だと思ったら・・・!?ネタバレは伏せますが、グロ~いのとか平気な人におすすめです。とてもおもしろくて、読み始めたら、一気に読んでしまいました。 | ||||
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| 最初のページを読んだときからどんどんひきこまれていき、やめられなくなります。少し残酷な描写があり、顔をしかめてしまうところもありましたがとにかく読み始めたら止まりません!そして・・・・・最後は愕然!!呆然!!もう一度読まずにはいられません!!!電車の中で読んでいたらわれを忘れて降りる駅を間違えてしまいました。 | ||||
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| はっきりいって今まで読んできた本の中で衝撃を受けたのはこの本がはじめてです。始めは、多少猟奇的な表現に読むのを躊躇していましたが読み進めるうちにぐいぐい引き込まれラストシーンを見たときに受けたやられたという感じと読後の爽快感。ストーリーがわかっても定期的に読み直したくなります。まだ未読の人にはぜひともお勧めしたい一冊です。 | ||||
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| 読んでいる途中、訳が分からなくなると思いますが、最後まで読み進めると本当に本当に唖然とします。ちゃんと伏線が張られているにもかかわらず、ラストのトリックで強い衝撃を受けます。作者は「社会派ではなく、本格推理物として書いた」と言っていますが、最後のどんでん返しを読んだ時、下手な社会派ミステリーよりも現代の犯罪の姿を映しています。幼女連続殺人事件が騒がれていた時に書かれた物ですが、今読む方がタイムリーだと思います。ミステリーとして優れているのは言うまでもないのですが、現代社会の病理がしっかり描写されていて、ミステリーの枠を超えて現代文学の傑作と評価されても良いと思います。我孫子武丸氏の代表作です。 犯罪心理学を勉強している人、弁護士や警察官(志望者も)、マスコミ関係者は、絶対に読むべきです。 笠井潔氏の解説も秀逸。 この『殺戮にいたる病』が気に入った方には、ストーリーも雰囲気も路線も全然違うのですが、『プラスティック (講談社文庫)』もお薦めします。 | ||||
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| 名作との評判は聞いていました。かなり身構えて、邪推しながら読み進めていたにも関わらず、全く見破れませんでした。読み終わったあと一瞬理解できませんでしたが、読み返すとじわじわとくるものがあり、読めば読むほど巧いミスリードだと気付かされます。猟奇的な描写は我慢して読む必要がありましたが、この結末はやはり読んでおくべきです。ご多分に漏れず唖然とできること間違いなしです。 | ||||
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| アカン! もう「やられた!」って感じ!ぐうの音も出ぇへん。読んだ後にもっかい読まな、気が済めへん! | ||||
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| 色々と社会的な言及がなされる作品だが、サイコホラーとしての中途半端な魅力よりも、ラスト1ページで明らかにされる、精緻きわまるプロット(詐術)にこそ、本作の真の魅力があると断言する。あなたも、この本の最終頁をみて、唖然とすること請け合いである。たとえが悪いかもしれないが、「シックスセンス」を観終えた感じに、すこし、近い。 | ||||
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| この作品には、タイトルからも察せられるようにサイコキラーが登場し、生理的嫌悪感を感じる描写が多々ある。しかし、サイコキラー対警察と言ったありふれたパターンを描くのではなく、自分の息子がサイコキラーではないかとの疑いを持った母親や、被害者の妹から犯人を捜し出すことを依頼された元刑事のなどの視点を絡め、奥行き感を出している。そして、最後の1ページでやっとわかる大どんでん返しの真相は、小説ならではの醍醐味である。この様な作品を書き上げた、著者の能力も高く評価したい。 | ||||
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| 映画『羊たちの沈黙』シリーズなどの、サイコ物が好きな人にお勧めな作品。猟奇犯罪へいたるまでの心理描写と犯行の様子が丁寧に描かれ、読者を怖がらせてくれます。性描写や過激なスプラッターなシーンが多いので18歳以上向き。人によっては吐き気を催すかも。連続殺人鬼を追う元刑事と被害者の妹は独自に真相に迫っていきますが、読者も驚く衝撃のラストを迎えます。小説ならではの仕掛けが施され、より深く現代社会の恐ろしさが身に迫ってきます。巻末の解説も秀逸。 | ||||
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| 私は小説など滅多に読まないのですが、我孫子 武丸氏の作品だけは読んでいます。何故か読みたくなってしまいます。その理由はやはり直感で面白いからだと思います。直感です。直感。みなさんも是非読んでみてください。 | ||||
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