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殺戮にいたる病
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殺戮にいたる病の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.77pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全409件 341~360 18/21ページ
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| 宮部みゆきの「模倣犯」は、読んだあともすっきりせず、ただ、終わったという徒労感だけを味わった。こちらは、読んだあと、おや、と思った。最初のページを開く。全てが繋がった。猟奇的な描写こそあるが、読み終わった後に、徒労感は残らず、逆にすっきりとした清々しさを感じた。私は、ミステリーとは最後まで読めば、必ず全てが解決されるものだと思っている。本作は私の期待通りだった。 | ||||
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| 主婦の蒲生雅子は少なからぬ不安を抱いていた。かわいいわが子が殺人犯なの ではないか。そんな疑惑を抱き始めてから気が気ではない彼女は、息子のことを それまで以上に嗅ぎまわり始める。その向こうに、信じられない結末が待ち受けて いるにもかかわらず・・・。 本作は血なまぐさい猟奇殺人が、加害者、加害者の家族、被害者の遺族などの複 数の視点から多角的に描かれていくミステリーだ。「普通の状態」の異性を愛せない 犯人が、次々と若い女性を手にかけていくその犯行の様子は残虐無比で、思わず 心臓の弱い方ないし妊娠中の方うんぬんの但し書きをしたくなるところだ。 ネタバレ厳禁な本作であるが、一つだけ指摘するとすれば、読者の心理的なハードル の下げ方が上手かったと思うのである。「なんだよこれ?このままいくとなんも起きねぇ じゃねぇか」と、ページを進むにつれ読者はまんまと心のガードを下げることとなるのだ が、最後の最後で強烈なカウンターパンチをくらうことになる。ややステレオタイプな母 親や深みに欠ける加害者本人の心象も、今にして思えばそのための陽動作戦だった のかもしれないと思うのだが、はたしてどうだろうか。核となっているトリックもさることな がら、実はそこが巧みだった。 筒井潔による本作の解説も、本作のトリックと明らかになる真相が、一種の現代批評 になっているという指摘は、言われてみればなるほどと思わされる。秀逸だ。 これを読み終わった僕は、「なんかすごい結末の小説知らない〜?」と常日頃から訪 ねてくる知人に読ませ泡を吹かせたくて、早くも今からうずうずしている。ぐふふ。 | ||||
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| あなた、いったじゃないですか なんでキズカナカッタのですか? | ||||
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| サイコパスの人間描写が異常に上手い。また、その人間関係についても必要なものを綺麗に書いてある。 こういう人間に興味のある人にはぜひオススメしたい。 某アレについても、それを知ったとき妙に心にしっくりくるものがあると思う。 | ||||
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| ヤバい…久々にヒットもヒット、あわやサク越えのサイクルヒット。犯人が捕まるところから始まるこの物語の魅力。勿論、残虐な殺害シーン、官能小説ばりの性描写も素晴らしいが、やはりラストに待っているどんでん返しのオチには恐れ入りました。探偵役、犯人、その家族の三つの視点が入り混じり、少々戸惑うかも知れないが、その全てが伏線となった、綾辻氏の『館シリーズ』や星新一氏の作品によく見受けられる俗にいう“映像化できない小説”。読み終わってすぐ最初のページから読み返したのはコレが初めてかも(笑) | ||||
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| 騙された。 事前にレビューを読んで、流れはわかってはいたものの「騙された」 完璧なまでの、ミスリード! 最終の展開で「え??」と、思わず声に出た。 みなさんのレビューで、散々「どんでん返し」という言葉を聞いてたので いつ来るか、いつ来るか…。 どこかに付箋がないか…。 探り々、読み進めたのに、騙された。 リストマニアのリストに、筆頭で上げられる小説であるのも頷ける。 文章が読みやすく、すいすいと引き込まれて行く。 途中で「ん?」となる部分も若干はあったので 今思うと、この本は 何もしらない状態で読むのが一番なのだと思う。 しかし、レビューを読まないと この本には出会ってなかったので その点は感謝したい。 犯人の心の闇が、怖い。 そして、こんな闇を持った人間が 傍にいても きっと気づかないと思うと、もっと怖い。 残酷な描写は目を覆いたくはなるが、この話には必要だと納得。 本人には当然のことなのだ。 自分がどれだけのことをしているのかさえ、感知していない。 ただ「愛」が必要なだけなのだから。 結末がわかった時点で、もう一度読むべきかもしれない。 何も知らない人に、何も言わずに薦めたい。 そして、こっそりほくそ笑む。 そう思える本だ。 | ||||
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| 非常に良く出来ている。わかっていても気持ちよくだまされた。気持ちよく落とされた。最後の最後まで引き付けられて、いきなり落とされる快感。ストーリーに強引さはなく、読者は思わぬところで「ストン」と落とし穴に落とされるように引っかかる。文章も巧みで、抑制が効いているために余計にスリルが増す。非の打ち所がないほどうまいミステリーなのだが、これは読み手を選ぶ。なぜなら、猟奇的な殺人事件が連続して起きるのだが、その描写の凄まじいこと。その「おぞましさ」と冷たい筆運びがこのミステリーの「上手さ」のひとつには違いないのだが、子どもには間違っても読ませられない。そこまで詳細に変質者を、その行動を描写しなくても・・・その男は始めての殺人を犯したことにより、その快感に溺れるようになり同じような殺人を繰り返す。一方、ある家庭の主婦は自分の息子の行動に違和感を持ち始め、息子が殺人を犯し始めたと疑いを抱く。感情に任せて殺人を繰り返す男と、息子が殺人を犯したことを確信し始める母親。そこに絡む被害者の妹と元警官。それぞれの行動が少しずつある一点に向かって収束し始める。そこで読者が目にするのは驚くべき真実だった。これは間違いなく叙述トリックの傑作だ。ただ、かーなーり気持ち悪いけど。 | ||||
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| 以前から本屋で気になっていたので電車の移動中(3時間半くらい)で読みました。読んでて気持ちのよいものではありませんが、ラストは完全にだまされました。叙述トリックでは『葉桜・・・』『弁護側の証人』より唖然度はありました。 | ||||
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| 騙された。つーか、これは騙されたというのか…映像化してほしいが、間違いなく映像化できない作品 | ||||
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| 高評価の皆さんのコメントと同じく、最後で度肝を抜かれる作品です。ただ、殺人…と言うか、その後の遺体損壊の描写がかなり詳細でドギツイので、スプラッタ系やグロい話が苦手な方には絶対にオススメ出来ません。あと、何か食べながらとか、食事の前後も止めた方がいいと思います(汗)皆さんが既に語ってくださっているので、その他細かい事は省略しますが…この作品を読んだ方は、絶対に人にラストを話してはいけません(笑)実は読んだのは大分昔なんですが、また読み返してみたくなりました。ただ、この作品を読んでから、岡村孝子さんのあの歌が凄〜く怖くなっちゃいました(^^;) もう普通の感覚じゃ聴けないなぁ…。 | ||||
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| 読後感はともかくとして、ミステリとしては秀逸。3人の視点によるザッピングと、章立てを使った巧い仕掛けを施している。これはこの作者がよく使う手法なので、読みながら情報を整理することは可能。 故意かどうかわからないが、違和感を感じる表現もあるので、注意深く読めば惑わされることはないだろう。 ☆をひとつ差し引いているのは、終盤、結末に向けて加速する中で、ちょっと雑になったような感じを受けたからだ。そのためにラストの衝撃が薄れてしまっている。 | ||||
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| このレビューを書く直前まで、雅子の外見ににちびまる子ちゃんのお母さんのようなパーマ頭のオバチャンなイメージを抱いていました。しかし、ふと思うのです。物凄い美人で驚異的な若々しさを誇っていたなら、一連の言動に対する印象も全く異なる。活字作品の醍醐味ですね。さて、本作品について申し上げれば、どうしても読破直後に読み返したくなる心理が働きます。克明に稔逮捕までの軌跡が記されているにも関わらず、私はまんまとしてやられた幸せ者でしてね。嬉かったですねぇ。ニヤけながら、直ぐに読み返しましたよ。 追伸:雅子に無理矢理グラタンを食べさせられた蒲生家の長女の愛ちゃん……出番が殆ど無かったので、相当に精神が病んでしまった彼女視点のドギツイ続編なんかを思わず期待してしまうのでした。 | ||||
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| 読もうと思って読んでなかった一冊。 秋の夜のお供に数冊買ったうちの一冊でしたが,本作品が一番面白かった。 グロい表現が,気になるところもありますが,氏が原作を手がけたサウンドノベル「かまいたちの夜」や,同2をプレイしたことがある人なら,このグロさもリアリティを演出する上で不可欠なことが分かると思う。ただ「殺しました」「血が出ました」ではなく,グロさをちゃんと描くことで,犯人の狂気を読者に突きつけるわけです。(その意味では,かまいたちの夜と真逆の演出をしている) そこに気を取られたまま,読み進めると,最後に,トンでもない落ちで,読者を奈落の底に叩きつけてくれます。手法としてはオーソドックスなんだけど,その伏線を伏線と感じさせないのは,氏の力量の成せる技ですね。 | ||||
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| 最後のページを何度も読み返して漸く理解しました。 何故、是ほどまでに理解が追いつかないのか、その答えは作者の絶妙な伏線の張り方にあると思います。 「なるほど」と感心しても、「これは、矛盾しているんじゃないのか?」 と思えることもあるのですが、更に深く考察すると「そういうことか!」と納得してしまいます。 いやはや面白い。 再読の価値有りですが、私は短時間で読み終えたので記憶を頼りにストーリーを最初から追ってみました。 少しネタバレが入りますが 所々に散りばめられたヒントを元にピースを嵌めて行くと、 物語の全てが繋がったときに奇妙な感覚が楽しめます。 最後まで一人称で語られることの無い登場人物が ──どう、行動し何を考えていたのか。 そんな新たなストーリーが生み出されるのです。 再読された方は、まったく同じ小説でまったく新しい物語を読むことができたでしょう。 主観的には少々グロテスクでしたが所々ブラックなジョークがあって笑えてしまったのですが、 どうやら一般的にはかなりハードな内容らしいのでエログロが苦手な方にはお勧めできないでしょうね。 | ||||
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| 今まで読んだ小説の中で、ラストがとても好きな本。 貫井徳郎の慟哭も、衝撃のラストで 乙一のGOTHとかの暗黒系と同じ(それ以上の)暗黒さ(グロさ)で その2つが1つにまとまった本。個人的にはとても好みです。 書き方もとても読みやすく、一気に読めるはずです。 グロいのがニガテでない方であれば、これはおススメします☆ | ||||
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| 自分は根っからのゲーマーで、PS2のサウンドノベル「かまいたちの夜2」の、おまけシナリオを見て、我孫子武丸のあまりの馬鹿さ加減に大爆笑し、この人はどんな小説書いてるのだろう?と思い、とりあえず一番売れているこの作品を見てみる事にしました。 さっそく読んでみると…、あれ、作者間違えたかな?と思うほど“グロい”作品でした。 しかし、続きが気になり最後まで読み終わった時…、はい?なにが起こった?と思い、生まれて初めて小説を最初から読み返しました。 2周目を読み終わった時、この作者天才だ。と思い、さっそく、同じゲームをやった友達に、我孫子武丸って、ただのアホなおっさんじゃなかったよ!と報告して、是非読めとすすめた所、活字読むのめんどくさいから、映画もしくはゲーム化したら見ると断られました。その友達は、一生この凄い作品を見ることは出来ないでしょう、何故ならこの作品は、いろんな意味で映像化が不可能ですから。 | ||||
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| 我孫子武丸氏の最高傑作と名高い作品。ですが、そんなことはつゆ知らず、まったく先入観などは持たずに普通に読み進めていきました。 犯人の異常行動の描写がすさまじく、人によっては読み進める事ができないかもしれません。 その文章に引き込まれ、人間が狂っていく様にスリルを覚え、最後にはどう破綻するのか? それだけに気を奪われ、完全に見落としていました。 これは推理小説です。能動的に楽しむことができれば、ただ読むだけよりも数倍面白い作品であることは間違いありません。 | ||||
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| 「かまいたちの夜」で作者の名前を知って、試しに読んでみました。 最後の1行ですべてをひっくり返されました。 犯人の日常やグロいシーンなど、すべてがラスト1行の伏線になっています。 いろいろなどんでん返しの小説を読みましたが、 これほど鮮やかなどんでん返しは他に知りません。 必ずもう一回始めから読みたくなる小説です。 | ||||
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| とにかくオチのどんでん返しにつきます。 何しろ300ページをラスト1ページのための伏線として徹底しているわけですから、 ともすれば、それまでの展開が投げっ放しに感じてしまう程かもしれませんが・・・。 文章力も確かですし、ここまで破壊力のあるオチもそう無いので 一読の価値有りです。 | ||||
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| いわゆるどんでん返しモノとしてはこれまで読んだ中で最高の出来です。オチの見事さだけでなく小説として優れた描写力が発揮されているのが他との違い。猟奇的な場面が頭に浮かびますがそれも文章力があってこそ。「星降り」とは比べ物にならない。 | ||||
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