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殺戮にいたる病
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殺戮にいたる病の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.80pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全383件 261~280 14/20ページ
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叙述ものだと分かってたので身構えて読みました。 最後まで騙されて読んだけれど、所々引っかかるところはあって、最後のシーンでなるほどと思うところもありました。 それにしても犯行のシーンはちょっとやりすぎかなと。嫌悪感を抱く人も多いと思います。 まあ最後まで読んで楽しめたからよかったけど。 最後に蛇足ながら、kindleで読む方は初読みの時はハイライト機能をoffにすることを強く勧めます。 | ||||
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【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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語りは淡々と。描写はバカ丁寧に。衝動的に起きる事件。 こう言うと推理・サスペンスのように聞こえるが、そういうわけでもない。 重々しい情景が人物たちの『主観』によって次々と展開していくさまは、正に著者の特色のように思う。 犯人は誰か?ではなく、犯人像を読者に想起させるこの物語にきっと誰もが騙されるだろう。 そして僕も騙され、思い込み、先入観を反省した。 | ||||
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睡眠時間削って、一気に読みました。 最後は「えっっっ!」とびっくり衝撃でした。 ただエロいですね、友達や親に進めていいのかちょっと悩みます。 | ||||
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ラストの驚きで言えば、優良などんでん返し小説。 一度よんだら、忘れられないので、驚きを求めるなら 二度とは読まないだろうが、純粋に面白かった。 残酷描写がお嫌いな方にはおすすめできないけれど、 騙された感は清々しい、面白い小説。 | ||||
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物語そのものも読み応えがあり楽しめた。 最後に、「先入観のずれ」が明かされて本格ミステリーで味わうような感心をえることができる。 ある意味、爽快感みたいな。でも、ページを戻って読み直してみたくなるような。 | ||||
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思っていたよりきれいで、梱包もしっかりしていました。 早く着いたのでありがたかったです。 | ||||
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「新本格」というと、綾辻行人が「十角館の殺人」の冒頭で登場人物に語らせているように、「社会派」の人間を描くミステリーに対して、パズル的要素をもったミステリーこそが面白い、という主張の元の作品群となっている。 そこで「人間を描けていない」といった批判が初期にはあったが、逆に「人間を描くつもりはない」と言う作家もいた。(このミスのバックナンバーあたりで作家のインタビューを見れば、そういうのは見つかると思う) ネタバレで書くが、この作品の犯人については、それこそ宮崎勤らのような殺人者と比べてみて、何のコンプレックスも、女への恨みもなく社会的な成功者で、かつ、年齢などの点でも現実とは違ったものとなっている。良い意味でリアリティがないのだ。 そのため、猟奇趣味に走っている殺人の場面にしろ、作り物という感じがあり、比較的安心して読める読み物になっている。安易に女性をホテルに連れ込めるくらいのイケメンという設定なのも生きている。ピカレスクロマンだな。 そのあたりのバランス感覚にしろ、殺人者の独白と刑事側の交互の章立てで続く文章からの、叙述ミステリーにしろ、これはこれで「新本格」の一つの到達点だな、という感じがした。 | ||||
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今更ながら読みました。 ミステリという物をふんだんあまり読まないので、明確な違和に気づくことなく、最後の最後に素直に騙されました。 前情報で「すごい」だとか「これは騙される」という話を聞いていたので、そこそこ注意深く読んでいたのですが、最後であっけなく、 なるほどな、と思わされました。 これが俗にいう叙述トリックと言う奴なんだと。 読んでる途中の微かな違和感と言うか、あれ? と思う部分があるんだけど、 それが全てが最後の数行で種明かしされるような感じです。 そこまでの持って生き方も上手いし、退屈させません。 なにしろ読みやすく、とても上手に構成されている小説なのでお勧めです。 ただちょっと、その最後の数行で、僕の様にひねくれてる人なんかは、ずるい! それはなんかずるい! と思ってしまう人も居るかも。 僕なんかはちょっとそう感じてしまった。もちろんこういう小説は、そのような言葉遊び的トリックを楽しむものなんだろうけれど。 でも巷の評価に値する小説だと思うので、興味がある方は是非読んでみる事をお勧めします。 | ||||
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エグいけどスピード感あるし、今の時代あるかもしれないと思えば、止まらず読みました。けれど、最後の落ちが今一つ理解力のない私でした。 | ||||
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読み終わったのに、すぐに続けて同じ本を2回も読んだ事に驚いています。 必ずあなたも読み返し虜になる。 そして、読めば読むほどに味が出て、 どんどん虜になる作品。 ただ、これを親しい友人や家族には お勧めできない事が残念です。 内容がハード。 そして時間軸の使い方や視点が、 本当にさすがですとしか言いようがない。 是非猟奇好きなら読むべき! | ||||
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複数の登場人物の目線から語られるある猟奇事件。 物語は読者の頭の中で再構成され、テレビドラマのように再生されていきます。 そして… それでは二周目に行ってきます。 | ||||
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ゲーム界で有名な方だということは後から知りました。 推理小説、猟奇小説として単純にものすごく楽しめました。 自分が想像していた犯人像がどんどん信憑性を増していったあげくにこれかー!!! という衝撃のラスト。 えー!!それで終わりーーー!!みたいな。 ラスト5行くらいですべてがどんでん返し。 無い話じゃない。ただただもうびっくり。 結構プライベートなことでショックがあった時に読んだのですが、 その痛みを一瞬忘れられるくらいの衝撃度がありました。 推理小説はこうでなくちゃと思わせる作品です。 | ||||
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お風呂でそんなことをするな!と思ったけど好きです。 スプラッタとセックスの絡み具合が絶妙でした。 | ||||
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どうゆうことですか?もう一回読まなきゃ!意味がわからない!! | ||||
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怖くてなかなか読めなかったこの本を読みました。 そして予想通り怖い(笑) 惨殺シーンはやはり鳥肌モノですね。 そしてそれがピーとなる所はうわうわ、と思いながら読みました。 サスペンスホラーものとして私は好きです。 ラストのオチについては私は読書慣れしてるのか そこまで驚きませんでした。 でもやっぱりそういうオチがついてた方が話として着地点が見えますもんね。 テクニックの一つとしてありかなと思いました。 話の構成は犯人・蒲生稔とそれを追う人々、そして母・雅子の3者の視点の繰り返しです。 徐々に絡み合っていく3者という書き方が絶妙で終始ハラハラしながら読みました。 名書と言われてるだけはあります。 今読んでも相当面白いです。 | ||||
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作中のネタバレに言及しています。 未読の方は最大限ご注意されますよう……。 最後に大どんでん返しがあるという評価に興味を持ち、 またミステリーが好きなのでいつか読もうと思ってた本作、 ついに今しがた読み終わりました。 その圧倒的カな衝撃と言ったら、もう……。 他のレビュー様と同様、結末が理解できず、重鎮笠井潔氏の後書きを呼んでようやく理解。 ……したのか? いや、どういうことだ? それおかしくないか? 再び結末を読み、冒頭から読み返し、やっとやっと理解。 まんまと騙された! これが叙述トリックですか! すごい! 本書は今となっては古い作品ですが、現代において問題視されていた核家族と 猟奇殺人とを絡めたが故の狂気を描いた作品として、素晴らしいものがあるのではないかと。 そこにまんまと騙されるのではないかと思います。 終盤では、躊躇なく実の息子を殺し、母親を殺し、死姦すら及ぶその常軌を逸した行動には、 今までの猟奇的な犯行に加え、ただひたすら恐怖と戦慄を覚えるばかりです。 もっとも、一番怖いのはその犯行動機でしょうか。 むしろそれは殆ど重視されておらず、「母親への愛」と、一見シンプルなものになっています。 それをここまでグロテスクなものに描けてしまうのは、作者の一種の才能といえるものでしょうか。 本作最大の叙述トリックである、「犯人=息子」という先入観一つでここまで描いているわけですし、 シンプルイズベストを地で行く直球勝負の姿勢には、ただただ感嘆するばかりです。 叙述トリック自体は、アガサ・クリスティーの「アクロイド殺し」が先駆的な作品であるそうですが、 『現代版アクロイド殺し』と評価しても過言ではないのでは。 劇中何度も凄惨な陵辱シーンが出てくるのにはかなり嫌悪感を覚えると思います。 読みやすいが故の淡々とした進行に飽いてしまうやもしれません。 しかし、最後の結末は、貴方を裏切らない。 現代日本の極普通の家庭が狂気を孕んだ時、どのような悲劇を辿るか想像させずにはいられない、 現代ミステリーの傑作のひとつと言えるのではないでしょうか。 もっとも最高の恐怖は、事実は小説よりも奇なり、ってことでしょうか。 | ||||
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読み終えた後、必ずもう一度読みたくなる一冊です。 残酷描写が苦手な方は読むのがつらいかもしれませんが 読み終えた後は、驚くこと間違い無しです。 ややずるいなーと思う点が本文中にあったので 星4つとしました。 | ||||
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思いっきり騙された。 濃厚な性描写や、不快になるような殺戮の場面が個人的には好きだ。 | ||||
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最初から最後まで読みやすく、衝撃のラスト。 読んでいて本当に気分が悪くなったのは初めてでした。 ついつい想像してしまい、読み止まってしまうが面白さで進めてしまう。 が、【殺戮にいたる病】についての話では無く 【殺戮にいたる病】にかかっている人の話である事。要は快楽殺人者 小説のテーマではよくある話 手に取る時に殺戮にいたる病について、知りたいや感じたいと過程を想像して手に取った人には 最初から最後まで駄文になるだろうと思う。 | ||||
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