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キル・リスト
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キル・リストの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.05pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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フォーサイスは久しぶりに読んだ。 皆さんが言っている通り、このページ数で上下2冊はないだろう。 これより100ページ多くても1冊の本はたくさんある。 内容は、展開があっさりしているというか、なんか、すーっと進んでしまう。(テンポがいいということでもない)各状況、場面での掘り下げが浅いように思う。 最初の方、主人公の生い立ちを書いている部分など、履歴書を少し詳しくした感じで、思い入れはできない。 あと、他の作家でもたまに出くわすのだが、銃に関して素人のようなことを平気で書いている。 最後の方で、拳銃を撃ったが弾が出ない描写がある。 拳銃はブローニングハイパワーでマガジンはフル装填という状況で、 「拳銃の引き金を絞った。ハンマーが落ちた、が、薬室が空だった。不発だ。もう一度、引き金を絞る。また不発。とても珍しいが、起こりうることだ。」とある。 しかし、ことオートマチックではこんなことは絶対に起こらない。そもそも戦闘前にはコックアンドロックしておくのは当たり前。 コックアンドロックとは、マガジン装填後スライドを引いて離すことで薬室に弾が装填される、その状態ハンマーがコックされるので、セーフティをかけるか(またはデコッキングしてハンマーを下ろしておく)。セーフティーを解除して引き金を引けば発射できる。 「薬室が空だった」というからにはそれをしていないということ。さらに、薬室に弾が入っていない場合ハンマーはコックされていないので引き金は引けない。 次に「もう一度引き金を絞る、また不発だ。」とあるが、この状態では何度やても引き金は引けない。 また、不発という言葉も適切ではない、空撃ちにあたるけど、この場合引き金が引けないだけで空撃ちもできない。 薬室が空ならばスライドを引いて装填すればいいだけだが、この先主人公は拳銃を捨てることになる。銃を使うアクション場面でこういう誤った記述は本当にしらける。まして、ここぞという場面である。 そう言えばあの暗殺者の作者マーク・グリーニーも、一度このような表記をしたことがあったが、そのあとの作品では弾切れ時の描写は正確になった。誰かに指摘されたのだろう。 | ||||
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最近の話題をとらえた海賊退治の話は情報戦の記述は読者にとって聊か理解しにくい | ||||
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ジャッカルの日からのファンなのでいつまでも付き合いますよ。 この程度の内容ならいつでも書けるのでしょう。しかし他の方がおっしゃられている通り2冊にする意味がない。 本棚に並べても綺麗でない。 次の作品は分冊して欲しくない。 | ||||
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回想録の方が逸早く文庫化されて、まさか「キル・リスト」は文庫なし? と心配していたので、ひとまず目出度い。 しっかし、合わせても450頁にしかならないのに、上下巻に分ける意味ないでしょ。どうも「アヴェンジャー」以降のフォーサイス作品は必要もないのに分冊して価格を吊り上げる悪弊に染まっているようだ。悔い改めなさい。 作品そのものについては単行本刊行時にもレビューしているので繰り返さないが、「神の拳」より後の作品では敵が皆小粒。物語のテンポはいいけど、サスペンスがちと足りないかな。著者もお年を召して、構成の緻密なストーリーを書き継ぐ体力・気力が衰えているのかも知れない。 とは云え、「本作で最後」の引退宣言はまたまた翻されて、来月末には新作がお目見えするそうだ。やっぱり楽しみだねぇ。期待していますよ。 | ||||
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アメリカの非合法暗殺対象者名簿であるキル・リストに掲載された「説教師」を追い詰める,元アメリカ海兵隊兵士である「追跡者」の物語です。説教師はインターネットの動画サイトのみで社会に潜むイスラム狂信者を目覚めさせ,要人暗殺に導く謎の人物。本名も素性も分からない説教師を追い詰めていく過程が淡々と描かれています。 冷戦時代のソビエトとアメリカの対立を背景にした,かつてのフォーサイスの小説はとても読みごたえがあったのですが,前回のコブラ同様,敵対するのが麻薬組織やテロ組織といった小粒になった途端,話がこじんまりとして,テロップにも無理があるような気がしています。かつての胸躍るエスピオナージはもう望めないのかなとちょっと残念に感じた一作でした。 | ||||
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プロットの展開は良いのだが、排除すべき事件の内容が今一つシリアスでないので、作品全体が絵空事になっている。 | ||||
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