■スポンサードリンク


忘却のパズル(忘却の声)



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
忘却の声 上
忘却の声 下
忘却のパズル (創元推理文庫)

忘却のパズル(忘却の声)の評価: 3.83/5点 レビュー 6件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.83pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(5pt)

人間の悲しさ

認知症の怖さがよく伝わってきました。しかし、それよりも、家族の絆の強さとか、刑事の人間的温かさ。何より母と娘の間の愛情たっぷりのミステリーだと思います。
忘却の声 下Amazon書評・レビュー:忘却の声 下より
4488010245
No.2:
(5pt)

認知症のリアリティに溢れたミステリー

優秀な外科医でも、認知症になるんですね。認知症の女性が主人公という難問をクリアして、リアリティに溢れていて、どんどん引き込まれ、1日で上巻を読み終えた。下巻を読むのが楽しみです。
忘却の声 上Amazon書評・レビュー:忘却の声 上より
4488010237
No.1:
(4pt)

身近だからこそ、怖いです

「わたしは64歳・・・」とかなんとかの、小学生の日記風の「あらすじ」を読んで一度は放り投げかけた一冊。
しかも「認知症」?
おもしろくなさそー(苦笑)!
そのうえ装丁はなんだかメルヘンちっく・・・
ところが、モノは試しと読みはじめたら、とてもコワいお話しでした。
45歳以下の読者にはわからないかもしれませんが、自分にも身内にもまちがいなく忍び寄る「老い」の影。
その衰えの途上でいきあたってしまう暴力や殺人といったシーンに、無力な老人はあらがう術もありません。
派手なドンパチやカーチェイスはもちろんありませんが、「すぐそこにある危機」的な、誰にでも起こりうる現実的なテーマが、サスペンス好きをじゅうぶん満足させる作品になっています。
「そうなった時」にはじめてわかる、家族の絆、友情の大切さ。
しかし、それさえも一歩まちがうと、なれあい、しがらみ、はてしない厄介さに姿を変え・・・
着地は想定内で、さしたるサプライズはありませんでしたが、しんとした余韻とともに、

「もしかしたら、こういうこと、けっこうあるのかも・・・」

と背筋が寒くなる一瞬も。
やたらイケメンの元SAS隊員や国家的陰謀うずまく別世界のお話しにはもう飽きた、という方におすすめです。
忘却の声 上Amazon書評・レビュー:忘却の声 上より
4488010237

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!